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2024年2月の記事一覧

191 次男の発達検査

191 次男の発達検査 
 

2022年6月 

 

次男の発達検査がありました。 

 

前回の診察の際に主治医の先生が、 

 

「この子受けるかな?受けれない子ってなかなかいないけどどうかな・・・」 

 

と私に言いました。 

 

主治医の先生の言葉は次男を【物凄く酷い発達障害児】と言っているように感じました。

 

・・・ 

 

私は次男に発達検査の事を、 

 

「次男が何が得意なのか分かる楽しい検査だよ」 

 

と伝えていました。 

 

「どうして僕だけ受けなきゃいけないの?」 

 

と不満そうに聞くので、私は、 

 

「みんな受けていると思うよ」 

 

と嘘をつきました。 

 

・・・

 

診察室に入り先生が、 

 

「何歳ですか?」 

 

と次男に質問すると、次男は、 

 

「20歳」 

 

と答えました。 

 

他にも何か質問されていましたが、主治医の先生を不満そうに見て、全ての質問にまともに答えません。 

 

椅子にも座らずチラチラ横眼で先生を見ながらウロウロと診察室内を歩き回っていました。 

 

診察室から脱走はしませんでしたが、先生からの質問をほぼ無視し拒否しました。 

 

次男は今まで、これほどまでに酷い拒否反応をする事はありませんでした。 

 

主治医の先生が、 

 

「発達障害の症状が酷くなってきていますね」 

 

「脳の発達に伴い症状がひどくなる子、薄まる子がいます」 

 

「息子さんは酷く出始めたのでしょうね」 

 

「投薬しましょう」 

 

「できる事が増えます」 

 

「できる事が増えれば自信がつきますよ」 

 

「びっくりするほどできる事が増えますよ」 

 

と言いました。投薬に抵抗があった私が黙っていると、 

 

「お母さんが薬をそれ程嫌がる理由は何ですか?」 

 

と言われ、私が、 

 

「漢方薬とかはどうですか?」 

 

と聞くと、 

 

「飲むと言っても少量ですよ、普通にADHDの子が飲むお薬の方が良いと思いますよ」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

次男の様子を見ていた主治医の先生が、 

 

「やはり、今日は発達検査無理ですね」 

 

「彼、やらないでしょ」 

 

「それに、やる気なさそうだから、いい結果も出ないんじゃない?」 

 

と言われ、その日は発達検査を受けない事になりました。 

 

・・・

 

その後、主治医の先生が、

 

「どうします?次の検査の予約します?」 

 

と聞き私は予約をお願いしました。 

 

私が、 

 

「次男がどんな行動に出るのか分からないので、次回も受けられなかったらごめんなさい」 

 

と謝ると、 

 

「まぁ、こちらも何回も何回も続くようだと、ちょっとね・・・」 

 

と言われ、 

 

私は、 

 

「そうですよね・・・」 

 

と言いながらも、スムーズに受ける事が困難な子たちが来る病院じゃないの?と心の中で思いました。 

 

・・・

 

この病院に来ると私は毎回とても嫌な気分になりました。 

 

それでも児童精神科しか相談場所はないと思っていたので次回の予約をしました。 

 

 

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190 徐々に回復しているような長男の様子

190 徐々に回復しているような長男の様子 

 

2022年6月14日 

 

担任の先生がふらっと寄ってくれてオセロを2回したそうです。 

 

その日は主人と楽しそうにマイクラの座標を学んでいました。 

 

・・・

 

2022年6月21日 

 

長男の機嫌が悪く、イライラして次男に当たっていました。 

 

私が不機嫌になるのが先か、長男の不機嫌が先なのか分かりませんが、どちらかが調子が悪いと連動しがちでした。 

 

22日に先生が家庭訪問をしてくれる予定なので、少し調子が悪い事を伝えると、 

 

「無理をさせずに見守りましょう」 

 

との事でした。 

 

約束の22日には元気になっており、先生が家庭訪問に来て帰った後、 

 

「あー、いい気分」 

 

「楽しかったー」 

 

「学校行きたいなー」 

 

と言っていました。 

 

・・・

 

いつも遊んでいるゲーム友達が、以前のようには遊びに来なくなりました。 

 

唯一、家族以外で交流している担任の先生の家庭訪問を楽しみにしているようでした。 

 

先生からは、 

 

「関わりの中で、学びたい姿勢が強く見えます」 

 

「教えた箇所は全て理解しています」 

 

「心のエネルギーが満タンになるようサポートしていきましょう」 

 

「長男さんは1対1の家庭教師のような学びが伸びますね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

2022年6月24日 

 

長男自ら、 

 

「料理をしたい」 

 

と言い、ラーメンとオムライスを作ってくれました。 

 

・・・

 

2022年6月25日 

 

毎日動画を見て寝落ちしている長男が、 

 

「僕、今日動画見ずに寝てみる!」 

 

と言い眠りにつき、次の日の朝に、 

 

「あー、動画見ずに寝たら、寝やすいし朝気分がいい!」 

 

と言いながら起きてきました。 

 

・・・

 

マイナスな発言が減り、私の目にはとても元気に回復しているようにみえました。 
 

 

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189 大型遊園地へ行く

189 大型遊園地へ行く 
 
 
2022年6月13日 

 

幼馴染と次男と遊園地へ行きました。 

 

遊園地へ向かう途中長男はその友人に、 

 

「僕の七夕の願い事は学校へ行く事なんだ」

 

と話していました。 

 

友人は、 

 

「行くなら今でしょ!僕がいるんだし!」 

 

「担任の先生も凄くいいし!」 

 

「同じ幼稚園の子沢山クラスにいるし!」 

 

「行こ行こ!僕がいるから大丈夫!」 

 

と励ましてくれていました。 

 

長男は、 

 

「絶対何か言われる、絶対言われるもん」 

 

とばかり言い、途中から別の話題に切り替え、学校の話題には反応しなくなりました。

 

・・・

 

大型遊園地は家のすぐ近所にありました。

 

長男は同じ年代の子供たちがいても、以前のように恐れたり、隠れたりはしませんでした。 

 

ジェットコースターに何度も何度も乗ったり、お弁当を食べたり楽しそうに過ごしているように見えました。 

 

それでも一緒に行った友人より全然覇気がなく、元気がなく、ずっと下を向いているな、という印象でした。 

 

友人は元気に、 

 

「ここへ行きたい!」 

 

「次はここ!」 

 

と子供らしく目を輝かせはしゃいでいましたが、長男はそんな友人にただ付いて行くだけでした。 

 

・・・

 

普段運動していないからか、いつもよりも早起きしてお出かけしたからか、夕方頃になると、顔つきが変わり、様子がおかしくなりました。私が、 

 

「疲れた?帰ろうか?」 

 

と言うと、今までとても楽しそうにしていたのに、 

 

「こんな場所、何が楽しいの?」 

 

と半泣きになりました。 

 

丁度閉館時間に近づいていたので、帰宅する事にしました。

 

車に乗っても相変わらず長男は不機嫌そうでした。

 

友人の前ではめちゃくちゃな事を言わないように頑張っている様子でした。

 

友人を家まで送り届けると、長男は一気に支離滅裂な事を言い始めました。 

 

家に着くと、泣きながら何かをわめいて、地団駄を踏んで私に文句を言い続けました。

 

その後、寝室に行き眠ってしまいました。 
 
 
 

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188 担任の先生との関わり(長男)

188 担任の先生との関わり 

 

2022年6月6日 

 

この時期長男は、何度も何度も、 

 

「学校行きたい、行きたい」 

 

と言っていました。 

 

学校へ行きたい事よりも、【友人に何かを言われる事が嫌だ】という状況は変わりません。 

 

・・・

 

発達障害児に詳しい塾の先生に、長男が学校へ行きたいとよく言う、と相談すると、 

 

「長男の場合は特性として、その場求められている姿を全力で演じてしまう」

 

「必要以上に周りに気を使い、その場に適応しようと頑張ってしまいます」

 

「そして疲れ切ってしまう」 

 

「僕が担任なら、週に1日しか学校に来させません」 

 

「本人が学校に行くと決めた場合でも特性に合わせた対策をしてください」 

 

と以下の対策を提案されました。 

 

・ストレス要因を取り除く 

・頑張りすぎないように周りが気配りをする 

・クールダウンができる場所を用意する 

・毎日行かせない 

・やらなければならない事を減らす 

 

・・・

 

不登校の子のエネルギー曲線を見ると長男は心理状態、行動共に中高生の不登校児ととても似ていました。 

 

・・・

 

2022年6月8日 

 

授業後学校へ行く約束をしていましたがこの日も行けず、担任の先生が家庭訪問してくれました。 

 

先生が帰宅後、長男が嬉しそうにしていたので、 

 

「夏休み、少しでも学校に行けるといいね」 

 

と私が言うと、長男は、 

 

「余裕でしょ、逆に行きたいわ」 

 

とご機嫌でした。 

 

長男は、 

 

「僕は、今の担任の先生ならいい、3年生の時の先生は絶対に嫌だ」 

 

と言いながら、その日先生に教えてもらった算数を、一人ですらすらと解いていました。 

 

そして先生との通いノートにメッセージを書きました。 

 

↓ 

 


 

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187 学校に行きたいと何度も言う

187 学校に行きたいと何度も言う

 

 

2022年6月1日 

 

長男が、クラブに参加したいと何度か言ったので、 

 

「明日のクラブはどうしたい?」 

 

と聞くと、 

 

「もう少し先生に慣れて、心の準備が出来たら行く」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

毎日学習すると決めている2枚のプリントは、私と2人きりの昼間にはやる気にならないのか、誘っても、 

 

「夜やる」 

 

と言い、夜は私が下の子2人のお世話があり、タイミングが合わずに出来ない日もありました。 

 

長男は私が横で一緒に学習しないと自分1人では学習しません。 

 

・・・

 

先生が来た後は、 

 

「学校に行きたい」 

 

とよく言いました。 

 

先生は多忙で、なかなか家庭訪問ができないため、 

 

「オンライン授業に参加してみてはどうか?」 

 

と提案してくれました。 

 

長男に話しましたが良い反応ではありませんでした。 

 

・・・

 

2022年6月3日 

 

私が不在時に先生が立ち寄ってくれたようです。 

 

長男は、

 

「友人が来ていたから断ったけど、嬉しい、先生優しい」

 

「先生に割り算の筆算教えて、と伝えておいて」 

 

と、喜んでいました。 

 

・・・

 

以前私が長男に、

 

「学校に行かない子たちが行く市の施設があるよ」 

 

と適応教室の事を話したことがありました。 

 

この日長男が、 

 

「適応教室に行ってみようかな」 

 

「でも僕、夕方に起きるから、適応教室は3時までだから行けないね」 

 

と私に話しかけてきました。 

 

・・・

 

ほぼ毎日ゲームをしに来ていた親友が、1人でやりたいゲームを買ったらしく、遊びに来なくなると、 

 

「僕は、独りぼっちだから」 

 

「みんな最初は来るけど、すぐ僕に飽きるんだ」 

 

「友達を作るには何でも1番にならなくちゃ」 

 

「一番になれば、人が寄ってくる」 

 

「だから足の速い僕は、体育で友達ができた」 

 

と言っていました。 

 

我が家では、何に対しても1番になるように、と教育した事は一度もありません。

 

親友が遊びに来なくなると、長男はとても退屈そうでした。 

 

・・・

 

「学校に行きたい、学校に行きたい」 

 

「でも、きっと皆に何か言われる、それが嫌だ」 

 

とよく言うので、不登校初期に相談していた克服ママに、長男の様子を相談すると、 

 

「息子も同じこと言ってた、でもね、それはまだ完全に心が回復していないだけだよ」 

 

「本当に心が回復すると、何かを言われることすら跳ね飛ばせるようになるから」 

 

「とにかく、焦らず、本人のペースで、ゆっくりね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

子供たちと七夕飾りを作ると、長男は短冊に、 

 

「学校へいけますように」 

 

と書いていました。 
 

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186 2022年6月前半の次男の様子

186 2022年6月前半の次男の様子 
 
 

発達障害研究所出身の塾の先生に次男の書いた連絡帳を見せると、

 

「自閉症の子の字の特徴をもっていますね」 

 

と言われました。 

 

・・・

 

入学直後、次男は連絡帳を書いてきませんでしたが、書いてくることが多くなり、私は嬉しく思っていました。 

 

帰宅後に宿題をやる日も出てきました。 

 

学校も嫌がりはせず、一度も「休みたい」とは言いません。 

 

・・・ 

 

担任の先生の話によると・・・ 

 

授業中は教室におらず、校庭で石を拾っている。 

 

放課は1人でポツンとしている。 

 

担任の先生が教卓にいる放課は、すーっと寄って来て、 

 

「何してんの?」 

 

と近づいてくるそうです。 

 

・・・

 

次男の担任の先生は、沸点が低く、些細なきっかけで生徒を怒鳴り散らす事がある、と複数のママたちから聞いていました。 

 

次男に聞くと、「周りの子はよく叱られている」と言っていましたが、我が家は特性を理由に入学前から怒鳴りつける指導はしないようお願いしているためか、次男は「怒鳴られたことがない」と言っていました。 

 

学校での集団行動は苦手なものの、反抗的な態度などは特にないようでしたが、家での次男の態度はどんどん悪化していました。 

 

無反応、無気力、ゲーム中断時の攻撃的な態度。

 

基本的には家にいる間中、ゲームをしています。 

 

話しかけても無反応。 

 

中断すると激しく母親をののしりました。 

 

「うるせー、だまれ、お前に関係ないだろう」 

 

と言いながら、涙を流し地団駄を踏む。 

 

この時期に次男と楽しい会話をした記憶はありません。 

 

日常会話をした記憶もありません。 

 

ゲーム以外の時はただ、無表情で人形のように突っ立っていました。 

 

その態度は私をイライラさせ、不安にさせ、悲しい気持ちにさせました。 

 

・・・

 

次男に付き添い通学する途中、周りの元気な子供たちが本当に羨ましく目に映るのです。 

 

友人と笑顔で会話をしている子。 

 

笑ってブランコに乗り、私に手を振ってくる友人の子。 

 

1人で集合場所に向かう次男と同級生の近所の子。 

 

そんな、何でもない他の子供の行動がやたらと目につきます。 

 

何でうちの子はそんな簡単な、周りの子が当たり前に出来ている事が出来ないのか、そんな事を思い苦しくなっていました。 

 

私はそんな次男を見て

 

・友達ができるはずがない 

 

・ため息しか出ない 

 

・とにかく事がすすまない 

 

・問題がありすぎる 

 

あ・・・ぁ・・・ただただ疲れる 

 

そんな風に思ってしまう時もありました。 

 

それでも長男に最悪な学校のイメージを刷り込まれ、自分自身も極度に集団が苦手な中、登校できている事を心から素晴らしく思っており、毎日次男に、 

 

「今日も学校行ったね、お疲れ様」 

 

と必ず言っていました。 

 

気がかりな事が多い次男ですが、基本的にはとても優しい子です。 

 

自分の誕生日プレゼントを少なくし娘に何かを買ってあげる。

 

家に遊びにくる友達のために、スーパーにおやつを買いに行くと、

 

「あの子、このお菓子好きだよね。これ、買っていこう」

 

と、嬉しそうにお菓子選びをしました。

 

そんな他人想いな面を沢山もっている子です。

 

次男は家族で作った七夕飾りにこんなメッセージを書いていました。 
 
↓ 
おとうさん かいしゃ がんばってね

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185 授業後、学校へ行く約束

185 授業後、学校へ行く約束 
 
 
 
2022年5月20日に授業後学校へ行く約束を担任の先生としていました。

 

長男は前日まで、 

 

「学校行く」 

 

「明日でしょ」 

 

と言っていましたが、当日私が、 

 

「行く?」 

 

と聞くと、一切動かず、返事をしませんでした。 

 

何度か聞きましたが無反応だったので、先生に断りの連絡を入れました。 
 

 

・・・

 

2022年5月21日 

 

長男は次の日になると、 

 

「やっぱり授業後行こうかな」 

 

「そろばん、またやろうかな」 

 

「少しずつしか生活リズムを戻せない、少しずつでもいいよね」 

 

と私に言いました。 

 

授業後に学校へ行くのは、勇気が出ない様子でしたが、担任の先生と予定を立て、行けたら行くというのを続けていく事になりました。 

 

・・・

 

2022年5月22日

 

「プリント楽しい、勉強楽しい、僕、覚醒したかも」 

 

「やっぱり自分からやると楽しいな」 

 

「人に言われるとやる気がでない」

 

「教えないで!僕わかる!考えるから!」 

 

と言い、スラスラと問題を解き始めました。 

 

・・・

 

2022年5月23日 

 

「さー、今日も勉強しましょう!」 

 

「やっと朝起きれた」 

 

「爽やかだなー」 

 

「昨日動画充電できなくて寝たからなー」 

 

「見ない方がいいなー」 

 

とご機嫌でした。 

 

・・・

 

2022年5月24日 

 

長男は、 

 

「まず、先生に慣れよう」 

 

「先生に慣れたら、クラブ、クラブに慣れたら1時間ずつ行こう」 

 

と言い主人と楽しく学習アプリを使い学んでいました。 

 

・・・

 

この時期、長男はほぼ毎日プリントを2枚学習し、次男伝いで学校へ提出していました。 

 

・・・

 

2022年5月25日 

 

この日も授業後学校へ行く約束をしていましたが、結局行けず、担任の先生が庭先まで会いに来てくれました。 

 

長男は躊躇わずに庭先に出て、10分程度でしたが、 

 

「凄い良い先生だった!凄い良かった!」 

 

と嬉しそうに話していました。 

 

先生が帰宅し、長男に、 

 

「先生とやり取りしている連絡帳に何かメッセージ書く?」 

 

と聞くと、ニコニコしながら、 

 

「分数教えてーって書いといて」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

2022年5月27日 

 

「僕、夏休み日誌欲しいから、お願いしておいてね」 

 

「学校行きたいな」 

 

「やっぱり、クラブからかな・・・」 

 

と言い、学習面では、担任の先生に教えてもらう箇所をすんなり解け、評価されることで自信に繋がっているようでした。 

 

・・・

 

2022年5月31日 

 

国語のプリントは嫌そうに取り組んでいましたが、自分でやると決めて最後まで頑張っていました。 
 
 
・・・

 

4月までは、ほぼ全くお風呂に入りませんでしたが、この時期長男は、毎日自ら進んでお風呂に入るようになっていました。 

 

 

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184 ゴールデンウイーク明け、長男の様子

ゴールデンウイーク明け、長男の様子  
 
 
ゴールデンウイーク明け位から、長男は、 

 

「また、そろばん習いたいな、あの先生大好きなんだ」 

 

「学校はクラブから行こうかな」 

 

と前向きな発言をするようになりました。 
 
  
・・・

 

  
日々の不摂生からか、長男は虫歯になり、歯が痛いと歯医者に行きたがりました。 

 

次の日はお尻が痛い、と言い見てみると、ニキビのような白いできものが無数にできており、その周りはうっ血したような、紫色になっていました。 

 

不登校以来、お風呂にはほとんど入らず、ソファで同じ体勢でゲームをしているため、ばい菌かな?と思い、本人が希望し病院へ行きました。 

 

まだ9歳なのに、体のあちこちに不調が出ており、可哀想だとは思いましたが、全く言う事を聞かない長男に対し、 

 

「そりゃ、そうなるわ!」 

 

という気持ちが正直ありました。

 

 

・・・ 
 

 
私の中の長男は、悲観的な子、マイナス思考、難しい子、自分のしたい事が絶対、というイメージでした。

 

話をすれば反発してくる長男に対し、 

 

あーあ・・・ 

 

またか・・・ 

 

とため息しか出ず、毎日とても憂鬱でした。 

 

・・・

 

私は、もともと子供の話をかわして聞くことが苦手です。 

 

長男が激しく何かを否定し始めると、私の怒りスイッチが入り、悪循環が始まります。  

 

何とか、かわそうと受け流すと 、 

 

「ほら、無視!人の話聞いてない」 

 

と言われる。 

 

どうすりゃいいんだよ! 

 

と心の中で叫び、また苛立つ。 

 

そんな事を繰り返していました。 

 

・・・

 

下の子を公園に連れていく際に、長男に、 

 

「どうする?」 

 

と聞けば、 

 

「どうせ、俺をゲームしか出来ないバカだと思っているから聞くんだろ!逆に行かない理由はなんなんだ」 

 

と言われ、別の日に、 

 

「公園行こ!」 

 

と誘っても行かない。 

 

普通の家庭が普通に会話出来ている内容でいちいち突っかかられる。 

 

あー、面倒くせーーーーーーー! 

 

この子とは相性が悪すぎる! 

 

そんな事を思い、その感情を何とか出さないように日々を過ごしていました。 

 

学校の話題になり、 

 

「行ってなくても全然恥ずかしくないんだよ」 

 

と言うと、 

 

「恥ずかしいなんて思ってない」 

 

と怒り出す。 

 

 あぁ・・・ 

 

この先、この子とどう関わっていけば良いのだろう・・・ 

 

 
 

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183 ゴールデンウイーク明け、5月の次男の様子

ゴールデンウイーク明け、5月の次男の様子 

 

2022年5月17日 

 

次男は、ゴールデンウィーク中もゲーム以外に興味を持たず、無気力でした。

 

ゴロゴロしてずっとゲームをしています。

 

そんな次男が連休明けに学校に行くのか、とても心配していました。 

 

ゴールデンウイーク明け、担任の先生に、 

 

「帰りたがったらすぐに連絡下さい、迎えに行きます」 

 

「無理をさせないで下さい」 

 

と伝えていました。 

 

・・・

 

私の心配をよそに、担任の先生からは、 

 

「次男さん、沢山出来るようになってきましたよ」 

 

「とても頑張っていることをお母さんに伝えたくて、電話しました!」 

 

と連絡をいただき、嬉しかったことを覚えています。 

 

数日後、長男の相談で学校へ行くと、体操服で移動する1年生の中に、次男がいました。 

 

体操服に着替え、赤白帽子をかぶり、列に並んでいました。 

 

あ・・・着替えてる、列にも並んでる!

 

と嬉しく思いましたが、次男は私が見たこの1回のみ体操服に着替え、その後は一切着替えませんでした。 

 

・・・

 

立ち歩きはあるものの、学校の話題をすると、少し笑うようになりました。

 

友人とは誰とも話していないらしく、 

 

「学校楽しい?」 

 

と私が聞くと、 

 

「楽しい訳ないだろ」 

 

と返事が返ってきました。 

 

4月始めのような、嫌で仕方ない雰囲気ではなくなりつつありました。 
 
 
・・・

 

2022年5月25日 

 

次男の担任の先生から、 

 

「次男さん、この2日間立ち歩きがとても酷いですが、何かありましたか?」 

 

と連絡がありました。 

 

授業中、教卓の横で先生と一緒に何もせずに、ずっと立っている、先生から離れない、と言われました。 

 

その日は、誰にも何も言わず、2時間目にランドセルを背負い、靴を履いて帰ろうとしていたそうです。 

 

支援員さんが気が付いて止め、止められるとすんなりと教室に戻ったそうです。 

 

先生はびっくりした様子で、 

 

「最近落ち着いているように見えましたが、ご家庭で何かありましたか?」 

 

と聞いてきました。 

 

思い当たることは・・・

 

1日目、朝次男を送るタイミングで娘が泣いて起きてきて、学校まで付き添えず、1人で通学団で行かせました。 

 

2日目はいつもは最後尾で私と歩いて行くのですが、次男を通学団の本来並ぶ列へ入れ、前列で歩かせ、私は最後尾で付いていきました。 

 

それ以外に思い当たることは何もありませんでした。 

 

「それが原因かもしれないので、明日からは必ず学校まで付き添います」

 

と先生と話をして電話を切りました。 

 

・・・

 

その日、寝る前にぼーっとしている次男に、私が、 

 

「トイレ行ったの?」 

 

と聞くと、 

 

「僕っておしっこ出るの?」 

 

と私に聞き返してきました。 私はため息交じりに、

 

「は・・・?」 

 

と呆れてしまいました。

 

全て指示待ちで、ゲーム以外自分から行動する事をしなくなりつつありました。

 

叱ってはいけない事は理解していても、その態度は私を苛立たせました。 

 

ゲームをしている時以外死んだようになっており、何も考えず、ぼーっとしている。

 

排泄、食事にまで影響が出てきていました。 

 

なんなんだこの子は・・・ 

 

・・・

 

学校での立ち歩きは酷いですが、以前プリントを渡されても鉛筆で全て真っ黒に塗り潰していましたが、少しずつ取り組むようになってきた、と嬉しい連絡もありました。 

 

この子にはどんな対応をするのが正解なのか、私には分かりませんでした。

 


 
 

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