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2023年10月の記事一覧

45 ・・・医療センターの予約方法

45 ・・・医療総合センターの予約方法 
 
 
 
いち早く受診したい。 

脳機能の問題だと言われたら今までのわがままも納得できる。
 

 

早く楽になりたい。 

普通の生活を送りたい。 

長男の精神状態も、もう、限界でした。 
 
 

 

やっぱり精神病だと思う。 
 

 

・学校

・小児科

・スクールカウンセラー

が、精神病を疑い、児童精神科の受診を強く薦めました。

 

 

どこに電話をしても、最短で、3か月後しか予約が取れません。

 待てるはずない・・・

 
 
 
小児科が紹介してくれた医療センターに電話をしました。
 


 

医療センターに電話をし、状況を説明し、一刻も早く受診させたい、と伝えました。 

火曜日に電話をしたと思います。 
 
 


医療センターから伝えられたことは以下です。

 ・今週の予約は満席 

・まず、初回の電話で症状を聞く 

・その電話での予約は出来ない

・1度目の電話は紹介先の確認と症状の確認のみ

・一旦電話を切り、もう一度電話を掛け直さなければいけない 

・月曜日の2時から予約開始

・予約枠が埋まった場合は次の週、月曜2時に再度掛けなおす

・電話が殺到するので中々繋がらない 

・繋がれば、ラッキー

・どれほど症状が酷くても対応は同じ

 

 

とのことでした。

 

 

私:

「では、私は今症状をお話ししたので、次回は予約が出来るのですか?」 

 

医療センター: 

「はい、しかし電話は本当に繋がり難いです。」 

「繋がれば、予約が出来ます。」 

「繋がらなければ、その次の月曜日です。」 

 

私:

「それを永遠にやるのですか?」 

 

医療センター: 

「そうです。紹介状がある事は絶対条件です。予約方法もそれしかありません。」

 

 私:

「予約が出来た場合は最短でいつ頃の受診ですか?」

 

医療センター: 

「11月中には受診できますよ。」 

「電話が繋がった場合ですが。」 

 

私:

「息子を連れて行くのはとても困難な状況です。私だけでもいいですか?」 

 

医療センター: 

「初診は本人不在では受けられません。」 

 

私:

「そうですか、では月曜に掛けます。」 
 
 

どこもかしこも、規則規則。

みんな、どう、乗り越えているの?

 

2時か・・・次男のお迎えの時間だな。 

でも掛け続けるしかない!

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44 緩い覚悟

 44 緩い覚悟

 

 

長男は、学校をお休みすると、妹にとても優しかったです。 

次男のお迎え時、妹を任せられる程、頼りになる優しいお兄ちゃんでした。 
 

 

好きな事をしていればご機嫌で優しい。 

 

それでも、私は常に不安でした。

この先、好きな事だけをして生きてはいけません。

息子は社会に出られるのだろうか? 

嫌な事は断固拒否します。

折り合いを付けるべき場面でもです。

やりたい事だけをやる子と思っていました。


 
幼少期の発育歴から振り返り 

私は長男を【こうゆう子】。今はそれが強く出ている。

と思っていました。

 

 

低学年時はある程度我慢していたが爆発したのだろう。

我慢の限界に達したのだろう。

 

 

もう、やりたい事しかしない。
 
 

 

そんな感じなのだろうか?

 

 
もともと持っている長男の特性と私の子育て法の相性が悪すぎたのかな?

 


そんな事を思っていました。 
 

 

主人とは、今は長男の言う事を優先しよう! 

言う事を聞こう!と話しており実践していました。 
 


どこまで聞けばいいの? 

それが分かりません。 

線引きが出来ないのです。 

 

 

要するに、覚悟が緩いのです。


 
あまりのわがままに、主人は、

 

主人:

「これでいいの?怪物を育てている感覚なんだけど・・・」 

「わがままにならないの?言いなりだよね」 

「このスタイルで定着しないの?」 

「定着したら、もう地獄だよ」 
 
と心配していました。

 
 
やはり発達障害が入っているのではないか? 

児童精神科に行けば合うお薬をくれるかもしれない。 

薬を飲めば落ち着いて普通の生活が送れるのではないか。

スクールカウンセラーも結局解決策は示してくれなかった。 

もう、児童精神科しかない・・・。 
 
 

 

そんな事を毎日毎日ぼ~っと考えていました。 

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43 スクールカウンセラー

43 スクールカウンセラー

 

 
 
2021.10.12 
 

 


やっと、スクールカウンセラーに相談できる日がきました。 

何か解決策を教えてもらえば、今の地獄から抜け出せるかもしれない。 

そんな想いで学校へ向かいました。 
 
 

 

時間は50分。 
 

 

 

私は、今までの経緯を話しました。 

・行き渋り

・暴言、暴力

・指示が通らない

・暴れる

・泣き喚くetc・・・ 

 

 

 

時間が限られており、出来る限り端的に伝えました。 

・休ませるべき?

・行かせるべき? 

・どうしたら良い? 

・どうするべき? 

・対応方法

・暴言暴力について、等など 
 

 

納得できる道を、はっきり示して欲しいのです。 
 

 

40代後半くらいの、物静かそうな、女性でした。 

 

 

話をきいていたカウンセラーさんは、 

「そうですか、そうですか。」 

と相槌を打つか、私の言った言葉を反復していました。 

 

 

 

いわゆる、傾聴の姿勢を取っています。 

教科書通りの【傾聴】です。 

 

 

本当に力になろうとしているのか、そうではないのか。

・・・

熱意は感じられません。 
 
 

 

カウンセラーさんは、ずっとメモを取っていました。 


 

 

私が話終えると、 
 
「そうですか・・・お母さん大変ですね。」 

「大丈夫ですか?」 

「お母さん、自分を責めないで下さい。」 

「お母さんのせいではありません。」 

「そうか、そうか、んーーー・・・」 

「・・・」 

「取り敢えず、今の状況は学校と共有しても良いですか?」

「守秘義務があります。話しても大丈夫ですか?」 
 

 

私:

「大丈夫です。学校にも大分お話しています。」 
 

 

カウンセラー: 

「そうですか。」 

「まずは、今、一番心配なのは、2歳の娘さんですね。」 

「娘さんの安全を確保する事が、最重要かと思います。」 

「近くに頼れる人は居ますか?」 
 

 

私:

「いません。」 
 

 


カウンセラー: 

「そうですか・・・んーーー・・・」 

「まずは娘さんを安全に。」 
 
・・・

・・・

・・・

私は混乱していました。

今日、スクールカウンセラーに話を聞けば、何か解決策を提示してもらえる!

と何一つ、疑わずに相談に来ていました。 

 

 

今の最重要案件は、娘の安全なのだろうか? 

いや違う!

私は、長男の事で困っている。 

困っている、というレベルではない。 

どんな対応をしたら、持ち直すのかを聞きに来ている。 

娘の安全の確保は、私でも考えられる。 
 
 

 

 

長男をへの対処法を教えてよ! 

 

 

児童精神科を進められました。 

いくつか電話をしたけれど、早くて1月末な事、今電話したらもっと遅い日にちになる事、 4か月もこの状態を続ける事は不可能な事、を伝えました。 

 

 

カウンセラーさんは、児童精神科リストを私に見せ 、

「んー、そんなに待つんですね。私の持っているリストはこれだけです。」

 

 

と言い、児童精神科のリストを見せ、私に伝えました。

・どこが良いかは、分かりません

・いつ見てもらえるかは、問い合わせて下さい

・専門家に診てもらった方がいいです

・息子さん、苦しいですよね 
 

 

 

6週間予約の埋まっている、臨床心理士で、スクールカウンセラーの方です。 

心理の専門家のはずです。 
 

 

その方のアドバイスが、児童精神科へ行き、専門医に診てもらいましょうでした。 

 

 

 
50分経ちました。 

 

 

カウンセラーさんが、 

「申し訳ないですが、お時間です。次の方がいらっしゃいます。」 

「次回はどうされますか?また相談されますか?」 

「ご希望でしたら★月★日の★時間からなら今予約が取れますよ。」 
 

 

 

私がお礼を言い、帰ろうとすると、

「次回の予約表の裏に、クイズがあります。やってみて下さいね。」

と言われました。 
 

 

 

裏を見ると、くだらないクイズが書いてありました。 

私は一瞬、時が止まりました。

 


先の50分間の内容を、重く受け止めていたら、クイズの事を私に伝えようと思うだろうか? 

私にクイズをする心境があると思ったのだろうか? 
 
 
 


やっぱり誰も助けてくれないんだ。

それでも先が見えない私は、次回の予約をしました。 

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42 DVD事件②

42 DVD事件② 

 

2021年10月11日(月)夜

 

この日の事は、今でも脳裏に焼き付いていて消えません。

 

・・・

 

長男が些細なきっかけで暴れ出しました。理由は、先日長男が買ってきたDVDを妹がほんの少し触ったからです。 

 

長男は、

 

「うわー、うわー、うわー」 

 

と四つん這いになり、床を拳で殴り続けています。 

涙が、床と拳にぽとぽとぽとぽとと落ち、床が濡れていました。 

のたうち回り泣き叫んでいます。

 

 

先日買ったCDを狂ったように磨きながら、

 

長男が、

「ピカピカのままが良かった!」 

「新品が良かった!」 

「妹が触ったから汚れた!」 

「このくそ女!」 

「おい!買って来い!」 

「今すぐ買って来い!」 

「新品を買って来い!」 

「今日、今すぐ新品を買わなかったら明日も学校いかん!」 

「明日買わなかったらその次も学校いかん!」 

「おい!買って来いって言ってるだろう!!!!」 

「うゎゎゎーーーーーーーーーーーーー」 
 

 

 

妹に向かって、 

「お前ーーーーーーーーーーーーーーーーー」 

「俺の物に触るな!!!」 

「うゎーーーーーーー」 

 

 


泣き叫びながら妹を殴ります。

 
 
私は、

「叩いちゃだめ!!!」 
 
と娘を叩く長男を止めます。

 

 

 

妹は泣いて怯えています。 
 

 

 

長男はもう、彼自身も、どうしていいのか分からない程、

「あぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」 

と叫び散らしています。

 

 

もう何を言っているのか分かりません。 
 


 

DVDをケースから取り出し気が狂った様に拭いています。 

 

「ひゃーーーあーーーぐぅぅぅーーー」 

「汚い!汚い!汚い!汚い!汚い!汚い!!!!」 

「このくそ女ーーーーーーーーーーーーーーーー」 

「全部の電気を消せ!すぐ消せ!全部消せ!」 
 
 
その日、早く帰っていた主人が、

「ねー、ねー、ねー、ねー!ねー!ねー!」 

「家中の窓閉めて!叫び過ぎてるから!カギ閉めて!!!早く!閉めて!」 
 

 

 

長男は、大声で叫び続けていました。 

リビング中の物を投げ、のた打ち回り暴れ回る。 

リビングがぐっちゃぐちゃでした。 
 
 

 

涙でびしょびしょになった顔を拭いもせず、リビング中を歩き回り、妹を探しています。 

眼は完全に据わっています。 
 
 

妹と次男は、奥の部屋に私が避難させていました。 

部屋の隅っこに、2人でお山座りをして怯えていました。 
 

 

 

長男:

「どこだーーーーーーーーーーーー」 

「おい!!!!!!!!」   

「うゎゎゎゎーーーーーーーーーーーーーーー」 

「(妹の名前)しねーーーーーーーーーーーー」 

 

 


主人が汗だくで長男を羽交い絞めにしていました。 
 
主人は、

「ごめんね、抑えるよ。」

「ごめんね、ごめんね。」 

「落ち着こうね、~(長男の名前)ちゃん、落ち着こ。」 
 
と言いながら、長男をなだめ、押さえつけていました。

 

 

 

それまでにも、娘は何度か長男に殴られていました。 

主人は、娘の場所に行かない様必死で抑えていました。 
 
 

 

長男にこんなに力があったのか!と思う様な力で、抜け出そうと暴れています。 
 
 


 

 

 


その後、長男がどうしたのかどれ程考えても思い出せません。 

この時、狂ってDVDを拭く長男の姿は、とても鮮明に覚えています。 
 

 

 

もう、家族が同じ空間に居られない。 

解決策は何もありませんでした。 

なんで、

なんで我が家は、こんな事になってしまったのだろう・・・

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41 主人

41 主人

 

姉が私にこんなことを伝えてきました。

 

「この前旦那さん、長男の事心配してたけど、あんたの事も心配してたよ。」 

 

私は主人が私の事を相談しているとは考えておらず「そーなんだー」と不思議な気持ちでした。

 

姉は主人はとても優しいと言っていて、私がSOSを出したら、すぐに力になって欲しい、と姉に伝えたそうです。

 

その頃主人は私に、

 

「今はなかなかそう思えないかもだけど、この経験で親の在り方を改めて考えさせられたし、長男も、回復したら辛い人の気持ちを少しは分かる人にきっとなるだろうから、笑って話せる日がくる様に、今は頑張ろう」 

 

「とにかく長男の人間性を信じて、不登校も含め今は全部受け入れよう」 

 

「不登校は悪い方に向いているけど、母親に感情を吐き出し始めたから、少しは楽になりだしているよね」 

 

「ただ、心配なのは次男だな、次男の情緒は、やばいな・・・」 


と言っていました。 


 
主人は元々子供を強く叱りつける事はせず、長男の行き渋り初期、主人が長男を叱ったのは数回です。

 

つい最近まで、夫婦仲は悪かった方ですが、今は、協力なしでは家庭が回らず、話せば可能な限り努力してくれまていました。

 

・・・

 

長男の不登校が酷くなる中、主人は自身の母親に意見を聞いていたそうです。 

 

義理のお母さんは主人に、 
 
・学校には行かせなくて良いので、わがままを聞いてあげてほしい

 

・叱らず、家庭内を居心地の良い環境にしてあげてほしい

 

・とにかくゆっくり休ませてあげて 

 

・本人の意思を尊重し、本人に選択させ、意見を聞いてあげてね

 

と言っていたそうです。 

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