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不登校復活の道(ブログ)

190 徐々に回復しているような長男の様子

190 徐々に回復しているような長男の様子 

 

2022年6月14日 

 

担任の先生がふらっと寄ってくれてオセロを2回したそうです。 

 

その日は主人と楽しそうにマイクラの座標を学んでいました。 

 

・・・

 

2022年6月21日 

 

長男の機嫌が悪く、イライラして次男に当たっていました。 

 

私が不機嫌になるのが先か、長男の不機嫌が先なのか分かりませんが、どちらかが調子が悪いと連動しがちでした。 

 

22日に先生が家庭訪問をしてくれる予定なので、少し調子が悪い事を伝えると、 

 

「無理をさせずに見守りましょう」 

 

との事でした。 

 

約束の22日には元気になっており、先生が家庭訪問に来て帰った後、 

 

「あー、いい気分」 

 

「楽しかったー」 

 

「学校行きたいなー」 

 

と言っていました。 

 

・・・

 

いつも遊んでいるゲーム友達が、以前のようには遊びに来なくなりました。 

 

唯一、家族以外で交流している担任の先生の家庭訪問を楽しみにしているようでした。 

 

先生からは、 

 

「関わりの中で、学びたい姿勢が強く見えます」 

 

「教えた箇所は全て理解しています」 

 

「心のエネルギーが満タンになるようサポートしていきましょう」 

 

「長男さんは1対1の家庭教師のような学びが伸びますね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

2022年6月24日 

 

長男自ら、 

 

「料理をしたい」 

 

と言い、ラーメンとオムライスを作ってくれました。 

 

・・・

 

2022年6月25日 

 

毎日動画を見て寝落ちしている長男が、 

 

「僕、今日動画見ずに寝てみる!」 

 

と言い眠りにつき、次の日の朝に、 

 

「あー、動画見ずに寝たら、寝やすいし朝気分がいい!」 

 

と言いながら起きてきました。 

 

・・・

 

マイナスな発言が減り、私の目にはとても元気に回復しているようにみえました。 
 

 

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189 大型遊園地へ行く

189 大型遊園地へ行く 
 
 
2022年6月13日 

 

幼馴染と次男と遊園地へ行きました。 

 

遊園地へ向かう途中長男はその友人に、 

 

「僕の七夕の願い事は学校へ行く事なんだ」

 

と話していました。 

 

友人は、 

 

「行くなら今でしょ!僕がいるんだし!」 

 

「担任の先生も凄くいいし!」 

 

「同じ幼稚園の子沢山クラスにいるし!」 

 

「行こ行こ!僕がいるから大丈夫!」 

 

と励ましてくれていました。 

 

長男は、 

 

「絶対何か言われる、絶対言われるもん」 

 

とばかり言い、途中から別の話題に切り替え、学校の話題には反応しなくなりました。

 

・・・

 

大型遊園地は家のすぐ近所にありました。

 

長男は同じ年代の子供たちがいても、以前のように恐れたり、隠れたりはしませんでした。 

 

ジェットコースターに何度も何度も乗ったり、お弁当を食べたり楽しそうに過ごしているように見えました。 

 

それでも一緒に行った友人より全然覇気がなく、元気がなく、ずっと下を向いているな、という印象でした。 

 

友人は元気に、 

 

「ここへ行きたい!」 

 

「次はここ!」 

 

と子供らしく目を輝かせはしゃいでいましたが、長男はそんな友人にただ付いて行くだけでした。 

 

・・・

 

普段運動していないからか、いつもよりも早起きしてお出かけしたからか、夕方頃になると、顔つきが変わり、様子がおかしくなりました。私が、 

 

「疲れた?帰ろうか?」 

 

と言うと、今までとても楽しそうにしていたのに、 

 

「こんな場所、何が楽しいの?」 

 

と半泣きになりました。 

 

丁度閉館時間に近づいていたので、帰宅する事にしました。

 

車に乗っても相変わらず長男は不機嫌そうでした。

 

友人の前ではめちゃくちゃな事を言わないように頑張っている様子でした。

 

友人を家まで送り届けると、長男は一気に支離滅裂な事を言い始めました。 

 

家に着くと、泣きながら何かをわめいて、地団駄を踏んで私に文句を言い続けました。

 

その後、寝室に行き眠ってしまいました。 
 
 
 

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188 担任の先生との関わり(長男)

188 担任の先生との関わり 

 

2022年6月6日 

 

この時期長男は、何度も何度も、 

 

「学校行きたい、行きたい」 

 

と言っていました。 

 

学校へ行きたい事よりも、【友人に何かを言われる事が嫌だ】という状況は変わりません。 

 

・・・

 

発達障害児に詳しい塾の先生に、長男が学校へ行きたいとよく言う、と相談すると、 

 

「長男の場合は特性として、その場求められている姿を全力で演じてしまう」

 

「必要以上に周りに気を使い、その場に適応しようと頑張ってしまいます」

 

「そして疲れ切ってしまう」 

 

「僕が担任なら、週に1日しか学校に来させません」 

 

「本人が学校に行くと決めた場合でも特性に合わせた対策をしてください」 

 

と以下の対策を提案されました。 

 

・ストレス要因を取り除く 

・頑張りすぎないように周りが気配りをする 

・クールダウンができる場所を用意する 

・毎日行かせない 

・やらなければならない事を減らす 

 

・・・

 

不登校の子のエネルギー曲線を見ると長男は心理状態、行動共に中高生の不登校児ととても似ていました。 

 

・・・

 

2022年6月8日 

 

授業後学校へ行く約束をしていましたがこの日も行けず、担任の先生が家庭訪問してくれました。 

 

先生が帰宅後、長男が嬉しそうにしていたので、 

 

「夏休み、少しでも学校に行けるといいね」 

 

と私が言うと、長男は、 

 

「余裕でしょ、逆に行きたいわ」 

 

とご機嫌でした。 

 

長男は、 

 

「僕は、今の担任の先生ならいい、3年生の時の先生は絶対に嫌だ」 

 

と言いながら、その日先生に教えてもらった算数を、一人ですらすらと解いていました。 

 

そして先生との通いノートにメッセージを書きました。 

 

↓ 

 


 

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187 学校に行きたいと何度も言う

187 学校に行きたいと何度も言う

 

 

2022年6月1日 

 

長男が、クラブに参加したいと何度か言ったので、 

 

「明日のクラブはどうしたい?」 

 

と聞くと、 

 

「もう少し先生に慣れて、心の準備が出来たら行く」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

毎日学習すると決めている2枚のプリントは、私と2人きりの昼間にはやる気にならないのか、誘っても、 

 

「夜やる」 

 

と言い、夜は私が下の子2人のお世話があり、タイミングが合わずに出来ない日もありました。 

 

長男は私が横で一緒に学習しないと自分1人では学習しません。 

 

・・・

 

先生が来た後は、 

 

「学校に行きたい」 

 

とよく言いました。 

 

先生は多忙で、なかなか家庭訪問ができないため、 

 

「オンライン授業に参加してみてはどうか?」 

 

と提案してくれました。 

 

長男に話しましたが良い反応ではありませんでした。 

 

・・・

 

2022年6月3日 

 

私が不在時に先生が立ち寄ってくれたようです。 

 

長男は、

 

「友人が来ていたから断ったけど、嬉しい、先生優しい」

 

「先生に割り算の筆算教えて、と伝えておいて」 

 

と、喜んでいました。 

 

・・・

 

以前私が長男に、

 

「学校に行かない子たちが行く市の施設があるよ」 

 

と適応教室の事を話したことがありました。 

 

この日長男が、 

 

「適応教室に行ってみようかな」 

 

「でも僕、夕方に起きるから、適応教室は3時までだから行けないね」 

 

と私に話しかけてきました。 

 

・・・

 

ほぼ毎日ゲームをしに来ていた親友が、1人でやりたいゲームを買ったらしく、遊びに来なくなると、 

 

「僕は、独りぼっちだから」 

 

「みんな最初は来るけど、すぐ僕に飽きるんだ」 

 

「友達を作るには何でも1番にならなくちゃ」 

 

「一番になれば、人が寄ってくる」 

 

「だから足の速い僕は、体育で友達ができた」 

 

と言っていました。 

 

我が家では、何に対しても1番になるように、と教育した事は一度もありません。

 

親友が遊びに来なくなると、長男はとても退屈そうでした。 

 

・・・

 

「学校に行きたい、学校に行きたい」 

 

「でも、きっと皆に何か言われる、それが嫌だ」 

 

とよく言うので、不登校初期に相談していた克服ママに、長男の様子を相談すると、 

 

「息子も同じこと言ってた、でもね、それはまだ完全に心が回復していないだけだよ」 

 

「本当に心が回復すると、何かを言われることすら跳ね飛ばせるようになるから」 

 

「とにかく、焦らず、本人のペースで、ゆっくりね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

子供たちと七夕飾りを作ると、長男は短冊に、 

 

「学校へいけますように」 

 

と書いていました。 
 

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186 2022年6月前半の次男の様子

186 2022年6月前半の次男の様子 
 
 

発達障害研究所出身の塾の先生に次男の書いた連絡帳を見せると、

 

「自閉症の子の字の特徴をもっていますね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

入学直後、次男は連絡帳を書いてきませんでしたが、書いてくることが多くなり、私は嬉しく思っていました。 

 

帰宅後に宿題をやる日も出てきました。 

 

学校も嫌がりはせず、一度も「休みたい」とは言いません。 

 

・・・ 

 

担任の先生の話によると・・・ 

 

授業中は教室におらず、校庭で石を拾っている。 

 

放課は1人でポツンとしている。 

 

担任の先生が教卓にいる放課は、すーっと寄って来て、 

 

「何してんの?」 

 

と近づいてくるそうです。 

 

・・・

 

次男の担任の先生は、沸点が低く、些細なきっかけで生徒を怒鳴り散らす事がある、と複数のママたちから聞いていました。 

 

次男に聞くと、「周りの子はよく叱られている」と言っていましたが、我が家は特性を理由に入学前から怒鳴りつける指導はしないようお願いしているためか、次男は「怒鳴られたことがない」と言っていました。 

 

学校での集団行動は苦手なものの、反抗的な態度などは特にないようでしたが、家での次男の態度はどんどん悪化していました。 

 

無反応、無気力、ゲーム中断時の攻撃的な態度。

 

基本的には家にいる間中、ゲームをしています。 

 

話しかけても無反応。 

 

中断すると激しく母親をののしりました。 

 

「うるせー、だまれ、お前に関係ないだろう」 

 

と言いながら、涙を流し地団駄を踏む。 

 

この時期に次男と楽しい会話をした記憶はありません。 

 

日常会話をした記憶もありません。 

 

ゲーム以外の時はただ、無表情で人形のように突っ立っていました。 

 

その態度は私をイライラさせ、不安にさせ、悲しい気持ちにさせました。 

 

・・・

 

次男に付き添い通学する途中、周りの元気な子供たちが本当に羨ましく目に映るのです。 

 

友人と笑顔で会話をしている子。 

 

笑ってブランコに乗り、私に手を振ってくる友人の子。 

 

1人で集合場所に向かう次男と同級生の近所の子。 

 

そんな、何でもない他の子供の行動がやたらと目につきます。 

 

何でうちの子はそんな簡単な、周りの子が当たり前に出来ている事が出来ないのか、そんな事を思い苦しくなっていました。 

 

私はそんな次男を見て

 

・友達ができるはずがない 

 

・ため息しか出ない 

 

・とにかく事がすすまない 

 

・問題がありすぎる 

 

あ・・・ぁ・・・ただただ疲れる 

 

そんな風に思ってしまう時もありました。 

 

それでも長男に最悪な学校のイメージを刷り込まれ、自分自身も極度に集団が苦手な中、登校できている事を心から素晴らしく思っており、毎日次男に、 

 

「今日も学校行ったね、お疲れ様」 

 

と必ず言っていました。 

 

気がかりな事が多い次男ですが、基本的にはとても優しい子です。 

 

自分の誕生日プレゼントを少なくし娘に何かを買ってあげる。

 

家に遊びにくる友達のために、スーパーにおやつを買いに行くと、

 

「あの子、このお菓子好きだよね。これ、買っていこう」

 

と、嬉しそうにお菓子選びをしました。

 

そんな他人想いな面を沢山もっている子です。

 

次男は家族で作った七夕飾りにこんなメッセージを書いていました。 
 
↓ 
おとうさん かいしゃ がんばってね

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