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256 夏休み明け2日目の次男
256 夏休み明け2日目の次男
2022年9月2日
夏休み明け2日目。
次男は「行かない」と決心している様子で、全く身動きをせず学校をお休みしました。次男は、
「昨日学校行ったから、今日は行かない」
と言いました。
その時私は、
「あー、どいつもこいつも!」
「うちには怠け者しかいない・・・」
「もー、不登校になるならなればいいや」
と「もーいーや」という投げやりな気持ちと、「この子も不登校になるのか・・・」ととても心配な気持ちがごちゃ混ぜでした。
・・・
不登校の本を読むと、兄弟間の不登校連鎖は頻繁に発生し、特に年齢が近く上の子が不登校、さらに同性だと不登校連鎖が起きやすいと書いてありました。
・・・
まさに、うちだな。
私はこの1年、あの手この手で頑張る事、子供たちの心配ばかりしている事に疲れ果てていました。
そんな気持ちでいると、次男が、
「お休みするのは今日だけだよ、月曜日は行くからね」
「お休みしたから、3時まではゲームやめておこうかな・・・」
「お母さんと今からここでお勉強しようかな」
と言い、休んだことに引け目があるのか、私の顔色をうかがっているようでした。
・・・
休んだ日の夕方、次男の担任の先生から登校初日の次男の様子の報告がありました。担任の先生は、
「次男さん、心配していましたが教室内で比較的落ち着いていました」
と言っていました。
・・・
次男は、お休みした日の昼間は落ち着いていて、いつも通りにゲームをしていました。
夕方になり食事を出すと、むすっとして食事はせずに、
「いらない」
と言い、私に向かって箸を投げつけてきました。
私は悲しい、イライラする、そんな感情よりも、
躾けなくていいの?
叱らなくていいの?
こんな事を許してどんな大人になるの?
という不安が大きく膨らみました。
それでも以前、M先生に、
「子供はお母さんが突然優しくなり、その優しさが本物なのか?と何度も何度も親を困らせる【試し行為】をしてきます」
「そんな時こそ、お母さんは冷静に、自分は今試されているのだ、と怒りの感情をぐっとこらえ、優しく対応して下さい」
と言われたことを思い出し、叱る事はせず、次男に、
「ご飯いらないんだね」
「でも、どんな気持ちで箸投げてるの?」
とだけ聞きました。
私は次男の不適切な行動に、
こんなに可愛がってるのにな・・・
でも、私の気を引こうとしているのかも!
きっと、試し行為だ!
とにかく可愛がろう!
と感情を抑え、優しい声がけを頑張っていました。