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153 次男の入学までの2週間

153 次男の入学までの2週間 
 
 

2022年3月

小学校就学前の知能検査や検診時の振舞いで、学校側から「次男に気になる箇所はない」と言われていましたが、卒園式の様子や常日頃の人との関わり方を見て、この子は支援クラスの方がいいのかもしれないな、と思っていました。

 

長男の不登校がなければ、そんな事を考えたりはしなかったと思いますが、無理をさせたら学校生活が苦しくなるのではないか、長男のように次男も暴れ回る日が来るのではないか、と想像し私が勝手に怯えていました。 

 

 

卒園式に出席できなかった主人に、

 

「次男、あの子だけ園長先生の所まで歩けなくて、私がおんぶで卒業証書受け取ったよ」

 

と言うと、

 

 

主人は、

 

「そっか、次男よく頑張ったね」

 

と言っていました。 

 

 

卒園式の姿を見てから、私は入学式に次男がどんな行動をとるのかを心配するようになっていました。 

 

 

4月で4年生になる長男の、進級時の対応を相談に行く際に、次男の事も相談していました。

 

新しい場所、知らない人に慣れるまでに時間が人よりかなりかかる事、兄から聞き続けている学校へのマイナスイメージのせいで、ただでさえ不安の強い次男が【学校は怖い場所なのだ】と怯えている事を話していました。

 

塾の先生に、入学前に担任の先生に会って安心感を与えておく、せめて教室だけでも見ておくと安心する場合がある、とアドバイスをいただきました。

 

学校に、入学式前に担任の先生に一目でも会えますか?と相談しましたが、それは難しいとの事でした。

 

 

次男は毎日毎日私に、

 

「学校は怒られるの?」

「学年が上がる度に怖い先生になるの?」

「どうやって怒られるの?」

「1年生の先生は怒らないの?」

 

と繰り返し繰り返し聞いていました。

 

 

私は、

 

「学校は楽しい場所だよ、沢山色んな事を教えてくれるよ」

 

と伝えていました。

 

 

次男は学校へかなり恐怖のイメージを抱いていました。

 

学校側には、次男が学校に恐怖を抱いてしまった経緯を話し、できない事を厳しく指導する事は避けてほしい、学校に足が向くだけで、今は良しとしたい、枠にはめ込み、できない生徒を厳しく指導する先生を担任にする事だけは避けてほしいとお願いしていました。 
 

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