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191 次男の発達検査

191 次男の発達検査 
 

2022年6月 

 

次男の発達検査がありました。 

 

前回の診察の際に主治医の先生が、 

 

「この子受けるかな?受けれない子ってなかなかいないけどどうかな・・・」 

 

と私に言いました。 

 

主治医の先生の言葉は次男を【物凄く酷い発達障害児】と言っているように感じました。

 

・・・ 

 

私は次男に発達検査の事を、 

 

「次男が何が得意なのか分かる楽しい検査だよ」 

 

と伝えていました。 

 

「どうして僕だけ受けなきゃいけないの?」 

 

と不満そうに聞くので、私は、 

 

「みんな受けていると思うよ」 

 

と嘘をつきました。 

 

・・・

 

診察室に入り先生が、 

 

「何歳ですか?」 

 

と次男に質問すると、次男は、 

 

「20歳」 

 

と答えました。 

 

他にも何か質問されていましたが、主治医の先生を不満そうに見て、全ての質問にまともに答えません。 

 

椅子にも座らずチラチラ横眼で先生を見ながらウロウロと診察室内を歩き回っていました。 

 

診察室から脱走はしませんでしたが、先生からの質問をほぼ無視し拒否しました。 

 

次男は今まで、これほどまでに酷い拒否反応をする事はありませんでした。 

 

主治医の先生が、 

 

「発達障害の症状が酷くなってきていますね」 

 

「脳の発達に伴い症状がひどくなる子、薄まる子がいます」 

 

「息子さんは酷く出始めたのでしょうね」 

 

「投薬しましょう」 

 

「できる事が増えます」 

 

「できる事が増えれば自信がつきますよ」 

 

「びっくりするほどできる事が増えますよ」 

 

と言いました。投薬に抵抗があった私が黙っていると、 

 

「お母さんが薬をそれ程嫌がる理由は何ですか?」 

 

と言われ、私が、 

 

「漢方薬とかはどうですか?」 

 

と聞くと、 

 

「飲むと言っても少量ですよ、普通にADHDの子が飲むお薬の方が良いと思いますよ」 

 

と言いました。 

 

・・・

 

次男の様子を見ていた主治医の先生が、 

 

「やはり、今日は発達検査無理ですね」 

 

「彼、やらないでしょ」 

 

「それに、やる気なさそうだから、いい結果も出ないんじゃない?」 

 

と言われ、その日は発達検査を受けない事になりました。 

 

・・・

 

その後、主治医の先生が、

 

「どうします?次の検査の予約します?」 

 

と聞き私は予約をお願いしました。 

 

私が、 

 

「次男がどんな行動に出るのか分からないので、次回も受けられなかったらごめんなさい」 

 

と謝ると、 

 

「まぁ、こちらも何回も何回も続くようだと、ちょっとね・・・」 

 

と言われ、 

 

私は、 

 

「そうですよね・・・」 

 

と言いながらも、スムーズに受ける事が困難な子たちが来る病院じゃないの?と心の中で思いました。 

 

・・・

 

この病院に来ると私は毎回とても嫌な気分になりました。 

 

それでも児童精神科しか相談場所はないと思っていたので次回の予約をしました。