ブログ

71 どこまで聞いたらいいのだろう?

71 どこまで聞いたらいいのだろう? 
 


 
この日は長男が1日中わがままを言っていました。 
 
 

お昼に食べた牛丼がほんの少し残っていました。 

それを私が捨ててしまいました。 

夕方、長男がそれに気が付き、

 

「今すぐ買って来い!」 

「早く買って来い!」 

と泣き喚いていました。

 

 

この場合、買ってこればいいのだろうか?
わがままにならないの? 

 

 
結局主人が買いに行きました。 
 
 
 
 
その次は、家にあったおやつを次男と娘が少し食べました。 

長男:

「次に買う時は僕しか食べちゃだめだ!」 

「絶対に弟、妹には買うな!」 

「買ってもらうのは僕だけだ!」 
 
 
私は言葉には出しませんでしたが、こんな気持ちでした。

 

本当に疲れる

これがまさに長男だ 

長男らしさだ

あぁ、この子らしい

飽き飽きだ

 

私の中の長男はそんなイメージでした。 
 

 

自分が1番満たされた状態でいなければ気が済まない。 

本当に疲れる。 

毎日毎日気が狂いそうでした。 

 

 
長男の言う事だけを聞くのであれば、何とかなります。 

大人は我慢できます。 

でも、次男や娘も黙っていない。 


 


次男に買うなと言う長男。 

僕にも買ってと言う次男。 

同時に2人の願いを叶えられない。 

ほとんどのシチュエーションでその繰り返しでした。 

どちらの意見を優先するのか。 

優先されなかった方が泣き喚きます。 

想像を絶する泣き喚き方です。 
 
 
 
もう、こんな生活やっていける気がしない。 

長男に声を掛ける時はいつも気を使い神経をすり減らしていました。 

 

 
何かにつけて、永遠に要求をしてくる。 

その要求が叶うまで決して止めない。 

これは今の長男だからではない。 

長男は私の中で常に【こうゆう子】でした。 
 
 

 
その日は娘もずっとギャンギャン泣いていました。 

頭がキーンとする娘の泣き声と、長男の度を超えたわがままと次男の死んだ様な目つき。 

 

私は:

「・・・」 

「もう、耐えられない」 

毎日毎日限界でした。


 

 
結局長男は主人が買ってきた牛丼を食べませんでした。 

長男:

「同じ物なんて飽きる」 

「違う物作ってよ」 

 

 

私はあきれ果て、疲れ果てて

 

「いい加減にしてよ、わがまますぎるでしょ」(怒) 

 

と白けた目つきで長男を見ながら言いました。 

 

 

ごたごたしている横で娘は私の足にしがみ付きギャンギャン泣いています。 

私はもう何も作りませんでした。 

 

  
長男は怒りながら自分で何かを作り始めました。 

用意された食事は食べません。 

 

 
この子おかしい。 

思いやりが全くない。 
 
 
主人は何とか優しく対応していました。 

娘の世話もしていました。 

私はもう逃げました。 

頭がおかしくなりそうでした。 
 

 

この子は元々凄くわがままなの? 

特性なの? 

承認欲求? 

所有欲? 
 

 

寒いのに扇風機かけて寝る。 

寒いと言えば風量を上げる。 

嫌がらせ?本当に暑いの? 

適応障害なの? 
 
 
姉は:

「普段凄い優しい子じゃない?」 

「わがままではなく、特性な気がする」 

 

私:

「そもそも特性って何?」  

 

姉:

「診断してもらって、療育をしていけば良くなると信じよう!!」 

「暴言はぐっと我慢して頑張ろ!!」 

 

 

頭が常に沸騰している。 

対応の仕方が分からない。 

どこまで許していいの? 

どうしたらこの子を【いい子】に育てられるの? 

 
あー、疲れた。 

もー、嫌だ。