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186 2022年6月前半の次男の様子

186 2022年6月前半の次男の様子 
 
 

発達障害研究所出身の塾の先生に次男の書いた連絡帳を見せると、

 

「自閉症の子の字の特徴をもっていますね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

入学直後、次男は連絡帳を書いてきませんでしたが、書いてくることが多くなり、私は嬉しく思っていました。 

 

帰宅後に宿題をやる日も出てきました。 

 

学校も嫌がりはせず、一度も「休みたい」とは言いません。 

 

・・・ 

 

担任の先生の話によると・・・ 

 

授業中は教室におらず、校庭で石を拾っている。 

 

放課は1人でポツンとしている。 

 

担任の先生が教卓にいる放課は、すーっと寄って来て、 

 

「何してんの?」 

 

と近づいてくるそうです。 

 

・・・

 

次男の担任の先生は、沸点が低く、些細なきっかけで生徒を怒鳴り散らす事がある、と複数のママたちから聞いていました。 

 

次男に聞くと、「周りの子はよく叱られている」と言っていましたが、我が家は特性を理由に入学前から怒鳴りつける指導はしないようお願いしているためか、次男は「怒鳴られたことがない」と言っていました。 

 

学校での集団行動は苦手なものの、反抗的な態度などは特にないようでしたが、家での次男の態度はどんどん悪化していました。 

 

無反応、無気力、ゲーム中断時の攻撃的な態度。

 

基本的には家にいる間中、ゲームをしています。 

 

話しかけても無反応。 

 

中断すると激しく母親をののしりました。 

 

「うるせー、だまれ、お前に関係ないだろう」 

 

と言いながら、涙を流し地団駄を踏む。 

 

この時期に次男と楽しい会話をした記憶はありません。 

 

日常会話をした記憶もありません。 

 

ゲーム以外の時はただ、無表情で人形のように突っ立っていました。 

 

その態度は私をイライラさせ、不安にさせ、悲しい気持ちにさせました。 

 

・・・

 

次男に付き添い通学する途中、周りの元気な子供たちが本当に羨ましく目に映るのです。 

 

友人と笑顔で会話をしている子。 

 

笑ってブランコに乗り、私に手を振ってくる友人の子。 

 

1人で集合場所に向かう次男と同級生の近所の子。 

 

そんな、何でもない他の子供の行動がやたらと目につきます。 

 

何でうちの子はそんな簡単な、周りの子が当たり前に出来ている事が出来ないのか、そんな事を思い苦しくなっていました。 

 

私はそんな次男を見て

 

・友達ができるはずがない 

 

・ため息しか出ない 

 

・とにかく事がすすまない 

 

・問題がありすぎる 

 

あ・・・ぁ・・・ただただ疲れる 

 

そんな風に思ってしまう時もありました。 

 

それでも長男に最悪な学校のイメージを刷り込まれ、自分自身も極度に集団が苦手な中、登校できている事を心から素晴らしく思っており、毎日次男に、 

 

「今日も学校行ったね、お疲れ様」 

 

と必ず言っていました。 

 

気がかりな事が多い次男ですが、基本的にはとても優しい子です。 

 

自分の誕生日プレゼントを少なくし娘に何かを買ってあげる。

 

家に遊びにくる友達のために、スーパーにおやつを買いに行くと、

 

「あの子、このお菓子好きだよね。これ、買っていこう」

 

と、嬉しそうにお菓子選びをしました。

 

そんな他人想いな面を沢山もっている子です。

 

次男は家族で作った七夕飾りにこんなメッセージを書いていました。 
 
↓ 
おとうさん かいしゃ がんばってね