ブログ

不登校復活の道(ブログ)

90 安心感の生まれ方

90 安心感の生まれ方 
 
 
 

子供の気持ちに耳を傾けていると、可愛いな、と思えてきました。 

 

次男が生まれてからの子育ては、ただただ大変でした。 

 

楽しみながら子育てをしてはいませんでした。 

 

「楽しませなきゃ!」と、思いながら子育てしていました。 

 

私は子供が嫌いなのかな? と思う事もありました。 
 
 
 
 

お義母さんは遠方に住んでいる為、年に一度しか会いません。 

コロナ渦もあり、3年ほど会っていません。 
 
 
 

優しく、芯の強さを持っているお義母さんは、 

「不登校はどうでもいいよね、まず、親が元気になることよね」 

と、私に言ってくれました。 
 
 
 
 

真面目で、一生懸命な私の母は、私よりも心配そうでした。 

「どうしたらいいんだろうね」 

「困ったね」 

「大変だね」 
 

 

 

母は、孫の不登校のことも、その事で精神的に不安定になっている私の事も、すごく心配してくれていました。
 
 

 

上の姉はいつも、 

「絶対大丈夫だよ。分かるもん!」 

と、在宅ワークのパソコンに集中しながら、カラッとした感じで励ましてくれました。 

 

「私、あんまり外さないよ」 

「根拠はないけど、長男君は大丈夫だと思うよ」 

 

大変な人生経験をしている姉が、重くなく、軽くもなく、 

「大丈夫、大丈夫!」 

と言ってくれると、私の情緒が安定しました。 
 

 

 

その反応から、学びがありました。 

「子供も同じ心理なのかな?」 
 

 

 

「大丈夫だよ!」 

と信じてくれる人といると、安心するのかな。 
 

 

 

私は、子供に、安心を与えて育ててきただろうか? 

気持ちを受け止め、包み込むように子育てしていただろうか? 

私の不安、怒り、苛立ちを、子供達に伝染させてはいなかっただろうか? 
 
・・・ 
 
圧倒的に後者でした。 
 

0

89 医療センターの日

89 医療センターの日 
 
 
2021.11.1 
 
 
出発直前まで、どう長男を連れて行くか考えていました。 

結局、寝ている長男を抱っこし、車に乗せ強行突破です。 
 
 
 
朝早かった事もあり長男は車中、ずっと寝ていました。 
 
 
 
到着し、寝ている間に手続きを済ませました。 

 

 

呼ばれる5分前、 

頭がボサボサで、寝ぼけた長男を、診察室前に連れて行きました。 
 
 
長男: 

「は?」 

「なに?」 

「どこ、ここ?」 

「・・・」 
 
 
 
診察の時間になると、畳の部屋に通されました。 

主治医の精神科医、臨床心理士、学生の様な臨床心理士さんも2人いました。 
 
 
 
 
日当たりが良く、ポカポカした部屋で問診が始まりました。 

私が、予約時に記入した問診票は6枚。 

事細かに幼少期の発育歴を書く欄がありました。 
 

 

 

こんなこと、覚えていない!という質問がほとんどです。 
 
 
 
それを、ペラペラめくりながら、主治医の先生が長男に話しかけました。 
 
 
 
主治医: 

「長男くん、はじめまして」 
 
 

長男: 

「・・・」 

主人の腕を掴み「何これ?」 
 
 

主人: 

「ん?」 
 
 

主治医: 

「長男くんのこと、色々教えてもらおうと思うけどいいかな?」 
 
 

長男: 

「嫌だ」 

「怠い」 

「つまらない」更に強く、主人のうでをつねりました。 
 
 
 
主人が、 

「痛たたた・・・」 

と身体をひねっていました。 
 
 

 

長男は、 

「ねー、なにこれ」 
 

と言い、私を睨みつけ、部屋から出て行きました。 
 
 
 

心理の先生が別室で心理検査をしようと長男を誘いました。 

 

 

長男は、断固拒否し、 

「病院内にいるのも嫌だ!」 

と言い、主人と外へ出かけました。 
 
 
 

私だけ、部屋に残りました。 

 

 

長男が部屋にいた時間は数分です。 
 
 
 

主治医 :

「本人、無理ですね・・・」 
 
 
 
主治医の先生は、問診票にかかれた発育歴を一つ一つ確認し始めました。 
 

 

今の状況を話そうとすると、主治医の先生は、こう言いました。  

 

・問診票に沿ってこちら(主治医)が質問をします

・時間内に、全ての質問が終わらない可能性が高いです

・今の状況を聞く時間はありません

・次回は12月3日 

・その日は問診票の質問の続きをします

・発育歴を分析します

・偏りのある性格を、どう組み込み、上手く付き合っていくか、の指導になります

 

 

ただただ、問診票に書いた内容を、主治医が確認し、その日は終了しました。 

 
 
 
長男は、親への不信感を露わにしていました。 

 

 

主人は、

「ここ意味あるの?」 

と、私に聞いてきました。 
 
 

 

「私が知りたいわ」 

と言いたい気持ちを抑え、 

「有名な病院だから、きっと解決策を教えてくれるはずだよ」 

と言い、帰路につきました。 
 
 
 

 

あれ程待ち望んだ医療センターも、結局意味がないの? 

解決策どころか、今の状況も話せませんでした。 
 
 
 
長男は、 

「2度と行かない!」 

「絶対行かない!」 

と、断固拒否しました。 
 
 
 

次は1か月後、、、 

結局解決策は分からない。 

もう、克服ママの方法を実践するしか選択肢がないじゃん! 
 
 
 

0

88 キャンプ場にて

88 キャンプ場にて 
 
 

 

2021.10.30.31は海辺のキャンプ場に行きました。 

子供にペースを合わせると、出発予定の8時半から大幅に遅れ、昼過ぎになりました。  
 


 
 
行き道、主人は長男にゲーム解禁を伝えました。 

約束事は、特にしていません。 

長男は大喜びでした。 

次男は、「僕は?」と、複雑な顔をしていました。 
 
 
 

 

長男は頭の中がゲームに支配されていました。

海の見える、そのキャンプ場で、ずっとゲームの話をしていました。 
 
 
 

長男: 

「お母さん!」 

「お母さん!」 

「これ知ってる?」 

「これは?」 

「売ってるんだって、知ってる?」 

 

 

 

ゲームの話しかしません。 

一呼吸もおかず、話しつづけます。 

エンドレスです。 
 
 
 

その日、ネット購入したのは、

・3DS本体

・DSのソフトは8個

 

 

 

購入後も、

「これ欲しい。」

「これも欲しい。」

と、ネット画面を見せてきました。 

 

 

当時、長男が欲しがったゲーム機は、なぜか3DSでした。 
 
 

 

良かれと思い、我慢させてきた反動なのだろうか? 

自制できない病気なのだろうか? 
 
 
 
次男は火で遊んだり、子供らしく楽しんでいました。

長男は、ケビンの押入に閉じこもり、ずっとスマホでDSのソフトを探していました。 

 

 

主人も、

「取り憑かれてるみたい、なんか怖いね・・・」

と言い、顔が引き攣っていました。 

 

 

 

「これも」 

「これも」 

と言い続ける長男の姿は、私を不安にさせました。 
 
 


  
今までの頑張りは、何だったのだろう。 

何の為に、頑張って我慢させてきたんだっけ? 

しんどくても、暑くても、寒くても、毎日外へ連れて行った日々は無駄だったのかな?


 

 

長男の会話に相槌を打っていましたが、この先どれ程ゲームに没頭するのだろう、と言う不安と、永遠に続く同じ話にうんざりし、私は席を外し、1人で海を見にいきました。 

 

 

肌寒い日で、暗闇の中で聞こえる波の音が心地よく、脳内のもやもやを消してくれるようでした。 
 

 

 

繰り返し、繰り返し、ずっと、同じ話をしているな。 

相手の気持ちは考えないのだろうか? 
 
 
 

その日は、ログハウスの鍵を開けるのは僕のみ! 

と決めているようでした。 

鍵を、絶対に誰にも渡しません。 

あー!いちいちめんどくさい! 
 
 
 

 帰りの車の中で長男はご機嫌でした。 

「ゲーム買ったら、友達とゲームの話出来るなー。」 

と嬉しそうでした。 
 

 

それを聞き、私は後で主人に、 

「やっぱり、ゲーム話題についていけなかったことが、大きい原因なんじゃない?」 

と言いました。 
 

 

主人は、 

「最初から言っているけど、原因探したり、理由探す事に意味はない。根っこだと思うよ。」 

と言っていました。 
 

 

 

私は主人の言ったその意味を、あまり深く理解していませんでした。 
 
 
 

0

87 得体の知れない不安感

87 得体の知れない不安感 
 
 
 
2021.10月下旬 
 


遠足の日以来、長男は、ずっと怠そうでした。 

身体を引きずりながら歩いている事が増えました。

ことある毎に「遠足に行きたかった。」と言い、昨晩は夜中まで泣き続けました。 
 
 
 

次の日、お昼近くに起床した長男に、 

「次男と公園いくよ!」 

と、誘いましたが行きませんでした。 
 
 
 
「youtubeを見てみたい!」 

と言うので、パソコンを渡し、次男と出かけました。 

 

 

その日が長男にとって、初めてのyoutubeだったはずです。 
 
 
 
18時過ぎ、帰宅すると、出発時と同じ体勢でパソコンを見ていました。 

机に置いた食事には、手を付けていません。 

 

 

うわぁ、6時間ずっと見ていたんだ・・・ 

 

 

当時の私にとって、6時間は信じられない程長い、デジタル時間でした。 
 
 
 

克服ママとのラインを、繰り返し、繰り返し、読んでいました。 

落とし込め!落とし込め!と熟読し、イメトレしていました。 

少しずつ脳に馴染み、だいぶ覚悟ができてきました。 
 
 
 

ゲームで満たせば、下の子に暴力を振るわないかもしれない! 

そしたら、娘と暮らせる! 
 
 
 
 
「学校に行かなくても、大丈夫なんだ!」 

と、割り切ると、楽になりました。 

楽になったり、急に不安感に襲われたり、その繰り返しでした。 
 
 
 
 
自分が、何に囚われているのか、よく分かりません。 

何に対して不安になっているのだろう? 

なぜ、学校に行って欲しいのだろう? 

そもそも、何の為に学校って行くんだっけ? 

私は一体何を求めているのだろう? 

この、得体の知れない不安感はどこから来るのだろう? 

そんな疑問が頭の中に浮かび始めていました。 
 
 

0

86 覚悟が出来ない

86 覚悟が出来ない  
 
 
 
学校(居場所)探しは継続していました。 

 

 

当時の私はこんな事を思っていました。
 
・電話応対が良かったオルタナティブスクールがいいな

・3ヶ月以内に募集があるかもしれないと言っていたな

・3ヶ月か・・・すぐだな、焦るな

・専門家の話を聞き公立はあの子には向かないと判断しよう
 
 
 
毎日ラインで相談する私に姉は:

 
・内容は良さそうだけど、通学が大変じゃない?

・不登校が始まって1ヵ月しか経っていないし、まだ様子見でよくないかな?

・少しずつ前進していることない?

・その件も医療センターで相談してみてはどう?

 

と助言してくれていました。  
  
 
 
長男はゲームを買ってほしくて私を竹でずっと叩いていました。  

 


そんな長男の姿を見て私はこう感じました。
 
・ゲームを与えるタイミングを逃してしまったな

・小さなうちから自由にゲームをさせておけばよかったのだろうか

・長男の目が怖いな

・叩かれていて、痛いな
 
 


 
先日相談した息子さんを不登校から克服させたママに相談しました。 
  
 
 


ママが私に教えてくれたのは、次のような事でした。


・行き渋りが始まった頃、布団にくるまり、起きてこない息子を叩き起こし、「学校へ行け!」と、怒鳴りつけていた 

・息子はどんなふうに育ち、どんな子になるのか震える程不安だった 

・パパからは、まずは心を満たすため、ママは、本人の望みを全て叶える様、アドバイスがあった

・パパのアドバイス通り、どんな要望も快く聞き続けた

・アドバイス通り、要望を叶えれば、いずれ良い子になるのでは、と期待があった

・要望を聞き続けたら、エスカレートするだけではないのか、と不安もあった

・継続した結果、1年半後、中2の夏休みに本人から「学校へ行く」と、言い出した 

・不登校開始から2年経過した、中3始業式から宣言通り復学した 

・ゲーム依存症になってもいい、と割り切ろう

・わがままを聞き続けても、わがままにはならない

・子供は愛されている、大切にされている、何でも気持ちを聞いてくれる、決めつけられない、等を永遠にやっていると変わりだすよ、身をもって体感したよ!
 

 

 
克服パパは、育児について、次のような考えをもっていたそうです。
 

・本人の意思を尊重しよう

・気持ちをしっかり聞いてあげよう

・嫌がる事はやらせないようにしよう

・ママは本人の要望を全て受け入れる様に

・どんな無理難題でも絶対に聞こう

・聞く事で、親は自分の気持ちを大切に受け入れてくれていると感じるはず

・子供はどこまで親が許すのかを試している

・要望を聞く事はしばらくお金が半端なくかかる

・それでも、全て要望を聞く様に

・学校は行きたいなら行った方がいい

・行きたくないのなら行かなくて良い

・無理に行かせても余計に学校が嫌になるだけ

・心を壊し仕事まで出来ない大人になる方が困る

・本人が行きたくなるまで待とう

 

 

克服ママの話を聞いても、半分以上、消化できず、次のような心配が沸き起こってしまいました。
 
・永遠にこのまま?

・1、2年の間だけ。高校は行く。等未来が見えていたら平気

・本人も8歳、下の子達への影響が気になる

・長男に相談しながら約束は作りたい 

・昼間ずっといるので、長時間ゲームと言われそう
 
 
 

 

不安な気持ちを話すとママはこう言いました。
 
・同じように思った時がある

・完璧に過保護にした子だけが満足し、納得し立ち直っている

・約束を守らせる事は意味がない

・自分で決めさせ、自分で動かす事が重要 

 

 

私は実家近くに引っ越したい事を伝えました。 

 

 
理由は以下です。


・不安定な3人の子供達としっかり向き合って育児する事が限界

・長男がインターホンが鳴ると激しく怯える

・長男が転校したいと何度も訴えている

・サポーターが居る事で私自身が安定する

・助けてもらえば子供達が健やかに育ちそう



 


 
それを聞いたママはこう助言してくれました。


・夫婦が離れるのは反対 

・自分のせい!となり兼ねないよ

・お父さんが大好きなら尚更良くない 

・ただし、ママ(私)のメンタルが限界なら優先順位を考えるべき

・踏ん張れるなら夫婦は一緒が良い
 

 

私はぼんやり、こんな事を思っていました。
 
長男は友達もゼロになるしな・・・

引っ越すなら4月から次男小学校入学のタイミングに合わせたいな

家を買っちゃった!しまった!

 

 

 
  
  
  
娘の幼稚園、次男の小学校、長男のフリースクール、実家近くを調べ始めました。  


どれ程克服ママの話を聞いても私は完全自由にする覚悟がなかなか出来ませんでした。 

0

85 身近な人たちの意見

85 身近な人たちの意見  
  
  
  
主人に、克服ママから、過保護にすると良い、と言われた事を伝えました。 
 
  

伝えた時の、主人の反応はこうでした。


・過保護にする事は大賛成 

・注意しなくていいなら気持ちが楽  

・躾が苦手な為、むしろ嬉しい 
   
  

 

私は、こんな事を思っていました。
 
・下の子への影響を、考えながらルールを、本人に作らせなければ 

・全て、本人に決めさなければ 

・テレビやゲームを、何時間にするか本人と相談しよう

・長男以外の家族がテレビ見れる様にするにはどうしたら良いか本人に聞こう

・自己中心的な回答だとしても今は受け入れよう 

・繰り返し繰り返し改善されるまで同じ質問をしていこう

・その都度考え、試行錯誤しよう

 

  
  
 
義理の母から主人に再度メッセージが届きました。
  
・学校は行かなくていい 

・家族でゲームを楽しめばいい 

・家庭を本人が生き生きする場所にする 

・ありのままを受け入れる  

・わがままを聞く 

・信頼を取り戻す 

・ほめる  

・自分で考えさせる 

・皆違って、それでいい

・本人希望なら祖父母宅でゆっくりする事も可 

・相手を変えたければ自分が変わらなければ絶対に風向きは変わらない  

・不登校の子ではなく、人間として接する  

・1人の人として大切に温かく接する 

・現状から決して逃げずに解決方法を2人で探す

・方向を決めたらブレずに進んで行けば必ず良い方向に向かうと思う 

・頑張れ!  
  

義理の母はいつもこんな感じでした。  

とても温かく、とても優しい。  

長男が学校に行かない事にも全く動揺しなかったそうです。 

不登校後に出会ったどのカウンセラーよりも的を得ている気がしました。 
 
  

 

  
実家の父も姉にこんな事を言っていた様です。
  

・とにかく、心身を壊さない様に

・不登校の件は、長男の好きにやらせたらいい 

・開き直ればいい 

・自信持って、好きな様にさせたらいい  

・色んな人がいて当然  

・辛い時はいつでも頼りなさい  

・自分が壊れてしまうなら、逃げたっていい
  
  

 

私は環境に恵まれていました。  

誰一人何故学校に行かせないのだ!  

お前が甘いからだ!  

わがままにさせるからだ!  

等の否定をする人はいませんでした。  
  

 


身近な親族全員が温かく、手助けする姿勢を見せてくれていました。  

それだけで、心が軽くなりました

0

84 寮を薦められる

84 寮を薦められる  
  
  
 
  
2021.10月下旬  
  
  

姉から聞いた話です。

 

「臨床心理士さんの中3の娘さん行き渋り。塾は行かなくなって成績ガタ落ち。家で寝てばかりいるって。病むよ、妹さんの気持ち分かる、て言ってた」  

  
  
それを聞いて私はこう思いました。
 
・相談に乗る側の臨床心理士さんが親でも不登校になるの? 

・なんで? 

・誰が解決策を知っているの? 

 

 

 

長男は、眠い眠いと機嫌が悪く、小さい子の癇癪の様でした。

疲れ、ストレスで感情コントロールが出来なくなるのだろうか。

休日は皆んな休みだから気持ちが軽くなるようでした。

 

私は長男に対し、

・わがまますぎる

・無理難題の度が過ぎている

・イライラしてしまう

と、感じていました。

 

 

 

私が吹っ切って明るくしなければ!
  
 
  
  
先日公園で会った不登校の娘さんを抱えるママが相談先を紹介してくれました。  

NPO法人の方です。 

発達に偏りのある子供が伸び伸び過ごせる空間を作る活動をされていました。  

旧自宅を開放しイベント等をしていました。 
  
  

  
息子の状態を話ました。  
  
  
 
あまり記憶にありませんが覚えている会話は以下です。 
 
・とにかく抱きしめてあげて 

・息子が発達に偏りがあり学校で虐めを受けていた 

・息子は虐められている事に気が付いていなかった 

・家ではいつも息子とぶつかっていた 

・色々難しく関係が悪化の一途だった  

・旦那は子供達が幼い頃に亡くなっている 

・1人で子育てをしていたから、わーーーーっとなっていた 

・息子の成績がとても良く、中学から全寮制を薦めた 

・息子は気に入り、無事合格し寮生活 

・以後一緒に暮らしていない 

・娘からは逃げたね、と言われるが選択肢は無かった 

・あのまま暮らしていたらお互い不幸だった  

・あなたの息子さんも寮も考えてみたらどう? 
 
と言っていました。  
  
  
  
NPO法人の方の長男に対するアドバイス: 
 
・抱きしめる 

・下を殴ろうとしていても、下を庇うのではなくその子を抱きしめる 

・ゲームは、、、依存症になる 

・それが怖い、抜けれなくなる 

・ゲームは薦めない 
  

そんな話だったと思います。  

急なアポイントだったので子供達は友人の家に急遽預けました。  
  
 

 

NPOの方: 
 
「工作が好きなら面白いブロックがある。息子さんと作ったら?」  

と未完成のニキーチンの積み木を見せてくれました。  
私はそれを購入し家に帰りました。  
  
  
その日の夜息子は早速夢中になって積み木をどんどん完成させていきました。  
 
 

長男: 


「お母さん、出来たよ!」 

「これも出来た!」 

「すぐ出来るよ!簡単だよ」 

「見てみて!」 

 

 

次の日長男と一緒に無色だった積み木に色を塗り遊びました。  

  
 
  
  

 

 

 

今回の相談で私はこう感じました。
 
・ゲームは依存になると言われた、どうしよう 

・寮に入れ、子供と離れる事は私には出来ない  

・あまり心の動く相談場所ではなかった 

・やはり克服ママのやり方しかしっくりこない 

・でも、完全自由にする覚悟も出来ない 
 


  
寮を薦められたことに、主人はこう意見しました。
 
・寮に出したら楽だろうね 

・それでも今の信頼関係のまま寮には行かせられない 

・今寮に入れたら2度と長男との信頼関係は築けない 

・厄介払いしてはいけない 

・子供がそれを感じ取った場合修復は不可能 

・元気で、本人が強く希望なら賛成 

・今は違うと思う

・親との信頼関係をしっかり築く事が先 

  

 
そうだよね、私も同じ意見でした。 

0

83 学校でのゲーム話題

83 学校でのゲーム話題
 

 

2021.10月下旬 
 
 
長男の学校探しは継続していました。 

今は行かせたら悪化するのではないか? 

時間が経ち、高学年になると行き辛くなるのではないか? 

焦るな。 

困ったな。 

どうしよう。 
 

 

 
 
長男はよくこんな事を呟いていました。

・自由な学校に行きたい 

・宿題がない学校がいい 

・女子がいたら、嫌だ

 

 

今はどこにも行きたく無さそうでした。 

 

私は公立ではなくフリースクールや自由な学校が良いと思っていました。 
 

 

行き渋りの時よりは荒れない。 

基本穏やかでした。 

学校を断絶したからだろうか? 

 

 

家が平和でした。 

 

 

学校に戻したくない、子供が荒れる生活はもうごめんだ! 
 
 
 
 
私: 

「みんな、学校でゲームの話とかするの?」 

 

長男:

「ゲームの話しかしてないよ」 

 

私:

「みんながゲームの話してる時、分からないよね?」 

 

長男:

「うん、全然分からないよ」 

 

私:

「辛くなかったの?」 

 

長男:

「別に、全然、知らない事知れるから面白いよ」 

「楽しく聞いてるけど、段々頭が怠くなって席を離れたりしていたよ」 

 

私:

「そうなんだ、買ってって言えばよかったのに」 

 

長男:

「言ったら買ってくれたの?」 

 

私:

 「あ・・・」 

 

長男:

「ゲームの話は分からないから、僕折り紙頑張ってたんだよ」 

「むちゃくちゃ難しいのを作っていたんだよ」 

「でも、折り紙に興味を示すのなんてほんの一瞬なんだよ」 

「すぐ、ゲームの話になるんだよね」 
 

 

 

長男は一時期、毎日毎日、むつかしい折り紙を折っていました。

細かい作業が得意で丁寧に一生懸命折っていました。

友人に頼まれている様でした。

私は、今どきの、ゲームばかりしている子供ではない事を喜んでいたと思います。


 
 

娘を実家に預けてからの長男は安定していました。 

全く反抗してきません。 

 

 

娘が不在でも娘批判はずっとしていました。 

「うざい、うるさい、ブス、デブ」 

娘の事を皆が可愛がるから嫉妬しているのだろうか? 

不思議と次男とは喧嘩しませんでした。 

 

 

 
私との会話も成立しておりとても優しくいい子でした。 

娘と一緒に暮らしたい。

それでも、長男を立て直すには今の環境が良いのではないか? 

1対1の時間を大切にしなくては! 
 

 

家では安定していましたが人に敵意がありました。 

すれ違う人、同じ空間で遊んでいる人を否定ばかりしていました。 

以前は優しい発言ばかりする子でした。 

最近は友人に俺はあいつらのおもちゃじゃない。 

近所の子が来てくれても面倒な奴が来た。 

まるで別人のようでした。 
 
 

 

学校を休む様になってから以前の様に泣き叫び荒れ狂う事はありませんでした。 

私自身がしっくりきた相談相手は不登校克服ママだけです。

他の相談機関はきれい事ばかりです。

現実的ではありません。

お母さん大丈夫ですか?

それは大変ですね。

・・・

・・・

大変なのは私なのだろうか?

子供を救おうと言う熱量がないのです。 

加速させない様に。

子供をどう制そうか。

どう子供を上手くコントロールしようか。

親が楽になる方法を考える。

そんな感じでした。

 

 

不登校克服ママのやり方をするしかない。 

腹を括ろう。 

分かっている。

それしかないはず。 

0

82 ゲームを与えるのか問題

82 ゲームを与えるのか問題 
 
 
 
 
何だか私はすごい子を産んでしまったのだろうか? 
 
長男はゲームの事しか頭に無い。 

泣いてゲームを買え!ゲームを買えしか言いません。 

ゲーム依存に陥る事を恐れている私は快諾出来ずにいました。 
 
「しね!」 

「殺す」 

「次男死ね!」 

「殺す」 

そんな言葉を永遠に言い続けています。 
 

 

 

我慢が全然できない! 

昨日はとても穏やかだったのに! 

望みが叶わなければすぐに暴れ出す。 
 
 

 

取り憑かれた様に 

お母さん 

お母さん 

お母さん 

お母さん 

お母さん 

お母さん 

お母さん 
 
ずっと言っています。 

もう・・・参る・・・ 
 

 

 

長男が、また、荒れ始めました

「馬鹿どもが」 

「あほ死ね」 

「死ね死ね」 

物に当たり、ずっと暴れています。 
 
 

 

精神病患者の様だな・・・と、唖然としていました。
 
 

 

 

以前相談した不登校ママに相談しました。 

ママは長男の状況を聞いて、再度、アドバイスをくれました。

 

・ゲーム買った方がいい!

・依存の心配より満たす事に集中したほうがいい

・信頼関係をまず作る

・一時期依存するけど大丈夫

・好き放題やらせた方が立ち直り早いよ

・昼夜逆転にも意味がある 

・不登校児は昼間、みんなが活動している時間帯に罪悪感で辛い 

・みんな休んでいる夜は、罪悪感が無くなる 

・心軽くなるんだよ! 

・親がルールや躾を譲れない、夫婦喧嘩する、そんな家の子が立ち直ってない  

・とにかく過保護に            

・バットで液晶テレビを割る程荒れた時期があった

・裸で近所を走り回っていた!

・脱ぎ捨てる服を拾いながら追いかけてたよ

・全ては恐怖の賭け 

・でも、今のままでは子供は今のままでしかないよ! 

・不安でも、ゲーム買った方がいい! 

・まず満たす   

・何をして満たすか、は、子供が決める

・全てはそこから! 

・依存したら依存したまで 

・仕方ないんだよ! 

・不登校だった息子はゲーム無なんてありえない!って言ってるよ
 

 

 

真剣に考えてくれるママの話を聞いても恐怖で覚悟が出来ません。

 

 

でも克服ママの言う通りにした方がいいんじゃないか? 

ゲームをしなければ長男は永遠にコミュニティの会話に入れない 。

時間決めてやるならいいけど。

8歳の子に無制限にしてもいいの?

そんな事ばかりを考えていました。

考えても考えても答えが出ずどうにかなりそうでした。
 
 
 
 
どこかでこんな記事を目にしました。

 

ゲーム障害の患者数。

はっきりと分かっていませんが、厚生労働省の調査では「ネット依存」が疑われる人は成人で推定約421万人、中高生で約93万人(2017年)ネット依存の約90%はゲーム障害です。

 ゲーム依存になると、親では絶対に治せません。

なるべく早く専門外来に相談しましょう。 

 

 

医療センターに行く時に相談してみようかな。

 

 

克服ママが他にもアドバイスをくれていました。

・カウンセラーは理想論しか言わない

・どこに相談しても意味がない

・きれいごと、ではない

・最後は親しかいない

・実際の不登校児を毎日世話した人にしか分からない事がある 

・全て本人に決めさせる 

・守れないかもだけどそれでも責めずに 

・その都度その都度どうしたらいいか本人に相談する

・どっぷりハマって恐怖な時期あるけどそこを抜ける 

・中途半端にやると長引く 

・好きにやれば心が満たされていく  

・何もしていないと罪悪感、劣等感で脳が疲れる

・エネルギーが減ってしまう。ゲームで楽しければストレスが無くなり満たされる 

・心が疲れない 

・不登校の子は心が空っぽ、空っぽで全部投げ出した状態だよ! 

・心を満タンにするしかないんだよ! 

・満タンにして初めて外に目が行く! 

・毎回恐怖の賭けだけど やるしかないよ! 
 
 

話の内容は凄く理解しています。

それでも。私の不安は消えません。


抜け出せるの?飽きるの? 
 

 

最長1日3時間を守らせたいな。 

親が決めたら意味がないって言っていたな。 
 

姉はあまりゲームに賛成ではありませんでした。

「息子の友達、ゲームで引き籠り、親に暴力の子沢山いるよ!」 
 
 
え・・・ 

怖いな・・・ 

賭けか・・・ 

どうしよう・・・ 

まさかの展開だな・・・ 

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

どうしようーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

0

81 次男を満たしてみる

81 次男を満たしてみる 
 
 
 
次男まで本格的に幼稚園に行かないと言い出しました。 

幼稚園では毎日楽しく過ごしてるのに行きません。 

長男がその頃夜寝ず次男の就寝時間も遅くなっていました。 

 

 

 

悪循環すぎる。 
 

 

 

次男を起しても意地でも起きません。 

起きないという決心をして布団にしがみ付いています。 

布団から出てこないのです。 

無理やりは引きずり出せませんでした。 
 

 

 

頑固だな。 
 

 

 

起こそうとすると、次男は、 

「うるせーーーー!」 

と、睨みつけてきます。

 

 

やっと起きた!

 

 

次は、朝食の文句を叫んでいます。 

食卓に用意した朝食を見て次男は、

 「ベーコンエッグのベーコン少ない!」(激怒) 

「黄色い部分いらない!」 (机をバンバン叩いている)

「米!」 

「やっぱパン!」

「やっぱ米!」 

 

 

 

起こす事から始まり、ひたすら感じの悪い次男にイライラしていました。

イライラする感情を抑え込み、次男に

 

「わかったー。」 

「ベーコン沢山で新しいの作るね。」 

「黄色い所、お母さん食べたい!ちょうだい!」 

「教えてくれて、ありがとう。」 

 

 

次男はキョトンとしていました。

拍子抜けしている様でした。

 

次男:

「・・・」 

「新しいのはいらない!これでいい!」(怒るのが少し緩まる) 

 

私:

「パンとお米両方置いておくから好きな方食べてね。」 

 

次男:

「・・・」 

「・・・」 

「・・・」 

「今日、僕、1番で、幼稚園、行こうかな・・・」(普通) 

 

と自分で服を着替え、支度を始めました。 
 

 

不登校克服ママに言われた満たす。 

【言う事を聞く】を次男に実践してみました。 
 

 

あー、この方が楽。 

 

でもこれでいいのかな? 

楽だけどわがままにならないの? 

大丈夫かな? 

0