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2023年10月の記事一覧

54 続く学校(居場所)探し

続く学校(居場所)探し 
 


 
2021.10.15 
長男が学校へ行っていた時、我が家は戦場のようでした。 
その時と比べると、今はとても平和でした。 


 
 
私には行き渋りで暴れた時の長男と、今の落ち着いている長男が同じ子とは思えませんでした 。

子供の人格が変わる程の場所に行かせ、学力をつける事に何にいみがあるのだろう。 

学力が付いたとしても子供の精神が崩壊してしまうのではないか? 

精神科に通えばはストレスに耐えられるよう様に療育してくれるのだろうか? 

薬を飲ませたら治るのかな? 

学校へ行った日と、休んだ日で顔が全然違うな。

と私は長男を観察していました。 

 

 

 
頑張って公立通わす事は正解なのか私にはよく分かりませんでした。

振り返ってみると、小1、小2、小3、と全ての学年で身体が動かなくなる程長男はメンタルを壊していました。

 

 


その日は祖母が来ていた事もあり、長男の機嫌はとても良かったです。 
 


 
私は公立小学校は諦めよう、と思い学校(居場所)を探していました。

長男が毎日何もせず家にいるなど、到底受け入れる事ができませんでした。

 

40キロほど離れた姉の家の近くに、オルタナティブスクールがありました。

私はその学校に興味を持ち、姉に、

「お姉ちゃんちの近くのオルタナティブスクールいいね!」 

 と連絡していました。

 

長男の不登校を心配していた姉は、

 

「オルタナティブスクールのブログ読んだ?考え方が凄く良いよ」 

 

と教えてくれました。

 

 
 私は、

「この(別の)学校も滅茶苦茶いい!距離が300キロ先だから無理だけどここなら絶対あの子行く!」  

「引っ越そうかな」 

「多分倍率高い 」 

「とにかく行き先決めたい」 

「私が公立の教育方針に疑問が湧いてきちゃった。もう行かなくていいわ」 

「人間極限になると慣れるね」 

「行き先見つかったら不登校になって良かったと思える日が来るかも」

「この学校はあの子にぴったり!しばらくゆっくりさせて数年後に入れてもいいし」 

「不登校じゃなくても入れたい位いい学校」 

「公立より全然いい!生きていく為の勉強って感じ」 

「全寮制なんだよね。寮はまだ可哀想かなー」 

「問い合わせてみようかな」 

「順番待ちならその間地元のフリースクール楽しめばいい」 

と、とにかく長男をどこかへ通わせようと学校を探していました。

 

 

色々な学校を調べておこう! 

公立中学校のブラック校則もきっと嫌がる。 

長男は自由な学校ならきっと伸びる。 

きっと行ける。 

行きたいって言うかな? 

 

 
人間力が育ちそうだなー。 

公立型に嵌められるしな。もう嫌だな。 

 

 

人生のいいタイミングで壊れたのかも! 

中々入れない学校だから、入れるまでは繋ぎで色々やっていればいいか。 
 

 

 
 
主人が久々の穏やかな雰囲気の我が家に

「おばあちゃん来てから平和だし、家族全員の顔つきが全然違うありがとう」 
 

その夜、主人が私に言いました。

「長男が連日休む様になってからの様子、顔つき。次男、娘、私に対する態度を見ていると子供が笑っていられたらいいと思えるね。 元気で笑って心身健康なら、なんとかなる。 
学校行く事から開放されて、健康になったらまたゆっくり考えていこう」 

 と言っていました。

 

私も、まだ心に引っかかるものはありましたが、同じ意見でした。

 

 

きっと、甘やかしではない。 

あの子が笑える様に寄り添う覚悟が出来てきたのかな。 

少し気持ち楽になってきたのかな。 

 

 
学校行ける様になっても自由のない学校で 
 
幸せなの? 
 
再発しないの? 
 
 
1.2.3年全部で体調不良を訴えた。 

きっとまた行けなくなる。 

 

 
不登校について調べると、

 

H25年小学生274人に1人が中学37人に1人が不登校 
H30年小学生144人に1人が中学27人に1人が不登校 

 

長男。中学絶対アウトでしょ!!!!  

行ける訳ないでしょ! 
 

 
長男のお陰で夫婦仲も少し改善されました。 

いがみ合っていても意味がない。 

子供を傷付けてはいけない。 

仲良くはないけど、話はしなくちゃ。

子供の前で仲悪いのは良くない。

せめて、子供の前では普通に接しよう。

 


長男は協調性に乏しい、その反面自分を持っている、しっかりした子なのだ! 

長男が楽しく通える学校を探さなくては!!! 

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