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不登校復活の道(ブログ)

185 授業後、学校へ行く約束

185 授業後、学校へ行く約束 
 
 
 
2022年5月20日に授業後学校へ行く約束を担任の先生としていました。

 

長男は前日まで、 

 

「学校行く」 

 

「明日でしょ」 

 

と言っていましたが、当日私が、 

 

「行く?」 

 

と聞くと、一切動かず、返事をしませんでした。 

 

何度か聞きましたが無反応だったので、先生に断りの連絡を入れました。 
 

 

・・・

 

2022年5月21日 

 

長男は次の日になると、 

 

「やっぱり授業後行こうかな」 

 

「そろばん、またやろうかな」 

 

「少しずつしか生活リズムを戻せない、少しずつでもいいよね」 

 

と私に言いました。 

 

授業後に学校へ行くのは、勇気が出ない様子でしたが、担任の先生と予定を立て、行けたら行くというのを続けていく事になりました。 

 

・・・

 

2022年5月22日

 

「プリント楽しい、勉強楽しい、僕、覚醒したかも」 

 

「やっぱり自分からやると楽しいな」 

 

「人に言われるとやる気がでない」

 

「教えないで!僕わかる!考えるから!」 

 

と言い、スラスラと問題を解き始めました。 

 

・・・

 

2022年5月23日 

 

「さー、今日も勉強しましょう!」 

 

「やっと朝起きれた」 

 

「爽やかだなー」 

 

「昨日動画充電できなくて寝たからなー」 

 

「見ない方がいいなー」 

 

とご機嫌でした。 

 

・・・

 

2022年5月24日 

 

長男は、 

 

「まず、先生に慣れよう」 

 

「先生に慣れたら、クラブ、クラブに慣れたら1時間ずつ行こう」 

 

と言い主人と楽しく学習アプリを使い学んでいました。 

 

・・・

 

この時期、長男はほぼ毎日プリントを2枚学習し、次男伝いで学校へ提出していました。 

 

・・・

 

2022年5月25日 

 

この日も授業後学校へ行く約束をしていましたが、結局行けず、担任の先生が庭先まで会いに来てくれました。 

 

長男は躊躇わずに庭先に出て、10分程度でしたが、 

 

「凄い良い先生だった!凄い良かった!」 

 

と嬉しそうに話していました。 

 

先生が帰宅し、長男に、 

 

「先生とやり取りしている連絡帳に何かメッセージ書く?」 

 

と聞くと、ニコニコしながら、 

 

「分数教えてーって書いといて」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

2022年5月27日 

 

「僕、夏休み日誌欲しいから、お願いしておいてね」 

 

「学校行きたいな」 

 

「やっぱり、クラブからかな・・・」 

 

と言い、学習面では、担任の先生に教えてもらう箇所をすんなり解け、評価されることで自信に繋がっているようでした。 

 

・・・

 

2022年5月31日 

 

国語のプリントは嫌そうに取り組んでいましたが、自分でやると決めて最後まで頑張っていました。 
 
 
・・・

 

4月までは、ほぼ全くお風呂に入りませんでしたが、この時期長男は、毎日自ら進んでお風呂に入るようになっていました。 

 

 

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184 ゴールデンウイーク明け、長男の様子

ゴールデンウイーク明け、長男の様子  
 
 
ゴールデンウイーク明け位から、長男は、 

 

「また、そろばん習いたいな、あの先生大好きなんだ」 

 

「学校はクラブから行こうかな」 

 

と前向きな発言をするようになりました。 
 
  
・・・

 

  
日々の不摂生からか、長男は虫歯になり、歯が痛いと歯医者に行きたがりました。 

 

次の日はお尻が痛い、と言い見てみると、ニキビのような白いできものが無数にできており、その周りはうっ血したような、紫色になっていました。 

 

不登校以来、お風呂にはほとんど入らず、ソファで同じ体勢でゲームをしているため、ばい菌かな?と思い、本人が希望し病院へ行きました。 

 

まだ9歳なのに、体のあちこちに不調が出ており、可哀想だとは思いましたが、全く言う事を聞かない長男に対し、 

 

「そりゃ、そうなるわ!」 

 

という気持ちが正直ありました。

 

 

・・・ 
 

 
私の中の長男は、悲観的な子、マイナス思考、難しい子、自分のしたい事が絶対、というイメージでした。

 

話をすれば反発してくる長男に対し、 

 

あーあ・・・ 

 

またか・・・ 

 

とため息しか出ず、毎日とても憂鬱でした。 

 

・・・

 

私は、もともと子供の話をかわして聞くことが苦手です。 

 

長男が激しく何かを否定し始めると、私の怒りスイッチが入り、悪循環が始まります。  

 

何とか、かわそうと受け流すと 、 

 

「ほら、無視!人の話聞いてない」 

 

と言われる。 

 

どうすりゃいいんだよ! 

 

と心の中で叫び、また苛立つ。 

 

そんな事を繰り返していました。 

 

・・・

 

下の子を公園に連れていく際に、長男に、 

 

「どうする?」 

 

と聞けば、 

 

「どうせ、俺をゲームしか出来ないバカだと思っているから聞くんだろ!逆に行かない理由はなんなんだ」 

 

と言われ、別の日に、 

 

「公園行こ!」 

 

と誘っても行かない。 

 

普通の家庭が普通に会話出来ている内容でいちいち突っかかられる。 

 

あー、面倒くせーーーーーーー! 

 

この子とは相性が悪すぎる! 

 

そんな事を思い、その感情を何とか出さないように日々を過ごしていました。 

 

学校の話題になり、 

 

「行ってなくても全然恥ずかしくないんだよ」 

 

と言うと、 

 

「恥ずかしいなんて思ってない」 

 

と怒り出す。 

 

 あぁ・・・ 

 

この先、この子とどう関わっていけば良いのだろう・・・ 

 

 
 

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183 ゴールデンウイーク明け、5月の次男の様子

ゴールデンウイーク明け、5月の次男の様子 

 

2022年5月17日 

 

次男は、ゴールデンウィーク中もゲーム以外に興味を持たず、無気力でした。

 

ゴロゴロしてずっとゲームをしています。

 

そんな次男が連休明けに学校に行くのか、とても心配していました。 

 

ゴールデンウイーク明け、担任の先生に、 

 

「帰りたがったらすぐに連絡下さい、迎えに行きます」 

 

「無理をさせないで下さい」 

 

と伝えていました。 

 

・・・

 

私の心配をよそに、担任の先生からは、 

 

「次男さん、沢山出来るようになってきましたよ」 

 

「とても頑張っていることをお母さんに伝えたくて、電話しました!」 

 

と連絡をいただき、嬉しかったことを覚えています。 

 

数日後、長男の相談で学校へ行くと、体操服で移動する1年生の中に、次男がいました。 

 

体操服に着替え、赤白帽子をかぶり、列に並んでいました。 

 

あ・・・着替えてる、列にも並んでる!

 

と嬉しく思いましたが、次男は私が見たこの1回のみ体操服に着替え、その後は一切着替えませんでした。 

 

・・・

 

立ち歩きはあるものの、学校の話題をすると、少し笑うようになりました。

 

友人とは誰とも話していないらしく、 

 

「学校楽しい?」 

 

と私が聞くと、 

 

「楽しい訳ないだろ」 

 

と返事が返ってきました。 

 

4月始めのような、嫌で仕方ない雰囲気ではなくなりつつありました。 
 
 
・・・

 

2022年5月25日 

 

次男の担任の先生から、 

 

「次男さん、この2日間立ち歩きがとても酷いですが、何かありましたか?」 

 

と連絡がありました。 

 

授業中、教卓の横で先生と一緒に何もせずに、ずっと立っている、先生から離れない、と言われました。 

 

その日は、誰にも何も言わず、2時間目にランドセルを背負い、靴を履いて帰ろうとしていたそうです。 

 

支援員さんが気が付いて止め、止められるとすんなりと教室に戻ったそうです。 

 

先生はびっくりした様子で、 

 

「最近落ち着いているように見えましたが、ご家庭で何かありましたか?」 

 

と聞いてきました。 

 

思い当たることは・・・

 

1日目、朝次男を送るタイミングで娘が泣いて起きてきて、学校まで付き添えず、1人で通学団で行かせました。 

 

2日目はいつもは最後尾で私と歩いて行くのですが、次男を通学団の本来並ぶ列へ入れ、前列で歩かせ、私は最後尾で付いていきました。 

 

それ以外に思い当たることは何もありませんでした。 

 

「それが原因かもしれないので、明日からは必ず学校まで付き添います」

 

と先生と話をして電話を切りました。 

 

・・・

 

その日、寝る前にぼーっとしている次男に、私が、 

 

「トイレ行ったの?」 

 

と聞くと、 

 

「僕っておしっこ出るの?」 

 

と私に聞き返してきました。 私はため息交じりに、

 

「は・・・?」 

 

と呆れてしまいました。

 

全て指示待ちで、ゲーム以外自分から行動する事をしなくなりつつありました。

 

叱ってはいけない事は理解していても、その態度は私を苛立たせました。 

 

ゲームをしている時以外死んだようになっており、何も考えず、ぼーっとしている。

 

排泄、食事にまで影響が出てきていました。 

 

なんなんだこの子は・・・ 

 

・・・

 

学校での立ち歩きは酷いですが、以前プリントを渡されても鉛筆で全て真っ黒に塗り潰していましたが、少しずつ取り組むようになってきた、と嬉しい連絡もありました。 

 

この子にはどんな対応をするのが正解なのか、私には分かりませんでした。

 


 
 

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182 庭先で担任の先生に会う


182 庭先で担任の先生に会う  
  
 
 
2022年5月18日
  
  
長男は、

 

「学校に行きたい」

 

「学習したい」

 

という発言をよくするようになりました。 

 

「朝も起きたいからお母さん絶対起こして!」

 

と何度も何度も頼んでくるのに、就寝時に寝落ちするまでスマホで動画を見る事をやめる事が出来ません。 

 

・・・

 

今日、担任の先生が我が家に長男を訪ねてくる事になっています。

 

長男は、

 

「先生に角度教えてほしいな」

 

と言っていました。 

 

・・・

 

午後、先生が訪ねてくると、長男はソワソワそわそわしていました。

 

しばらくすると、自らゲームを置き、 心の準備なのかしばらく室内をウロウロしてから、先生に会うために庭に出ました。 

 

少しの時間でも、先生に会えたことが嬉しかったのか、先生が帰宅後、 

 

「角度教えてもらえばよかった」 

 

「みんなが帰った後に学校行こうかな」 

 

「そしたら僕に勉強教えてくれるかな・・・」 

 

「先生が良い人なのは分かった」 

 

と嬉しそうに話していました。 

 

・・・

 

長男が学習したがっている事を先生に話すと、

 

「17時までの予定のない日なら対応可能です」

 

と返事がきました。 

 

5月20日の16時10分から16時45分までの間で学校で学習する事になりました。 

 

先生の帰宅後、長男は嬉しそうに、

 

「あの先生大好き」

 

「先生に手紙書こうかな」

 

と言い、手紙?を書きました。 

 

 

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181 友人の帰宅後荒れ狂う

181 友人の帰宅後荒れ狂う 

 

 

2022年5月中旬

 

普段遊んでいる友人以外にも少しずつ、別の友人に会ってみようかな、と言うようになりました。 

 

不登校中、頻繁に遊んでいる友人は、みんな穏やかで、強く物事を言わず、長男といつも仲良く平和に遊んでいる子たちでした。 

 

この日遊びに来たのは、はっきり物事を言う子でした。 

 

私も小さいころから知っている子です。 

 

その子はスイッチのマインクラフトに詳しく、長男が上手にできないと、長男のことをしつこく馬鹿にしていました。 

 

友人が、呆れたように長男に向かって、

 

「お前とやってもつまらん、そんなんも知らないの?」 

 

と言い、長男が、 

 

「だって分からないもん、知らないもん」 

 

「僕、うまくできないから」 

 

と言うと、 

 

「そんなもん、動画で見ろよ」 

 

「分からんやつとゲームやってもつまらん」 

 

「あーつまらん、やることねーな」 

 

と言っています。長男が、 自信なさげに

 

「じゃあ、スマブラしよ」 

 

と提案すると、以前スマブラで長男に一度も勝てなかったその子は、 

 

「嫌だね、やるなら、1人でやってろよ、俺はやりたくねー、帰ろっかな」 

 

「あーつまんねー、つまらんし、やる事ない」 

 

と言われ、長男はとても戸惑っていました。 

 

普通の小学生の会話なのかもしれません。

 

それでも、長男はやっと、特定の友達以外に少しずつ会えるようになりだしている時期でした。

 

私は友人の発言に、長男が不安定にならないか、と冷や冷やしていました。

 

なぜなら、毎回この子の帰宅後、長男はいつも機嫌が悪くなるからです。 

 

以前、その子が来ている時に、私は次男を連れて、主人が娘を連れて家を留守にしたことがありました。

 

帰宅すると、その友人が帰った後に、長男は支離滅裂な事を言い出し、泣きじゃくり、荒れ狂いました。

 

押さえつけることが困難なほどに暴れ、号泣し、力尽きた長男は眠ってしまいました。 

 

その出来事の後、長男が、 

 

「あの子と遊ぶと、疲れてしまうから、しばらく遊ばない」

 

と言いました。

 

この日は、約束をしていなかったのですが、気が付いたらリビングに上がってきており、もう断ることができないようでした。 

 

・・・

 

この友人と遊ぶと長男は必ず、 

 

「僕は馬鹿だから」 

 

と下を向きました。 

 

いつも遊んでいる、幼馴染や親友と遊ぶと、とても楽しそうでした。

 

顔つきが全然違います。

 

穏やかな気持ちになるのか、仲良しの友人が帰宅すると、 

 

「僕、学校行こうかな」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

今少しずつ前を向こうとしている長男に、あまり刺激的な発言は困るな、と思い、私と友人関係であるその子のママに、 

 

「まだ、情緒が不安定で、遊ぶ元気がない日も多いので、遊べる時はこちらから連絡するね、その時はよろしくね」 

 

とやんわり、家に来るのをやめてもらうように、伝えました。 
 

 

 

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