ブログ

86 覚悟が出来ない

86 覚悟が出来ない  
 
 
 
学校(居場所)探しは継続していました。 

 

 

当時の私はこんな事を思っていました。
 
・電話応対が良かったオルタナティブスクールがいいな

・3ヶ月以内に募集があるかもしれないと言っていたな

・3ヶ月か・・・すぐだな、焦るな

・専門家の話を聞き公立はあの子には向かないと判断しよう
 
 
 
毎日ラインで相談する私に姉は:

 
・内容は良さそうだけど、通学が大変じゃない?

・不登校が始まって1ヵ月しか経っていないし、まだ様子見でよくないかな?

・少しずつ前進していることない?

・その件も医療センターで相談してみてはどう?

 

と助言してくれていました。  
  
 
 
長男はゲームを買ってほしくて私を竹でずっと叩いていました。  

 


そんな長男の姿を見て私はこう感じました。
 
・ゲームを与えるタイミングを逃してしまったな

・小さなうちから自由にゲームをさせておけばよかったのだろうか

・長男の目が怖いな

・叩かれていて、痛いな
 
 


 
先日相談した息子さんを不登校から克服させたママに相談しました。 
  
 
 


ママが私に教えてくれたのは、次のような事でした。


・行き渋りが始まった頃、布団にくるまり、起きてこない息子を叩き起こし、「学校へ行け!」と、怒鳴りつけていた 

・息子はどんなふうに育ち、どんな子になるのか震える程不安だった 

・パパからは、まずは心を満たすため、ママは、本人の望みを全て叶える様、アドバイスがあった

・パパのアドバイス通り、どんな要望も快く聞き続けた

・アドバイス通り、要望を叶えれば、いずれ良い子になるのでは、と期待があった

・要望を聞き続けたら、エスカレートするだけではないのか、と不安もあった

・継続した結果、1年半後、中2の夏休みに本人から「学校へ行く」と、言い出した 

・不登校開始から2年経過した、中3始業式から宣言通り復学した 

・ゲーム依存症になってもいい、と割り切ろう

・わがままを聞き続けても、わがままにはならない

・子供は愛されている、大切にされている、何でも気持ちを聞いてくれる、決めつけられない、等を永遠にやっていると変わりだすよ、身をもって体感したよ!
 

 

 
克服パパは、育児について、次のような考えをもっていたそうです。
 

・本人の意思を尊重しよう

・気持ちをしっかり聞いてあげよう

・嫌がる事はやらせないようにしよう

・ママは本人の要望を全て受け入れる様に

・どんな無理難題でも絶対に聞こう

・聞く事で、親は自分の気持ちを大切に受け入れてくれていると感じるはず

・子供はどこまで親が許すのかを試している

・要望を聞く事はしばらくお金が半端なくかかる

・それでも、全て要望を聞く様に

・学校は行きたいなら行った方がいい

・行きたくないのなら行かなくて良い

・無理に行かせても余計に学校が嫌になるだけ

・心を壊し仕事まで出来ない大人になる方が困る

・本人が行きたくなるまで待とう

 

 

克服ママの話を聞いても、半分以上、消化できず、次のような心配が沸き起こってしまいました。
 
・永遠にこのまま?

・1、2年の間だけ。高校は行く。等未来が見えていたら平気

・本人も8歳、下の子達への影響が気になる

・長男に相談しながら約束は作りたい 

・昼間ずっといるので、長時間ゲームと言われそう
 
 
 

 

不安な気持ちを話すとママはこう言いました。
 
・同じように思った時がある

・完璧に過保護にした子だけが満足し、納得し立ち直っている

・約束を守らせる事は意味がない

・自分で決めさせ、自分で動かす事が重要 

 

 

私は実家近くに引っ越したい事を伝えました。 

 

 
理由は以下です。


・不安定な3人の子供達としっかり向き合って育児する事が限界

・長男がインターホンが鳴ると激しく怯える

・長男が転校したいと何度も訴えている

・サポーターが居る事で私自身が安定する

・助けてもらえば子供達が健やかに育ちそう



 


 
それを聞いたママはこう助言してくれました。


・夫婦が離れるのは反対 

・自分のせい!となり兼ねないよ

・お父さんが大好きなら尚更良くない 

・ただし、ママ(私)のメンタルが限界なら優先順位を考えるべき

・踏ん張れるなら夫婦は一緒が良い
 

 

私はぼんやり、こんな事を思っていました。
 
長男は友達もゼロになるしな・・・

引っ越すなら4月から次男小学校入学のタイミングに合わせたいな

家を買っちゃった!しまった!

 

 

 
  
  
  
娘の幼稚園、次男の小学校、長男のフリースクール、実家近くを調べ始めました。  


どれ程克服ママの話を聞いても私は完全自由にする覚悟がなかなか出来ませんでした。