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12.しんねん

新年あけましておめでとうございます。

本年も未来の学校を創る委員会をどうぞよろしくお願い致します。

 

元旦に発生した能登半島地震

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

心の安定が大切です。

話をしたり、読書をしたり、ゲームをしたりすることで心をの安定を保つことも大切です。

今、必要な行動を。

 

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地震についての話が出てくるので、少しでも嫌な気持ちになられる方は、ここで読むことをストップしてください。

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私の奥さんは北陸出身です。

沿岸近くに住んでいる家族や親戚・多くの友人が避難していたようで、とても不安な様子でした。家の中は大量の物が散乱したりしたそうです。

 

私はこの時、子供と散歩に出掛けており、公園にいました。立っていても揺れを感じ、子どもも同様に感じたようでした。

 

子「何があったの?」

私「地震があったみたい」

子「ジシンってなに?」

 

私は地震について、子どもへ説明しましたが、3歳の子どもはうまく理解できません。

 

「なんでゆれるの?」

「どうやってゆれるの?」

「プレートってなに?」

「ヨシンってなに?」

「じしんって怖いの?」

 

すごい質問攻めでした。私はその質問にとことん答えていましたが、突然

 

「帰る!!」

 

と言い出しました。いつもは公園で1時間ほど遊びますが、この日は15分程度しか経っていません。

 

私「帰るの?どうかしたの?」

子「帰る!走って帰る!!」

私「なんでかな?」

子「ママが泣いてるかもしれないから!」

私「ママ?」

子「怖い時、ひとりだと寂しくなるよ。泣いてたらよしよししてあげないと!」

 

一緒に走って帰りました。

家に着くと、スマホを持って不安そうな奥さんに

 

「もう大丈夫だよ」

と子どもが声をかけていました。

 

子どもは純粋無垢です。信念も強い。

信念を貫くためには何でもします。

純粋無垢なために、大人では想像しないような優先順位で動きます。

子どもは帰ることが最優先だと判断して、主張して、行動に移しました。

 

誰かのために

 

小さな子どもにも、この考えは既にあることがわかりました。誰かのために動く時、人は想像以上の力を発揮します。

 

私は今回、子供の話をしたいわけではなく、誰もが持って生まれたものを今一度大切にしてほしいと思い、ブログを書きました。

 

必要な時に、必要な学びを。

我々が日頃から目指しているものです。

私たちは学びを通して、貢献していきます。

 

皆さんの信念は何でしょうか?

 

被災された方々のため、私も今必要なことを考えて行動したいと思います。