ブログ

2024年3月の記事一覧

256 夏休み明け2日目の次男

256 夏休み明け2日目の次男 

 

2022年9月2日 

 

夏休み明け2日目。 

 

次男は「行かない」と決心している様子で、全く身動きをせず学校をお休みしました。次男は、 

 

「昨日学校行ったから、今日は行かない」 

 

と言いました。 

 

その時私は、 

 

「あー、どいつもこいつも!」 

 

「うちには怠け者しかいない・・・」 

 

「もー、不登校になるならなればいいや」

 

と「もーいーや」という投げやりな気持ちと、「この子も不登校になるのか・・・」ととても心配な気持ちがごちゃ混ぜでした。

 

・・・

 

不登校の本を読むと、兄弟間の不登校連鎖は頻繁に発生し、特に年齢が近く上の子が不登校、さらに同性だと不登校連鎖が起きやすいと書いてありました。 

 

・・・ 

 

まさに、うちだな。 

 

私はこの1年、あの手この手で頑張る事、子供たちの心配ばかりしている事に疲れ果てていました。 

 

そんな気持ちでいると、次男が、 

 

「お休みするのは今日だけだよ、月曜日は行くからね」 

 

「お休みしたから、3時まではゲームやめておこうかな・・・」 

 

「お母さんと今からここでお勉強しようかな」 

 

と言い、休んだことに引け目があるのか、私の顔色をうかがっているようでした。 

 

・・・

 

休んだ日の夕方、次男の担任の先生から登校初日の次男の様子の報告がありました。担任の先生は、

 

「次男さん、心配していましたが教室内で比較的落ち着いていました」

 

と言っていました。 

 

・・・

 

次男は、お休みした日の昼間は落ち着いていて、いつも通りにゲームをしていました。

 

夕方になり食事を出すと、むすっとして食事はせずに、 

 

「いらない」 

 

と言い、私に向かって箸を投げつけてきました。

 

私は悲しい、イライラする、そんな感情よりも、

 

躾けなくていいの?

 

叱らなくていいの?

 

こんな事を許してどんな大人になるの?

 

という不安が大きく膨らみました。

 

それでも以前、M先生に、

 

「子供はお母さんが突然優しくなり、その優しさが本物なのか?と何度も何度も親を困らせる【試し行為】をしてきます」

 

「そんな時こそ、お母さんは冷静に、自分は今試されているのだ、と怒りの感情をぐっとこらえ、優しく対応して下さい」

 

と言われたことを思い出し、叱る事はせず、次男に、 

 

「ご飯いらないんだね」 

 

「でも、どんな気持ちで箸投げてるの?」 

 

とだけ聞きました。 

 

 私は次男の不適切な行動に、 

 

こんなに可愛がってるのにな・・・ 

 

でも、私の気を引こうとしているのかも! 

 

きっと、試し行為だ! 

 

とにかく可愛がろう! 

 

と感情を抑え、優しい声がけを頑張っていました。 

 
 
 

0