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不登校復活の道(ブログ)

60 詰まらない 詰まらない

60 詰まらない、詰まらない、  
 

2021.10.19

 

長男が学校へ行かない理由を言いました。

 

長男:

「次男がいない時しかDVDが見れないから学校休む」 
 


まだ学校いかなきゃ、ていう意識はあるのか? 
 


長男:

「でもお母さんが一日中教室に居たらいく」 

 

私:

「分かった居るよっ」 

 

長男:

「・・・」 

 

私:

「お母さん一緒に居るから行こうか」 

 

長男:

「行かない」 

「・・・」 

「本当に嫌だ」と泣き出しました。 

「自由な学校に行きたい」 

 

 

休みたい理由はもう言いません。 
 

 

長男:

「学校休む」 

「学校休む」 

「行きたくない」 

「学校休む」 

 

私:

「嫌なんだね」 

 

長男:

「ずっと嫌」 
 

 

学校自体が嫌いなんだ、この子。 

理由はきっと無い。 

詰まらないだけだ。 
 

 

  

上の姉:

「ワガママで嫌なら泣かないと思う。泣くのは、レイジーな嫌ではなくないか?無理させない方がいい気がするよ」 
「詰まらないって言うの?」 

 

私:

「うん」 

 

上の姉:

「詰まらないって言ってるけど、まだ心が学校に行く一歩を踏み出せる状態じゃないんじゃない」 

 

私:

「ずっと嫌だった、詰まらないって言ってる」 
   「授業も前は楽しかった。英語も先生変わって詰まらないって」 

下の姉「何か決定的な嫌なことがあった訳ではない?詰まらない、を理由にしてる?」 

上の姉「学校に関する嫌なイメージが複数重なってない?」 

下の姉「授業や先生が楽しければ行けそうな気もしない?」 

私  「結局嫌なことあったら行かなくならない?」 
   「社会出られないよね・・・」 

 私  「学校行ってないのに元気に走り回って次男も幼稚園行かないって言うし耐えられない」 

上の姉:

「今は長男君は、心が正常じゃないと思う。正常な思考じゃないよね?今の詰まらないとか。正常になれば、元の姿に戻ると思うよ」 

 

私:

「退屈に耐えられなくて異常になったんじゃないの?」 
「家庭でのストレスがきっと根っこだよね。治るのか?」 

 

上の姉:

「おそらくまずは薬じゃない?小学生だから飲ませたくないけどかなり変わるみたいよ」 

 

下の姉:

「病院で何が最善かアドバイスくれるはずだよ」 

 

私:

「どうしよう、小3で人生終わるか」 

 

上の姉:

「何か見つかるわ」 

 

私:

「凄い不安になってきた」 
「本格的に行かない」 
「全く行かなくなっちゃった」 
「どこか別に行く学校決まってれば気持ちが楽になる」 
「探さなきゃ!」

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59 祖父母との旅行(奈良)

59 祖父母との旅行(奈良) 
 
 

 


2021.10.17.18
 
今日から1泊2日で親族で奈良へ旅行予定です。

朝、バタバタ支度をしていると長男が

 

「漫画14冊持って行く」 

と言い出しました。

 

私:

「は!!!」 

「新幹線だよ」 

 

長男:

「持って行く!」 

 

私:

「重いよ!」 

 

長男:

「いいよ」 

 

私:

「絶対お母さんに持ってって言わないでよ!」 

「ありえない」 

{もー、と言う目で息子を見る} 

 

 

 
あー、出かける前からいちいち面倒臭い子! 
 

 

長男:

「布団も持って行く!」 

 

私:

「何言ってるの!それは本当に無理!やめて!」 
 

 

 
そんなやり取りを何度かくりかえし、なんとか出発出来ました。 

 

私は朝から訳の分からない事ばかり言う長男にイライラしていました。 

新幹線駅で姉達と合流すると気も紛れ、子供達も可愛がって貰えるのでご機嫌でした。 

 

 

 
長男は至って元気で荒れ狂う事もなく昔の子供らしい姿でした。 

次男とも喧嘩をしません。 

祖父には不登校の事を伝えていませんでしたが気が付かない程元気でした。 

 

 
 
 
わがままも言わず、何一つ困る事もなく1泊2日を終えました。

帰りの新幹線駅で長男が祖父と話していました。
 

 

長男:

「おじいちゃん、僕もっと旅行したい!」 

「もう1日泊まりたい」 

 

祖父:

「そっかー、楽しかったな。でも長男君明日学校だからな、また来ようね」 
 

 数メートル先からでも分る程長男の表情が曇りました。 
 

 

 

あ・・・、明日も行かないんだな。 
 
 

 

もう行かなくていい。 

そう思う時が増えていました。 

 

 
明るく元気な姿を見ると 

不登校なんて気のせいで、学校に行くのではないか? 

と期待してしまいます。 

2つの気持ちが私の中で行ったり来たりしていました。 

 

 

 
今私はこの子にどんな対応をするのが正解なのだろう。 

明日は起こすべき? 

どの位の熱量で「学校だよ!」と言うべきなのだろう。 

行かない。を受け入れた先に何があるのだろう。 

 

 
また明日から相談所巡り、学校(居場所)探しだ。 

一気に気持ちが暗くなりました。 

楽しい時間を過ごしていても胃の辺りにいつも鉛がある様な嫌な感じが取れません。 
 

 

 

 
旅行2日目の朝、食事をしている時母親が話しかけてきました。

 

母親(祖母):

「何があったの?」  

「絶対何かあったんじゃないの?」 

「あんた、なんか傷付く事言ったの?」 

 

私:

「うん・・・分からないけど」  

「私が何か言ったんだろうね」  

「私のせいなんだと思うよ」 

 

母親:

「絶対そうだと思うよ」 

 

私:

「・・・うん」 

 

 
私はその後1人で部屋に戻りました。 

何とも言えない孤独さと苦しさでしばらく涙が止まりませんでした。 

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58 総合医療センターの予約

58 総合医療センターの予約 
 
 
朝、朝食を食べている主人に話掛けました。

 

私:

「総合医療センター予約取れたよ」 

 

主人:

「何の話?」 

 

私:

「え・・・」 

「月曜の2時から予約開始で、最後の砦だからって言ったよね?」 

 

主人:

「電話する事なんて頭の片隅にもなかった」 

 

私:

「関係ない人にまでお願いしてるのに?」 

 

主人が私を見てムッとしました。 

 

私は、ありえない。親族がこんなに協力してくれているのに、何でこの人だけ蚊帳の外なの?

必死さが無さ過ぎる。

最悪な気分でした。 

私は何も言わず、冷めた目で主人を見ました。 
 
 


 
2021.10.18(月) 
 
この日は祖父母、3人の子供達、私、私の2人の姉と奈良へ行きました。 

以前から約束しており長男の様子から当日まで行けるか分かりませんでしたが 

長男は張り切って出発しました。 

 

 

 
月曜の14時。 

総合医療センターの予約開始時間です。 
 

 

旅行中ですが絶対に電話して予約を取らなくては! 

 

 
姉2人、姉の旦那さんも協力してくれて皆で電話しました。 
 

 
上の姉  121回掛けて全て話し中。 

下の姉  89回掛けて全て話し中。 

姉の旦那さん 13:55分に掛けて「5分前なので受け付けられません」と言われる。 

その後14時から何十回掛けても繋がらない。 

 

 
私  79回目に繋がり予約が取れました。 

2週間後の11月1日に予約が取れました。 
 
 

 
主人にも頼んでいました。 

電話をかける事すら頭に無かった事に言葉では言い表せない様な失望感がありました。 

病院の名前すら知らなかった・・・ 

なんで・・・。 
 
なんでそんなに必死じゃないの? 

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57 育て難い息子達

57 育て難い息子達

 

 

久々に幼稚園時代のママに会うと、こんな事を言われました。


ママ: 
「長男君、女子の間で可愛い可愛いって人気だよ」 
「給食食べるのが遅くて可愛いーーー♡って」 
 


3年生になってすぐでした。

 
 
私:

「えー、そうなんだ。あの子給食あまり食べないらしいね」 
 

 

そう言えば担任の先生も 

 

「かわいいので頭ヨシヨシしておきました」 

 

と行き渋りの時に言っていたな。 

 

 

長男は可愛がられるのはバカにされていると捉えるタイプだ。 

 

 

絶対に喜ばない。 

 

 
 
   
それも病気? 

プライドが高すぎるの? 
 

 

 
連日の休みで顔つきは良いけれど、学校嫌いは相変わらずでした。 

とにかく自由になりたい。 

女子が嫌。 

授業つまらん。 

そればっかり。 
 
 
 

 
今までは我慢をしていたのだろうか? 

ストレスを抱えきれなくなってしまったのだろうか? 

学校嫌いになる大きな出来事があったのだろうか? 

何だろう? 
 

 

「休みたい」と言えた事は良い事なのだろうか? 
 

 

 

主人は忙しく家にいない。

いても自分の事をしているのであまり会話をしない。

よく姉に気持ちを話していました。

 
私:

「正直ほんと疲れるよ」 

 

姉:

「常に不快が無ければ穏やかだけど、それでは困るよね」 

 

私:

「困る」 

「ストレス無しで生きていけない!」 

「人のせいにばかりして逃げていたら生きていけない!」 

 

姉:

「社会に出たら、ストレスまみれだもんね」 

「長男君は、わがままではなく病気がそうさせてると思うよ」 

「療育すれば適応出来る様になっていくんじゃないかな」 

 
 
 
昔からからずっと育て難い。 

2歳半からだ。 

次男が生まれて数か月後からとにかく大変な子でした。 

家族が振り回される。 

神経を使う。 

とにかく譲れない。 
 

 

 
あの子は特性が強い。 

私は長男との相性が悪すぎる。 
 
 
 


寮に入れて価値観を変えさせないとやばい! 

 
 
 
漫画を読むページ数まで次男より多くなければ許せませんでした。 

 
 
あーー、面倒臭い。 

フリースクールも行かなかったら地獄。 
 

 

 
総合医療センターは何を指導してくれるのだろうか? 

どんな対応が良いのか教えてくれるのだろうか? 

穏やかな子になるの? 
 
 
あの子はカウンセリングをきっと受けない! 

受けるはずがない! 

受けない子をどう指導するの? 
 

 
相談した全ての箇所で、前例無し、難しい。 

解決策が分からない。 

それしか言われない! 
 
 

次男も特性がありそうだしな・・・ 
 
  
主人か私、どちらかの遺伝子なのだろう。 
 
 
嫌すぎる! 
 
 
息子達は2人共プライドが高すぎる! 

長男は病的だ。 

負けず嫌いの一言では済まされない。 
 

 

次男も困り事がどんどん増えていました。

 

・人目を気にしすぎる 

・コミュニケーショ能力が低い  

・遊戯をやらない  

・究極の人見知り 

・幼稚園の廊下で寝っ転がっている

 

髪を切るのですら「笑われる」「嫌だ」と一苦労でした。 
爪も切った後の感触がいやだ!と切らせてくれません。 
 

 
次男が長男を真似してなのか、食事を出しても 

 

次男:

「これは食べたくない」 

「こんな物要らない」 

「嫌がらせかよ」 

「ふざけるな」 

 

と言い出しました。 
 

 

私は、これ、作り直していいの? 

思いやりのない子にならないの? 

長男の真似なの? 

私はどう対応したらいいの? 

 

もう、どう対応していいのか分からず途方に暮れる日々でした。

 

 
 
次男は半年後に1年生です。 

万が一登校出来なかったら、どうしよう。 

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56 運動会

56 運動会 
 
 


「運動会は行く!」 

何度も何度も聞いた言葉です。 

 

 2021.10.16


当日は意地でも布団から出ません。 

 

私:

「運動会、行くんじゃなかったの?いいの?」

 

長男:

「あー、腕が動かない」 

「体が動かない」 
 

 

 
起きてから 

 

長男:

「あれ、運動会は?行きたかったのにー」 

 私:

「まだ、かけっこには間に合うよ」 

 

長男:

「・・・」 

 

私:

「行くなら付いて行くよ」 

 

長男:

「・・・」 

 

私:

「一緒にいく?」 

 

長男:

「・・・」 

 

 

自分は悪くない。起こさなかった私が悪いのだと主張しています。 
 
 

 

 
かけっこで一番早い子達のチームだけど、少しの差で負けたらしい。 

 

 

 

「あーでこーだったから負けたけど、俺のが早い!」 
 

 


負けず嫌いだから、負ける位なら走りたくないのかな。 

負けず嫌いが病的だな、、、 

プライドが高すぎるのだろうか? 

人生疲れそう・・・ 

最近学校行ってないから周りの目を気にしてるの? 
 
 
 
行くかもしれないと運動会用のお弁当を作ってありました。 

悲しくて虚しいなー。 

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