44 緩い覚悟
44 緩い覚悟
長男は、学校をお休みすると、妹にとても優しかったです。
次男のお迎え時、妹を任せられる程、頼りになる優しいお兄ちゃんでした。
好きな事をしていればご機嫌で優しい。
それでも、私は常に不安でした。
この先、好きな事だけをして生きてはいけません。
息子は社会に出られるのだろうか?
嫌な事は断固拒否します。
折り合いを付けるべき場面でもです。
やりたい事だけをやる子と思っていました。
幼少期の発育歴から振り返り
私は長男を【こうゆう子】。今はそれが強く出ている。
と思っていました。
低学年時はある程度我慢していたが爆発したのだろう。
我慢の限界に達したのだろう。
もう、やりたい事しかしない。
そんな感じなのだろうか?
もともと持っている長男の特性と私の子育て法の相性が悪すぎたのかな?
そんな事を思っていました。
主人とは、今は長男の言う事を優先しよう!
言う事を聞こう!と話しており実践していました。
どこまで聞けばいいの?
それが分かりません。
線引きが出来ないのです。
要するに、覚悟が緩いのです。
あまりのわがままに、主人は、
主人:
「これでいいの?怪物を育てている感覚なんだけど・・・」
「わがままにならないの?言いなりだよね」
「このスタイルで定着しないの?」
「定着したら、もう地獄だよ」
と心配していました。
やはり発達障害が入っているのではないか?
児童精神科に行けば合うお薬をくれるかもしれない。
薬を飲めば落ち着いて普通の生活が送れるのではないか。
スクールカウンセラーも結局解決策は示してくれなかった。
もう、児童精神科しかない・・・。
そんな事を毎日毎日ぼ~っと考えていました。