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2024年3月の記事一覧

241 妖怪ウォッチ

241 妖怪ウオッチ 

 

次男が3DSで妖怪ウォッチをやっていると、クリアの仕方が分からず、私に携帯で調べるようにお願いしてきます。 

 

長男の機嫌が良い時は良いのですが、機嫌が悪いと、私に聞かなくても何でも出来てしまう長男は次男に、 

 

「お前はバカ」 

 

「調べないと何もできない」 

 

「俺は調べずにできた」 

 

「お前なんかやる価値なし」 

 

「そんな事も自力で、できないのか」 

 

と言い続け、ゲームを楽しんでいる次男の顔が一気に曇りました。 

 

以前の私なら、長男に、 

 

「あんた、本当に性格悪いよね、年齢が違うんだから仕方ないじゃん!」 

 

「何で、そんな意地悪を言うの!」 

 

と言ってしまいそうですが、私は、次男の表情が気になりながらも、 

 

「長男、調べずにクリアできて凄いよね!」 

 

と言うように、頑張っていました。 

 

それでも、長男は次男に対し、酷い言葉を一向に止めないときがありました。 

 

・・・

 

機嫌が良い時は良いのです。 

 

機嫌が良い時は、次男にクリアの仕方を教えてあげていました。 

 

そもそも次男が3DSを買う事を長男はとても嫌がっていました。 

 

「マネするな!」 

 

と言うのです。 

 

次男が3DSを持ち始めた頃は、次男に対して、傷付く言葉を言う事が多かったです。 

 

次男は隠れるように、ゲームをしていました。

 

私は、内心は「もう黙ってよ!」と言いたい気持ちが強くありましたが、その感情は、なんとか我慢しました。

 

悪い言動を全てスルーし、長男に、

 

「長男すごいよね!調べなくても、難なくクリアできるもんね」

 

と、声をかけるように心がけました。

 

そんな事を続けていると、長男が少しずつ、次男にクリアの方法を教えてくれる日が増えていったのです。

 

・・・

 

2022年8月30日 

 

長男が夕方からよるの9時まで、体動かしたい、外で遊びたい、と外を走り回って外で遊んでいました。 

 

 

「あー、俺、体力無くないかもー」 

 

と言い、家でずっと、ジャンプをしていました。 

 

長男の本来の姿が、少しずつ戻ってきているような気がして、嬉しかったです。 

 

長男に頼まれ、夜中にゲーム中の妖怪の出現場所を必死に探してると、長男が、 

 

「探してくれて、ありがとう」 

 

「身体動かしたら腹ペコ、ご飯ありがとう」 

 

と、にこにこ話しかけてきてくれました。 

 

こんな会話、今まであったっけ・・・? 

 

なんだか心が温まりました。 

 

 

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240 一人で待てない次男

240 一人で待てない次男

 

 家で一人で待てない次男は、私が娘の夏季保育の送迎で5分ほど留守にする事も嫌がりました。 

 

「何で、送っていくんだ!」 

 

「僕は1人では待てない!」 

 

「淋しい!」 

 

「でも幼稚園に付いて行くのは嫌だ!」 

 

「妹を休ませろ!」 

 

「何で妹が優先なんだ!」 

 

「僕の意見を聞け!」 

 

と夏季保育のある朝、毎日泣きわめき、私を叩きました。 

 

もーーー!!!どうすりゃいいの!

 

と苛立っている気持ちを抑え、私は、 

 

「次男、今まで、ずっと我慢してきたもんね」 

 

「ずっと優先できなくて、ごめんね」 

 

と根気よく謝りました。 

 

「これからも嫌な事、悲しい事はなんでも教えてね」 

 

「絶対怒らないからね」 

 

「次男の気持ちが知れてお母さん嬉しいよ」 

 

「ありがとうね」 

 

「意見を聞ける様に、できる限り頑張ります」 

 

と、根気よく伝え続けると、少しずつ落ちつき、車で付いてきてくれました。 

 

 根気がいるし、イライラもするけれど、叱って押さえつけるより気分がいいな!と思いました。 

 

頭ごなしに怒らないようになると、頭に血が上るほどイライラする、という感覚が消えていきました。 

 

少しずつ、そんな声掛けに慣れていきました。
 

 

 

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239 夏休み明けの目標(長男)

239 夏休み明けの目標(長男)

 

私は夏休み中、毎日、必要以上に子供たちに抱き着いたり、話しかけたりしていました。 

 

長男がゲームで勝って喜んでいたら、大げさに抱き着いて、一緒に喜びました。 

 

私は、子供に触る事が苦手でした。

 

苦手、というよりも、日々、家の事や、子供のお世話をする事で精いっぱいで、ゆっくり穏やかな気持ちで、子供に触れ合う事に、意識を向けた事がありませんでした。

 

子供が寄って来なかったら、ラッキー、家事ができる!そんなふうに思っていました。

 

子供が楽しそうに、何かをして遊んでいれば、「よしよし」と思い、私から抱きしめに行ったり、膝に入れてテレビを見るような事をしていませんでした。

 

子供たちが安心するような、ぬくもりを与えられていなかったのだと思います。

 

長男とは、手を繋いで歩いた記憶もあまりありません。

 

長男は、小さな頃から、自分から抱きしめて!と言う子ではありませんでした。

 

私は、子供を外で遊ばせる事ばかりに一生懸命でした。

 

長男を抱きしめ、ゆったりと過ごす機会が少ないまま、次男が生まれました。

 

次男が生まれた後、長男が抱っこしてほしがっても、長男の要望にはあまり答えず、次男を優先していたと思います。

 

そんなふうに、長男と触れ合う事が今まで少なかったのですが、触れ合う事の大切さを知り、子供たちとのスキンシップを意識して、増やしていました。 

 

・・・

 

夏休み後半、長男は体を動かしたくなってきているようでした。 

 

毎日家に来るゲーム友達に、ゲームを中断し、 

 

「今から外行こー!」 

 

と、誘っていました。 

 

全く部屋から出たくなかった長男が、体を動かしたい、とよく言うようになったのです。 

 

・・・

 

それ以外にも、以前は自信がなく、マイナスな発言ばかりでしたが、 

 

オンラインゲームで良い結果をだすと、 

 

「俺天才かも」 

 

とか言う日もありました。 

 

明らかに、前よりも前向きな発言が増えていました。 

 

・・・

 

私は、この子は、もしかしたら夏休み明け、学校へ行くのかな? 

 

もし行きたがったら、私は、何をしたらいいんだろう? 

 

と考えていました。 

 

長男が夏休み日誌に、書いた目標。 

 

↓ 

 

 

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238 ゲーム依存を心配する

238 ゲーム依存を心配する

 

私は、毎日毎日15時間以上、ゲームしかしない長男、次男がゲーム依存にならないのか、と心配していました。 

 

そして、また、いつもの先生に相談をしました。 

 

「親が今までしてきた子育ての結果が、今の子供の状態を生み出したのです」

 

「親が、今まで、子供の気持ちに寄り添わず、親の身勝手な方法で子育てをしてしまった、子供に申し訳ない、という意識が、低ければ低いほど、現状は変わりません」 

 

「ゲーム依存になっている子供は、ろくでもない、と親が考えているから、ゲームばかりしている我が子を罰したり、制限するという事しか、頭にないのです」 

 

「ゲーム依存は、下手な子育ての結果です」 

 

「子育てを変えれば、子の見方が変わります」 

 

「子供への眼差しや、子供が興味を持ち、楽しんで、夢中になっている事への内容に、温かい眼差しが向けられます」 

 

「子供の心を傷つけ、親子関係を悪くし、穏やかな生活を台無しにしたのは、親ですよ」 

 

「自分の、今までの間違った子供への接し方を、これから、どう変えていくのか、それを考え、実行する事が、親の成長です」 

 

「子供がゲーム依存になったらどうしよう、というのは、極めて、的外れですよ」 

 

「自分の子供にしてきた、間違った子育てを棚に上げて、今目の前にいる子供の、悪い面にだけ、注意を向けています」 

 

「子は、親次第です」 

 

「親が、子供にとって良い親に変われば、不登校なんて、すぐ終わりますよ」 

 

「不登校の親は、子供に、居場所を作ってあげたい、と言います」 

 

「 親が、子供の居場所を奪っている事に、気がついていないのです」 

 

「居場所を作ってあげる、と言うのは、上から目線です」 

 

「上から目線である事に、気がついていません」 

 

「だから不登校になります」 

 

「ダメな親に限って、不登校の原因を外に求めます」  

 

「学校が悪い」 

 

「友達が悪い」 

 

「世間が悪い」 

 

「不登校は、時間だけでは、解決しません」 

 

「親が変わらなければ、解決しません」 

 

「親は、独りよがりをやめる」 

 

「子供の気持ちを思いやる」 

 

「子供の喜ぶことを進んでやる」 

 

「これを心がけると幸せになります」 

 

なるほど・・・

 

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237 自立の早い子

237 自立の早い子 

 

私は長男の不登校前、子供は、甘やかさず、1人で何でもやらせると自立する、と考えていました。

 

手伝ってはいけない、と思っていたのです。

 

「お母さん手伝って」 

 

の言葉にも、 

 

「できるでしょー、自分でやってね」 

 

と返さなければいけない、と思っていました。 

 

・・・

 

私がやれば早いけど、やれない子になってしまう、そんな気持ちで突き放していました。 

 

転んで痛い、と泣いてきても、共感せず、 

 

「大丈夫、大丈夫」 

 

「泣かない、泣かない」 

 

とするのが、良い母だと思っていたのです。 

 

・・・

 

先生から教えてもらった事・・・ 

 

子供を抱きしめることが出来るのは、小学生まで。 

 

ちゃんと愛情に満たされると、自立が早い。 

 

愛情に飢えた子は、仕上がりが遅くて、手間がかかる。 

 

ひねて、いじけて、自己中で、嫌われ者になります。 

 

本当は、その子には、愛が足りないだけで、可哀想な子なのです。 
 
 

沢山抱きしめて、子供の心の声に、共感しましょう。

 

 

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