240 一人で待てない次男
240 一人で待てない次男
家で一人で待てない次男は、私が娘の夏季保育の送迎で5分ほど留守にする事も嫌がりました。
「何で、送っていくんだ!」
「僕は1人では待てない!」
「淋しい!」
「でも幼稚園に付いて行くのは嫌だ!」
「妹を休ませろ!」
「何で妹が優先なんだ!」
「僕の意見を聞け!」
と夏季保育のある朝、毎日泣きわめき、私を叩きました。
もーーー!!!どうすりゃいいの!
と苛立っている気持ちを抑え、私は、
「次男、今まで、ずっと我慢してきたもんね」
「ずっと優先できなくて、ごめんね」
と根気よく謝りました。
「これからも嫌な事、悲しい事はなんでも教えてね」
「絶対怒らないからね」
「次男の気持ちが知れてお母さん嬉しいよ」
「ありがとうね」
「意見を聞ける様に、できる限り頑張ります」
と、根気よく伝え続けると、少しずつ落ちつき、車で付いてきてくれました。
根気がいるし、イライラもするけれど、叱って押さえつけるより気分がいいな!と思いました。
頭ごなしに怒らないようになると、頭に血が上るほどイライラする、という感覚が消えていきました。
少しずつ、そんな声掛けに慣れていきました。