189 大型遊園地へ行く
189 大型遊園地へ行く
2022年6月13日
幼馴染と次男と遊園地へ行きました。
遊園地へ向かう途中長男はその友人に、
「僕の七夕の願い事は学校へ行く事なんだ」
と話していました。
友人は、
「行くなら今でしょ!僕がいるんだし!」
「担任の先生も凄くいいし!」
「同じ幼稚園の子沢山クラスにいるし!」
「行こ行こ!僕がいるから大丈夫!」
と励ましてくれていました。
長男は、
「絶対何か言われる、絶対言われるもん」
とばかり言い、途中から別の話題に切り替え、学校の話題には反応しなくなりました。
・・・
大型遊園地は家のすぐ近所にありました。
長男は同じ年代の子供たちがいても、以前のように恐れたり、隠れたりはしませんでした。
ジェットコースターに何度も何度も乗ったり、お弁当を食べたり楽しそうに過ごしているように見えました。
それでも一緒に行った友人より全然覇気がなく、元気がなく、ずっと下を向いているな、という印象でした。
友人は元気に、
「ここへ行きたい!」
「次はここ!」
と子供らしく目を輝かせはしゃいでいましたが、長男はそんな友人にただ付いて行くだけでした。
・・・
普段運動していないからか、いつもよりも早起きしてお出かけしたからか、夕方頃になると、顔つきが変わり、様子がおかしくなりました。私が、
「疲れた?帰ろうか?」
と言うと、今までとても楽しそうにしていたのに、
「こんな場所、何が楽しいの?」
と半泣きになりました。
丁度閉館時間に近づいていたので、帰宅する事にしました。
車に乗っても相変わらず長男は不機嫌そうでした。
友人の前ではめちゃくちゃな事を言わないように頑張っている様子でした。
友人を家まで送り届けると、長男は一気に支離滅裂な事を言い始めました。
家に着くと、泣きながら何かをわめいて、地団駄を踏んで私に文句を言い続けました。
その後、寝室に行き眠ってしまいました。