2024年2月の記事一覧
191 次男の発達検査
191 次男の発達検査
2022年6月
次男の発達検査がありました。
前回の診察の際に主治医の先生が、
「この子受けるかな?受けれない子ってなかなかいないけどどうかな・・・」
と私に言いました。
主治医の先生の言葉は次男を【物凄く酷い発達障害児】と言っているように感じました。
・・・
私は次男に発達検査の事を、
「次男が何が得意なのか分かる楽しい検査だよ」
と伝えていました。
「どうして僕だけ受けなきゃいけないの?」
と不満そうに聞くので、私は、
「みんな受けていると思うよ」
と嘘をつきました。
・・・
診察室に入り先生が、
「何歳ですか?」
と次男に質問すると、次男は、
「20歳」
と答えました。
他にも何か質問されていましたが、主治医の先生を不満そうに見て、全ての質問にまともに答えません。
椅子にも座らずチラチラ横眼で先生を見ながらウロウロと診察室内を歩き回っていました。
診察室から脱走はしませんでしたが、先生からの質問をほぼ無視し拒否しました。
次男は今まで、これほどまでに酷い拒否反応をする事はありませんでした。
主治医の先生が、
「発達障害の症状が酷くなってきていますね」
「脳の発達に伴い症状がひどくなる子、薄まる子がいます」
「息子さんは酷く出始めたのでしょうね」
「投薬しましょう」
「できる事が増えます」
「できる事が増えれば自信がつきますよ」
「びっくりするほどできる事が増えますよ」
と言いました。投薬に抵抗があった私が黙っていると、
「お母さんが薬をそれ程嫌がる理由は何ですか?」
と言われ、私が、
「漢方薬とかはどうですか?」
と聞くと、
「飲むと言っても少量ですよ、普通にADHDの子が飲むお薬の方が良いと思いますよ」
と言いました。
・・・
次男の様子を見ていた主治医の先生が、
「やはり、今日は発達検査無理ですね」
「彼、やらないでしょ」
「それに、やる気なさそうだから、いい結果も出ないんじゃない?」
と言われ、その日は発達検査を受けない事になりました。
・・・
その後、主治医の先生が、
「どうします?次の検査の予約します?」
と聞き私は予約をお願いしました。
私が、
「次男がどんな行動に出るのか分からないので、次回も受けられなかったらごめんなさい」
と謝ると、
「まぁ、こちらも何回も何回も続くようだと、ちょっとね・・・」
と言われ、
私は、
「そうですよね・・・」
と言いながらも、スムーズに受ける事が困難な子たちが来る病院じゃないの?と心の中で思いました。
・・・
この病院に来ると私は毎回とても嫌な気分になりました。
それでも児童精神科しか相談場所はないと思っていたので次回の予約をしました。
190 徐々に回復しているような長男の様子
190 徐々に回復しているような長男の様子
2022年6月14日
担任の先生がふらっと寄ってくれてオセロを2回したそうです。
その日は主人と楽しそうにマイクラの座標を学んでいました。
・・・
2022年6月21日
長男の機嫌が悪く、イライラして次男に当たっていました。
私が不機嫌になるのが先か、長男の不機嫌が先なのか分かりませんが、どちらかが調子が悪いと連動しがちでした。
22日に先生が家庭訪問をしてくれる予定なので、少し調子が悪い事を伝えると、
「無理をさせずに見守りましょう」
との事でした。
約束の22日には元気になっており、先生が家庭訪問に来て帰った後、
「あー、いい気分」
「楽しかったー」
「学校行きたいなー」
と言っていました。
・・・
いつも遊んでいるゲーム友達が、以前のようには遊びに来なくなりました。
唯一、家族以外で交流している担任の先生の家庭訪問を楽しみにしているようでした。
先生からは、
「関わりの中で、学びたい姿勢が強く見えます」
「教えた箇所は全て理解しています」
「心のエネルギーが満タンになるようサポートしていきましょう」
「長男さんは1対1の家庭教師のような学びが伸びますね」
と言われました。
・・・
2022年6月24日
長男自ら、
「料理をしたい」
と言い、ラーメンとオムライスを作ってくれました。
・・・
2022年6月25日
毎日動画を見て寝落ちしている長男が、
「僕、今日動画見ずに寝てみる!」
と言い眠りにつき、次の日の朝に、
「あー、動画見ずに寝たら、寝やすいし朝気分がいい!」
と言いながら起きてきました。
・・・
マイナスな発言が減り、私の目にはとても元気に回復しているようにみえました。
189 大型遊園地へ行く
189 大型遊園地へ行く
2022年6月13日
幼馴染と次男と遊園地へ行きました。
遊園地へ向かう途中長男はその友人に、
「僕の七夕の願い事は学校へ行く事なんだ」
と話していました。
友人は、
「行くなら今でしょ!僕がいるんだし!」
「担任の先生も凄くいいし!」
「同じ幼稚園の子沢山クラスにいるし!」
「行こ行こ!僕がいるから大丈夫!」
と励ましてくれていました。
長男は、
「絶対何か言われる、絶対言われるもん」
とばかり言い、途中から別の話題に切り替え、学校の話題には反応しなくなりました。
・・・
大型遊園地は家のすぐ近所にありました。
長男は同じ年代の子供たちがいても、以前のように恐れたり、隠れたりはしませんでした。
ジェットコースターに何度も何度も乗ったり、お弁当を食べたり楽しそうに過ごしているように見えました。
それでも一緒に行った友人より全然覇気がなく、元気がなく、ずっと下を向いているな、という印象でした。
友人は元気に、
「ここへ行きたい!」
「次はここ!」
と子供らしく目を輝かせはしゃいでいましたが、長男はそんな友人にただ付いて行くだけでした。
・・・
普段運動していないからか、いつもよりも早起きしてお出かけしたからか、夕方頃になると、顔つきが変わり、様子がおかしくなりました。私が、
「疲れた?帰ろうか?」
と言うと、今までとても楽しそうにしていたのに、
「こんな場所、何が楽しいの?」
と半泣きになりました。
丁度閉館時間に近づいていたので、帰宅する事にしました。
車に乗っても相変わらず長男は不機嫌そうでした。
友人の前ではめちゃくちゃな事を言わないように頑張っている様子でした。
友人を家まで送り届けると、長男は一気に支離滅裂な事を言い始めました。
家に着くと、泣きながら何かをわめいて、地団駄を踏んで私に文句を言い続けました。
その後、寝室に行き眠ってしまいました。
188 担任の先生との関わり(長男)
188 担任の先生との関わり
2022年6月6日
この時期長男は、何度も何度も、
「学校行きたい、行きたい」
と言っていました。
学校へ行きたい事よりも、【友人に何かを言われる事が嫌だ】という状況は変わりません。
・・・
発達障害児に詳しい塾の先生に、長男が学校へ行きたいとよく言う、と相談すると、
「長男の場合は特性として、その場求められている姿を全力で演じてしまう」
「必要以上に周りに気を使い、その場に適応しようと頑張ってしまいます」
「そして疲れ切ってしまう」
「僕が担任なら、週に1日しか学校に来させません」
「本人が学校に行くと決めた場合でも特性に合わせた対策をしてください」
と以下の対策を提案されました。
・ストレス要因を取り除く
・頑張りすぎないように周りが気配りをする
・クールダウンができる場所を用意する
・毎日行かせない
・やらなければならない事を減らす
・・・
不登校の子のエネルギー曲線を見ると長男は心理状態、行動共に中高生の不登校児ととても似ていました。
・・・
2022年6月8日
授業後学校へ行く約束をしていましたがこの日も行けず、担任の先生が家庭訪問してくれました。
先生が帰宅後、長男が嬉しそうにしていたので、
「夏休み、少しでも学校に行けるといいね」
と私が言うと、長男は、
「余裕でしょ、逆に行きたいわ」
とご機嫌でした。
長男は、
「僕は、今の担任の先生ならいい、3年生の時の先生は絶対に嫌だ」
と言いながら、その日先生に教えてもらった算数を、一人ですらすらと解いていました。
そして先生との通いノートにメッセージを書きました。
↓
187 学校に行きたいと何度も言う
187 学校に行きたいと何度も言う
2022年6月1日
長男が、クラブに参加したいと何度か言ったので、
「明日のクラブはどうしたい?」
と聞くと、
「もう少し先生に慣れて、心の準備が出来たら行く」
と言いました。
・・・
毎日学習すると決めている2枚のプリントは、私と2人きりの昼間にはやる気にならないのか、誘っても、
「夜やる」
と言い、夜は私が下の子2人のお世話があり、タイミングが合わずに出来ない日もありました。
長男は私が横で一緒に学習しないと自分1人では学習しません。
・・・
先生が来た後は、
「学校に行きたい」
とよく言いました。
先生は多忙で、なかなか家庭訪問ができないため、
「オンライン授業に参加してみてはどうか?」
と提案してくれました。
長男に話しましたが良い反応ではありませんでした。
・・・
2022年6月3日
私が不在時に先生が立ち寄ってくれたようです。
長男は、
「友人が来ていたから断ったけど、嬉しい、先生優しい」
「先生に割り算の筆算教えて、と伝えておいて」
と、喜んでいました。
・・・
以前私が長男に、
「学校に行かない子たちが行く市の施設があるよ」
と適応教室の事を話したことがありました。
この日長男が、
「適応教室に行ってみようかな」
「でも僕、夕方に起きるから、適応教室は3時までだから行けないね」
と私に話しかけてきました。
・・・
ほぼ毎日ゲームをしに来ていた親友が、1人でやりたいゲームを買ったらしく、遊びに来なくなると、
「僕は、独りぼっちだから」
「みんな最初は来るけど、すぐ僕に飽きるんだ」
「友達を作るには何でも1番にならなくちゃ」
「一番になれば、人が寄ってくる」
「だから足の速い僕は、体育で友達ができた」
と言っていました。
我が家では、何に対しても1番になるように、と教育した事は一度もありません。
親友が遊びに来なくなると、長男はとても退屈そうでした。
・・・
「学校に行きたい、学校に行きたい」
「でも、きっと皆に何か言われる、それが嫌だ」
とよく言うので、不登校初期に相談していた克服ママに、長男の様子を相談すると、
「息子も同じこと言ってた、でもね、それはまだ完全に心が回復していないだけだよ」
「本当に心が回復すると、何かを言われることすら跳ね飛ばせるようになるから」
「とにかく、焦らず、本人のペースで、ゆっくりね」
と言われました。
・・・
子供たちと七夕飾りを作ると、長男は短冊に、
「学校へいけますように」
と書いていました。