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187 学校に行きたいと何度も言う

187 学校に行きたいと何度も言う

 

 

2022年6月1日 

 

長男が、クラブに参加したいと何度か言ったので、 

 

「明日のクラブはどうしたい?」 

 

と聞くと、 

 

「もう少し先生に慣れて、心の準備が出来たら行く」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

毎日学習すると決めている2枚のプリントは、私と2人きりの昼間にはやる気にならないのか、誘っても、 

 

「夜やる」 

 

と言い、夜は私が下の子2人のお世話があり、タイミングが合わずに出来ない日もありました。 

 

長男は私が横で一緒に学習しないと自分1人では学習しません。 

 

・・・

 

先生が来た後は、 

 

「学校に行きたい」 

 

とよく言いました。 

 

先生は多忙で、なかなか家庭訪問ができないため、 

 

「オンライン授業に参加してみてはどうか?」 

 

と提案してくれました。 

 

長男に話しましたが良い反応ではありませんでした。 

 

・・・

 

2022年6月3日 

 

私が不在時に先生が立ち寄ってくれたようです。 

 

長男は、

 

「友人が来ていたから断ったけど、嬉しい、先生優しい」

 

「先生に割り算の筆算教えて、と伝えておいて」 

 

と、喜んでいました。 

 

・・・

 

以前私が長男に、

 

「学校に行かない子たちが行く市の施設があるよ」 

 

と適応教室の事を話したことがありました。 

 

この日長男が、 

 

「適応教室に行ってみようかな」 

 

「でも僕、夕方に起きるから、適応教室は3時までだから行けないね」 

 

と私に話しかけてきました。 

 

・・・

 

ほぼ毎日ゲームをしに来ていた親友が、1人でやりたいゲームを買ったらしく、遊びに来なくなると、 

 

「僕は、独りぼっちだから」 

 

「みんな最初は来るけど、すぐ僕に飽きるんだ」 

 

「友達を作るには何でも1番にならなくちゃ」 

 

「一番になれば、人が寄ってくる」 

 

「だから足の速い僕は、体育で友達ができた」 

 

と言っていました。 

 

我が家では、何に対しても1番になるように、と教育した事は一度もありません。

 

親友が遊びに来なくなると、長男はとても退屈そうでした。 

 

・・・

 

「学校に行きたい、学校に行きたい」 

 

「でも、きっと皆に何か言われる、それが嫌だ」 

 

とよく言うので、不登校初期に相談していた克服ママに、長男の様子を相談すると、 

 

「息子も同じこと言ってた、でもね、それはまだ完全に心が回復していないだけだよ」 

 

「本当に心が回復すると、何かを言われることすら跳ね飛ばせるようになるから」 

 

「とにかく、焦らず、本人のペースで、ゆっくりね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

子供たちと七夕飾りを作ると、長男は短冊に、 

 

「学校へいけますように」 

 

と書いていました。