2024年6月の記事一覧
317 良い傾向
317 良い傾向
2022年10月
長男にも次男にも注意をせず、暴言を吐いても、まずは聴く事を心がけ、次男が、学校に遅刻したり、時間に遅れそうな時でも、とにかく話を聴くことを優先するようにしていました。
子供のペースに合わせ【待つ】事が大前提なので、効率重視で、せっかちな私には、なかなか難しい時もありましたが、【ちゃんとする】という感覚を捨てると、割と楽に出来るようになっていきました。
そんなふうに子供たちに接していると、長男からも次男からも優しい言葉が出る事が増えていきました。
長男は、ゲームで知りたい事があり、主人に聞きたかった様子でしたが、
「お父さんのお休みの日でいいよっ、おやすみー」
と言い、夜中に親を叩き起こしてでも自分の要求を伝えていた子が、相手を思いやる発言をする様になりました。
こだわりが強く、自分の持ち物を誰かに触られる事を極端に嫌がる子でしたが、先日は、私に一番お気に入りのゲームのコントローラーを貸してくれて、自分はやりにくいコントローラーでゲームをしてくれていました。
私が【こだわり行動だ】【面倒臭い】と思っていた長男の振る舞いは、【こだわり】と言うよりも、何事も、いい加減にやらない、一生懸命な子なのではないか、と思うようになりました。
次男は主人に対しても、あまりニコニコと話す事はありませんでしたが、その日、主人が帰宅すると、
「お父さん、お帰り!お仕事お疲れ様。働いてきてくれてありがとう」
と言っていました。
今までとは、声のトーンが全然違うのです。
朝も、朝食を残すと、
「お母ちゃん、残してすみません!」
と面白おかしく、ふざけながら私に言い、笑っていました。
子供たちが明らかに良い方向に向かい出している、という確信が私にはありました。