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43 スクールカウンセラー

43 スクールカウンセラー

 

 
 
2021.10.12 
 

 


やっと、スクールカウンセラーに相談できる日がきました。 

何か解決策を教えてもらえば、今の地獄から抜け出せるかもしれない。 

そんな想いで学校へ向かいました。 
 
 

 

時間は50分。 
 

 

 

私は、今までの経緯を話しました。 

・行き渋り

・暴言、暴力

・指示が通らない

・暴れる

・泣き喚くetc・・・ 

 

 

 

時間が限られており、出来る限り端的に伝えました。 

・休ませるべき?

・行かせるべき? 

・どうしたら良い? 

・どうするべき? 

・対応方法

・暴言暴力について、等など 
 

 

納得できる道を、はっきり示して欲しいのです。 
 

 

40代後半くらいの、物静かそうな、女性でした。 

 

 

話をきいていたカウンセラーさんは、 

「そうですか、そうですか。」 

と相槌を打つか、私の言った言葉を反復していました。 

 

 

 

いわゆる、傾聴の姿勢を取っています。 

教科書通りの【傾聴】です。 

 

 

本当に力になろうとしているのか、そうではないのか。

・・・

熱意は感じられません。 
 
 

 

カウンセラーさんは、ずっとメモを取っていました。 


 

 

私が話終えると、 
 
「そうですか・・・お母さん大変ですね。」 

「大丈夫ですか?」 

「お母さん、自分を責めないで下さい。」 

「お母さんのせいではありません。」 

「そうか、そうか、んーーー・・・」 

「・・・」 

「取り敢えず、今の状況は学校と共有しても良いですか?」

「守秘義務があります。話しても大丈夫ですか?」 
 

 

私:

「大丈夫です。学校にも大分お話しています。」 
 

 

カウンセラー: 

「そうですか。」 

「まずは、今、一番心配なのは、2歳の娘さんですね。」 

「娘さんの安全を確保する事が、最重要かと思います。」 

「近くに頼れる人は居ますか?」 
 

 

私:

「いません。」 
 

 


カウンセラー: 

「そうですか・・・んーーー・・・」 

「まずは娘さんを安全に。」 
 
・・・

・・・

・・・

私は混乱していました。

今日、スクールカウンセラーに話を聞けば、何か解決策を提示してもらえる!

と何一つ、疑わずに相談に来ていました。 

 

 

今の最重要案件は、娘の安全なのだろうか? 

いや違う!

私は、長男の事で困っている。 

困っている、というレベルではない。 

どんな対応をしたら、持ち直すのかを聞きに来ている。 

娘の安全の確保は、私でも考えられる。 
 
 

 

 

長男をへの対処法を教えてよ! 

 

 

児童精神科を進められました。 

いくつか電話をしたけれど、早くて1月末な事、今電話したらもっと遅い日にちになる事、 4か月もこの状態を続ける事は不可能な事、を伝えました。 

 

 

カウンセラーさんは、児童精神科リストを私に見せ 、

「んー、そんなに待つんですね。私の持っているリストはこれだけです。」

 

 

と言い、児童精神科のリストを見せ、私に伝えました。

・どこが良いかは、分かりません

・いつ見てもらえるかは、問い合わせて下さい

・専門家に診てもらった方がいいです

・息子さん、苦しいですよね 
 

 

 

6週間予約の埋まっている、臨床心理士で、スクールカウンセラーの方です。 

心理の専門家のはずです。 
 

 

その方のアドバイスが、児童精神科へ行き、専門医に診てもらいましょうでした。 

 

 

 
50分経ちました。 

 

 

カウンセラーさんが、 

「申し訳ないですが、お時間です。次の方がいらっしゃいます。」 

「次回はどうされますか?また相談されますか?」 

「ご希望でしたら★月★日の★時間からなら今予約が取れますよ。」 
 

 

 

私がお礼を言い、帰ろうとすると、

「次回の予約表の裏に、クイズがあります。やってみて下さいね。」

と言われました。 
 

 

 

裏を見ると、くだらないクイズが書いてありました。 

私は一瞬、時が止まりました。

 


先の50分間の内容を、重く受け止めていたら、クイズの事を私に伝えようと思うだろうか? 

私にクイズをする心境があると思ったのだろうか? 
 
 
 


やっぱり誰も助けてくれないんだ。

それでも先が見えない私は、次回の予約をしました。