ブログ

不登校復活の道(ブログ)

75 インターホン

75 インターホン 
 
 
2021.10.下旬 
 
 
長男はこの日1日中テレビを見てダラダラしていました。 

我が家はリビングが南道路に面しており誰がインターホンを押したのか見えます。 

学校に来ない事を心配した同級生がインターホンを押しました。 

長男は目を吊り上げソファをジャンプして1番玄関から遠い部屋の片隅へ逃げて行きました。 

その部屋で頭から布団を被り震えていました。 

 

 

 
ストレスを感じたのか人相が変わり妹に暴力を振るいました。 

 

 

 

長男は私に向かって、

「おい!ばばあ!!!」 

「あれやれよ!それやれよ!」 

暴言を吐き命令しています。 

こちらのお願いは一切聞きません。 
 

 

 
その様子を見ていた姉が、 

「もう、娘ちゃん、無理だね。」 

「一緒は危険だよ。」 

「可哀そうだし、連れて行くね。」 

と言って、実家に連れ帰ってくれました。 

 

 

夜、長男は部屋のブロックで遊び始めました。 

楽しそうに遊びながら 
 
「妹がいないと清々する。」 

と、ブロックの散らばった床を見ながら呟きました。


 
 

娘は長男にひどい扱いをされる為、しばらく実家に預ける事にしました。 

 

 

次男はとても不安定でした。

私と離れる事ができず、そのまま私と暮らす事にしました。 
 
 

 

長男がこのまま暴れ続けたら、私は娘と暮らせないのかな? 

小さいのに。 

嫌だな・・・ 

0

74 不登校克服ママへの相談

74 不登校克服ママへの相談 
 
 
2021/10/27(水) 

 

長男の不登校後、調べた相談所へは迷わず行きました。

どこへ行っても解決策を教えてもらえませんでした。

姉の友人で息子さんを不登校から克服させたママがいました。

私は姉に頼み連絡先を教えてもらいました。

 

私: 

「長男が不登校で悩んでて、相談乗ってもらっても良いかな?」 

 

ママ:

「私で良ければ!」 

「何歳?」 

 

私:

「小3」 

「~(ママの名前)ちゃんちは何歳からだった?」 

 

ママ:

「うちは中1。」 

 

私:

「え、、、うち早いよね。」 

 

ママ:

「早い方が早く学校行くようになる子が多いよ。」 

 

私:

「小学生の時は普通だった?」 

「5年の時に怪しかったよ。担任が嫌で行き渋った。」

「校長先生がたまたま、息子を理解してくれて担任を指導して、6年まで行けたよ。」

「でも、力尽きて中1の3日目から不登校。」

 

私:

「1年とかは覚悟だよね。」 

 

ママ:

「そうだねーそれ位の時間かかる子多いよ。」 

 

私:

「そのまま行けない子もいる?」 

 

ママ:

「いるよ。」 

 

私:

「えー、、、」 

 

ママ:

「でもまだ小3でしょ。」 

「どんな感じか分からないけど、とにかく過干渉にならず過保護になる。」 

 

私:

「うちは大人びてる」 

・感受性強い

・プライド高い 

・完璧主義

・マイペース度合い半端ない 

・集団では合わせる

「で、私がガミガミ人格否定した。」 

 

ママ:

「向こうからの要求にはちゃんと応えて、こっちからはあーだこーだ言わない方が良いよ。」 

 

私:

「過保護になるといいのかな?」 

 

ママ:

「うちの不登校だった子にそっくり!」 

 

私:

「今までは真逆にしてた。」 

「だった子!!!!過去になったのーーーー!!!」 

 

ママ:

「過保護は向こうからの要求は全部飲む。」 

 

私:

「物も?」 

 

ママ:

「うちは買ってたよ。」 

「え?って思うでしょ。」 

 

私:

「うん。」 

「エスカレートしないかとか心配だったり。」 

「うちまだゲーム持ってなくて。」 

「このタイミングで買うのは、、、」 

「引きこもり加速させるかなって。」 

 

ママ:

「でも買う事で心が満たされるから。」 

 

私:

「えー。」 

「今2人で居るけどめちゃくちゃ優しくていい子だよ。」 

 

ママ:

「引き籠りに一度はなると覚悟した方が意外と早く治る子多いよ。」 

 

私:

「めちゃくちゃ学校嫌ってても?」 

 

ママ:

「2人でいる時は心が休まってるからだよ、きっと。」 

 

私:

「学校爆破するとかだった?」 

 

ママ:

「言う言う。」 

 

私:

「そーなんだ、、、」 

「ゲームもやりたい放題やらせるって感じ?」 

 

ママ:

「やってたよ。」 

「昼夜逆転する。」 

 

私:

「依存症とかになっちゃわないかな〜とか。」 

「特にゼロ、100ってタイプの子だから。」 

 

ママ:

「うちの子もだよ。」 

 

私:

「えー。」 

「うちまだ下が2歳6歳だから。」 

「今は全く元気になったのかな。」 

 

ママ:

「何で学校爆破したいんだろ。」 

 

私:

「不登校開始が小3で早くてよかったねって感じ?」 

「女子がうざい、授業つまらん、体操座りやだ、時間のむだ。」 

 

ママ:

「友達の子とか、友達の友達の子とか…結構沢山話聞いて来たけど早ければ早いほど立ち直るのも早いよ。」 

 

私:

「心病んだのは長男が反抗する時私が暴言、暴力だったのが原因じゃないかな?」 

「とにかく自由にさせるんだよね?」 

 

私:

「今は長く休んでるから、何で休んだのって言われるのが嫌みたい。」 

「心も学校行ける感じじゃ無い。」   

「夏休み明けから行き渋りで10/12から完全に行かなくなったよ。」 

 

ママ:

「過保護になれば治りそうな気がする。」 

 

私:

「過保護ってどんなー。」 

 

ママ:

「何で休んだの?って言われるのヤダよねー。」 

「わかるわ。でも慣れる。」 

 

私:

「気も小さい。」 

「超絶繊細。」 

 

ママ:

「まさしくうちの子と同じ!」 

「過保護は要求を飲む。」 

「交換条件を出さない。」 

 

私:

「夏休みめちゃくちゃ切れて怒っちゃって。」 

「旦那まで巻き込んで旦那とも怒鳴り合いになったんだよね。」 

「で、私も息子にお前のせいだとか言っちゃったり。」 

「この子だけなら聞けるけど、、、」 

「立ち直り何年かかった?」 

「つらいよね。」 

 

ママ:

「旦那さんは家族だから巻き込めばいいんだよ!」 

「何かを買った時はお金の大切さは話した方が良いよ。」 

「うちは2年かかった。」 

 

私:

「ゲーム欲しがってるけど。」 

「引き籠りのタイミングで与えていいのか、凄い悩む。」 

 

ママ:

「今は大学目指して頑張ってるよ。」 

 

私:

「がんばったね!!!」 

 

ママ:

「うちは不登校中に40万の犬買ったり、20万のゲーミングPC買ったりしたよ。」 

 

私:

「わおー。」

「フリースクールとかは考えなかった?」

 

ママ:

「本人が行く気無かった。」

 

私:

 「うちは自由が好きだからフリースクールでもいいなって思ってる。」 

 

ママ:

「まだ、なり初めだから。」 

「長い人生のほんのわずかな時間だから。大丈夫!」 

 

私:

「対応間違いたく無くて。」 

 

ママ:

「私が合ってるかどうかわからないけど…」 

 

私:

「ずっと息子責めて。」 

「わがままだの、こだわり強いだの。」 

「お前なんかお前なんかって言ってた気がする、、、」 

 

ママ:

「私も言ってたよ。」 

「親だからちゃんとした大人になって欲しいから言っちゃうよね。」 

 

私:

「うん。」 

「とにかく躾けようとしない事だね。」 

「不登校めっちゃ奥深いよね。」 

「今は息子さんわがままとかじゃ無く普通に元気?」 

 

ママ:

「躾なきゃいけない事もあるけど、基本子供が自分ファーストでいられる事が大事かな。」 

「わがままは言うけど、普通に誰でも言う程度のわがままかな。」 

「普通に元気だよ!」 

 

私:

「じゃー、やりたい放題やらせてエスカレートとかも無いんだね。」 

「あとは子供信じるしか無いかね。」 

「小3でなった子も知ってる?」 

 

ママ:

「やりたい放題やる時期は、親がかなりのストレスだし、もしかしてお金もかかるかもしれない。」 

「エスカレートする子もいるけどそんな長い間じゃない子ばかりだよ。」 

「小3はいないけど小5はいた。」 

 

私:

「早いよね、、、」 

 

ママ:

「今学校に行かせる事が大事ではなくて、大人になった時自立している事が大事だから 今無理矢理学校行かせて心が病んで大人になっても引き籠りで仕事もしない親のスネかじりになったら一番困るから。」 

「子供のペースで行けるようになるといいよね。」 

 

私:

「うん。」  

「うちはチョット精神病入ってる雰囲気もあるよ。」 

「暴れたり。」 

「休む様になって落ち着いたけど。」 

「たまに感情コントロール出来なくなるみたい。」 

「暴言、暴力あったかなー?」 

 

ママ:

「うちの子も暴れてたよ、行き渋りから行かなくなる直前がかなりやばかったよ。」 

「一緒だね。」 

 

私:

「やっぱり?」 

「暴れたり、暴言、暴力も同じだね休み出したら治ったけど。」 

 

ママ:

「そうだよ同じく。」 

 

私:

 「で、たまに、不安だか劣等感だか。多分辛くて学校話題がストレスで妹殴ったり。」 

 

ママ:

「学校の話はしない方がいいね。」 

 

私:

「了解!」 

「もうしてないよ。」 
 
 
 
今まで聞いてきた相談機関より全然役に立つ情報でした。 

でも、うちはまだゲームが無い。 

学校に行かないタイミングでゲームをあげるの? 

今まで全くゲームを与えていなかった私にはとても恐怖の選択です。 

考えても考えても覚悟が出来ませんでした。 
 
掛けに出るしかないのかな・・・ 

0

73 不登校のタイプ別

73 不登校のタイプ別

 

 

2021/10/27(水) 
 
 
インターネットにこんな事が書いてありました。 
 
 
【情緒混乱・内向タイプ】 
  
①定義

「気分の落込みや身体症状が起こり登校したくてもできなくなるタイプ 」

 

  

②特徴と留意点 
  


学校に行こうとすると、頭痛や腹痛などの身体症状が起こり、登校したくてもできない状態に陥る 。

学校を休むことに対して罪悪感が強く、不甲斐ない気持ちや、自分を責める気持ちを抱いている 。

真面目で自分に厳しいため、少しくらいの成果では自分自身を認められなかったり、わずかなミスも許せないと思うような完璧思考の面がある 。

勉強もスポーツも人並み以上にでき、そのことが本人の頑張りを支えてきたことでもあるので、不登校になったということを受け入れられずに苦しんでいる 。

不登校になったきっかけや原因を話したがらない場合や、親を頼ろうとしないことがある。

 


③親や周囲のサポート 

  
助けを求めること自体を許せないことがあるため、本人が「期待されなくなった」と受け取らないように、挫折感や絶望感を認め、いつも味方でいることを伝え、助けを求めるのを待つ 。

親が受け入れる姿勢を見せると、これまで親に対して抱いていた不平や不満をぶつけるようになる場合があるが、制止せずに一旦全て吐き出させるようにする。

心理的に安定してくると、将来についての不安や焦り生じてくるため、慰めるだけでなく、いろいろな選択肢があることを伝え、行動につなげていく。

 


④このタイプの強みと他のタイプとの関連 
  

もともと集中力や思考力は高いタイプなので、パニックに陥らないように不安をコントロールする術を身につけて、自分のペースで学習を進められるようになれば結果が出やすい。

社交的でない側面があるが、無理をして周囲と同じように振る舞おうとせず、自分のできることや良さを認めていくと、人間関係が上手く行くようになる。

不安や焦りが人一倍強いタイプなので、子どもの気持ちを受け止めずに親主導のかかわりを続けると家庭内暴力などの問題を引き起こしたり、「神経症性障害を伴うタイプ」へと変化する恐れがある。

 
  
 
 

 

【神経症性障害を伴うタイプ】 
  
①定義

「情緒的混乱が激しく神経症性の症状を発症しているタイプ」 

 

  
②特徴と留意点 
  

 

過大なストレスがかかったことにより、神経症性の症状が現れる。

代表的な症状は不潔恐怖(潔癖症)、醜形恐怖、解離性健忘(記憶障害)、摂食障害などがある 
ストレスによってこれらの症状が一時的に起こるが、穏やかに過ごしていると症状が起こらない場合がある。

精神疾患の初期症状の可能性もあるため、思春期の症例に詳しい専門医を受診する。


  

③親や周囲のサポート 
  

 

神経症性の症状が現れたときには、登校刺激になるようなことは一切やめ、精神的な休息が取れるように環境を整える。

できるだけ早く思春期の症例に詳しい専門のクリニックを受診したほうが安心だが、本人に病識がない場合は、通院を勧めること自体が気持ちを傷つけることになりかねないため、無理に病院に連れて行くことは避ける。

子どもにいつもと違うような様子があるため親は心や身体のことを心配しているということをきちんと伝え、納得させてから病院に行くようにする。

主治医の指示に従って治療を進めるが、克服するためには病気を治そうとする本人の意志が必要であるため、安定してきたら、少しずつ外出や運動、学習など同世代とのギャップを広げないための取り組みも取り入れていく必要がある。

 

 

④このタイプの強みと他のタイプとの関連 
  

 

繊細でこだわりが強い性格を活かして、芸術や学習の分野で興味のあることに取り組み始めると、集中力を発揮し高いレベルで習得することができる。 

他人とは違う感性を持っていても、周囲との関係を拒絶せずに、趣味や特技で繋がるようにしていくと人間関係が広がる。 

「情緒混乱・内向タイプ」の一部が変化してこのタイプに移行する可能性がある  
 
 
・・・

・・・

・・・

 

 

両方、びっくりする程長男の症状そのものでした。 
 
両方当てはまる・・・


私はサイトの事を姉に話ました。

私:

「病院私だけで行けないかもう一回聞いてみようかな」 
「連れて行かない方がいい気がする」  
「行く気がしない」 


  
姉:

「昨日の様子だと行かないだろうね」 

 

私:

「気が済むまで休めばいいけど。転校したい!転校したい!言うから、転校した時に必要な健康診断って言うのはどうだろう」 
「学校行けって言っている様に聞こえるかな?」 
 

 

次男も不安症の症状でした。

小学校に向けて、先手打って精神科で療育しとこうかな・・・

0

72 総合医療センター

72 総合医療センター 
 
 
 
総合医療センターの予約は11月1日です。 

朝8時に予約を入れていましたが本人を連れて行かなければ診察してもらえません。 

どうしよう、絶対に行かない。 

連れて行き方の作戦を立てていました。

 

 
私:

「何て言って連れて行こう」 
「朝早いし」 

 

姉:

「お母さんと健康診断に行くよ。がよくない?」 

 

私:

「嘘つくと後から半端なく面倒だから」 

 

姉:

「でも、今回は連れて行くしかないもんね」 
「前日に言うと更にややこしくなりそうじゃない?」 
「帰りに好きな所に連れて行ってあげたら!」 
 

 ・・・

 

 
私:

「長男は要求と主張が凄い」 

 

姉:

「学校の臨床心理士さんが教えてくれた。特性がある子は、こだわりが強いし、興味がある事はやるけど、ない事は本当に苦痛らしいよ」 

 

私:

「特性は絶対ある」 
「だから学校なんて苦痛のみ!」 

 

姉:

「その特性を医療センターで見極めてもらって、対策を指導してもらえると思うよ」 

 

私:

「説明で判断?脳波?」 

 

姉:

「発達スクリーニング検査をするんじゃない?色々な事やらせて様子見るんじゃない?積み木とか、箱庭とか」 
「集中力とか、出来なかった時の反応とか、色々見るんじゃない?」 
「とにかく一流の医者の集まりらしいよ!間違いないって」 
「今日話した臨床心理士さんは、よっぽどストレス抱えてて、それを暴言や暴力で出しているんだろうね、本人も辛いよね、て言ってた」 
「まずは総合医療センターまであと1週間! 」
「適切な診断結果が出て治療方も出るはず」 
「それ以後はいい方向に、向かっていくはずだよ」 

 

私:

「前回MRI撮ったからその続きの検査って言って連れて行こうかな」 

 

姉:

「前日より、朝さらっと言った方が良くない?」 

 

私:

「だよね」 
 
 
家から出ようとしない長男を行きたがらない病院へ連れて行くのは一苦労でした。 

説明すれば余計に行かないと言う。

行かないと言ったら2度と連れて行けない。 

それでも最後の砦の総合医療センターには何が何でも連れて行かなければ! 

でもどうやって! 

予約日まであと1週間。 

1週間我慢したら解決策を教えてもらえる!

対応の仕方が分かる!

 

 

私はどう連れて行こうか!

その事しか考えていませんでした。

0

71 どこまで聞いたらいいのだろう?

71 どこまで聞いたらいいのだろう? 
 


 
この日は長男が1日中わがままを言っていました。 
 
 

お昼に食べた牛丼がほんの少し残っていました。 

それを私が捨ててしまいました。 

夕方、長男がそれに気が付き、

 

「今すぐ買って来い!」 

「早く買って来い!」 

と泣き喚いていました。

 

 

この場合、買ってこればいいのだろうか?
わがままにならないの? 

 

 
結局主人が買いに行きました。 
 
 
 
 
その次は、家にあったおやつを次男と娘が少し食べました。 

長男:

「次に買う時は僕しか食べちゃだめだ!」 

「絶対に弟、妹には買うな!」 

「買ってもらうのは僕だけだ!」 
 
 
私は言葉には出しませんでしたが、こんな気持ちでした。

 

本当に疲れる

これがまさに長男だ 

長男らしさだ

あぁ、この子らしい

飽き飽きだ

 

私の中の長男はそんなイメージでした。 
 

 

自分が1番満たされた状態でいなければ気が済まない。 

本当に疲れる。 

毎日毎日気が狂いそうでした。 

 

 
長男の言う事だけを聞くのであれば、何とかなります。 

大人は我慢できます。 

でも、次男や娘も黙っていない。 


 


次男に買うなと言う長男。 

僕にも買ってと言う次男。 

同時に2人の願いを叶えられない。 

ほとんどのシチュエーションでその繰り返しでした。 

どちらの意見を優先するのか。 

優先されなかった方が泣き喚きます。 

想像を絶する泣き喚き方です。 
 
 
 
もう、こんな生活やっていける気がしない。 

長男に声を掛ける時はいつも気を使い神経をすり減らしていました。 

 

 
何かにつけて、永遠に要求をしてくる。 

その要求が叶うまで決して止めない。 

これは今の長男だからではない。 

長男は私の中で常に【こうゆう子】でした。 
 
 

 
その日は娘もずっとギャンギャン泣いていました。 

頭がキーンとする娘の泣き声と、長男の度を超えたわがままと次男の死んだ様な目つき。 

 

私は:

「・・・」 

「もう、耐えられない」 

毎日毎日限界でした。


 

 
結局長男は主人が買ってきた牛丼を食べませんでした。 

長男:

「同じ物なんて飽きる」 

「違う物作ってよ」 

 

 

私はあきれ果て、疲れ果てて

 

「いい加減にしてよ、わがまますぎるでしょ」(怒) 

 

と白けた目つきで長男を見ながら言いました。 

 

 

ごたごたしている横で娘は私の足にしがみ付きギャンギャン泣いています。 

私はもう何も作りませんでした。 

 

  
長男は怒りながら自分で何かを作り始めました。 

用意された食事は食べません。 

 

 
この子おかしい。 

思いやりが全くない。 
 
 
主人は何とか優しく対応していました。 

娘の世話もしていました。 

私はもう逃げました。 

頭がおかしくなりそうでした。 
 

 

この子は元々凄くわがままなの? 

特性なの? 

承認欲求? 

所有欲? 
 

 

寒いのに扇風機かけて寝る。 

寒いと言えば風量を上げる。 

嫌がらせ?本当に暑いの? 

適応障害なの? 
 
 
姉は:

「普段凄い優しい子じゃない?」 

「わがままではなく、特性な気がする」 

 

私:

「そもそも特性って何?」  

 

姉:

「診断してもらって、療育をしていけば良くなると信じよう!!」 

「暴言はぐっと我慢して頑張ろ!!」 

 

 

頭が常に沸騰している。 

対応の仕方が分からない。 

どこまで許していいの? 

どうしたらこの子を【いい子】に育てられるの? 

 
あー、疲れた。 

もー、嫌だ。

0