2023年11月の記事一覧
83 学校でのゲーム話題
83 学校でのゲーム話題
2021.10月下旬
長男の学校探しは継続していました。
今は行かせたら悪化するのではないか?
時間が経ち、高学年になると行き辛くなるのではないか?
焦るな。
困ったな。
どうしよう。
長男はよくこんな事を呟いていました。
・自由な学校に行きたい
・宿題がない学校がいい
・女子がいたら、嫌だ
今はどこにも行きたく無さそうでした。
私は公立ではなくフリースクールや自由な学校が良いと思っていました。
行き渋りの時よりは荒れない。
基本穏やかでした。
学校を断絶したからだろうか?
家が平和でした。
学校に戻したくない、子供が荒れる生活はもうごめんだ!
私:
「みんな、学校でゲームの話とかするの?」
長男:
「ゲームの話しかしてないよ」
私:
「みんながゲームの話してる時、分からないよね?」
長男:
「うん、全然分からないよ」
私:
「辛くなかったの?」
長男:
「別に、全然、知らない事知れるから面白いよ」
「楽しく聞いてるけど、段々頭が怠くなって席を離れたりしていたよ」
私:
「そうなんだ、買ってって言えばよかったのに」
長男:
「言ったら買ってくれたの?」
私:
「あ・・・」
長男:
「ゲームの話は分からないから、僕折り紙頑張ってたんだよ」
「むちゃくちゃ難しいのを作っていたんだよ」
「でも、折り紙に興味を示すのなんてほんの一瞬なんだよ」
「すぐ、ゲームの話になるんだよね」
長男は一時期、毎日毎日、むつかしい折り紙を折っていました。
細かい作業が得意で丁寧に一生懸命折っていました。
友人に頼まれている様でした。
私は、今どきの、ゲームばかりしている子供ではない事を喜んでいたと思います。
娘を実家に預けてからの長男は安定していました。
全く反抗してきません。
娘が不在でも娘批判はずっとしていました。
「うざい、うるさい、ブス、デブ」
娘の事を皆が可愛がるから嫉妬しているのだろうか?
不思議と次男とは喧嘩しませんでした。
私との会話も成立しておりとても優しくいい子でした。
娘と一緒に暮らしたい。
それでも、長男を立て直すには今の環境が良いのではないか?
1対1の時間を大切にしなくては!
家では安定していましたが人に敵意がありました。
すれ違う人、同じ空間で遊んでいる人を否定ばかりしていました。
以前は優しい発言ばかりする子でした。
最近は友人に俺はあいつらのおもちゃじゃない。
近所の子が来てくれても面倒な奴が来た。
まるで別人のようでした。
学校を休む様になってから以前の様に泣き叫び荒れ狂う事はありませんでした。
私自身がしっくりきた相談相手は不登校克服ママだけです。
他の相談機関はきれい事ばかりです。
現実的ではありません。
お母さん大丈夫ですか?
それは大変ですね。
・・・
・・・
大変なのは私なのだろうか?
子供を救おうと言う熱量がないのです。
加速させない様に。
子供をどう制そうか。
どう子供を上手くコントロールしようか。
親が楽になる方法を考える。
そんな感じでした。
不登校克服ママのやり方をするしかない。
腹を括ろう。
分かっている。
それしかないはず。
82 ゲームを与えるのか問題
82 ゲームを与えるのか問題
何だか私はすごい子を産んでしまったのだろうか?
長男はゲームの事しか頭に無い。
泣いてゲームを買え!ゲームを買えしか言いません。
ゲーム依存に陥る事を恐れている私は快諾出来ずにいました。
「しね!」
「殺す」
「次男死ね!」
「殺す」
そんな言葉を永遠に言い続けています。
我慢が全然できない!
昨日はとても穏やかだったのに!
望みが叶わなければすぐに暴れ出す。
取り憑かれた様に
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
ずっと言っています。
もう・・・参る・・・
長男が、また、荒れ始めました
「馬鹿どもが」
「あほ死ね」
「死ね死ね」
物に当たり、ずっと暴れています。
精神病患者の様だな・・・と、唖然としていました。
以前相談した不登校ママに相談しました。
ママは長男の状況を聞いて、再度、アドバイスをくれました。
・ゲーム買った方がいい!
・依存の心配より満たす事に集中したほうがいい
・信頼関係をまず作る
・一時期依存するけど大丈夫
・好き放題やらせた方が立ち直り早いよ
・昼夜逆転にも意味がある
・不登校児は昼間、みんなが活動している時間帯に罪悪感で辛い
・みんな休んでいる夜は、罪悪感が無くなる
・心軽くなるんだよ!
・親がルールや躾を譲れない、夫婦喧嘩する、そんな家の子が立ち直ってない
・とにかく過保護に
・バットで液晶テレビを割る程荒れた時期があった
・裸で近所を走り回っていた!
・脱ぎ捨てる服を拾いながら追いかけてたよ
・全ては恐怖の賭け
・でも、今のままでは子供は今のままでしかないよ!
・不安でも、ゲーム買った方がいい!
・まず満たす
・何をして満たすか、は、子供が決める
・全てはそこから!
・依存したら依存したまで
・仕方ないんだよ!
・不登校だった息子はゲーム無なんてありえない!って言ってるよ
真剣に考えてくれるママの話を聞いても恐怖で覚悟が出来ません。
でも克服ママの言う通りにした方がいいんじゃないか?
ゲームをしなければ長男は永遠にコミュニティの会話に入れない 。
時間決めてやるならいいけど。
8歳の子に無制限にしてもいいの?
そんな事ばかりを考えていました。
考えても考えても答えが出ずどうにかなりそうでした。
どこかでこんな記事を目にしました。
ゲーム障害の患者数。
はっきりと分かっていませんが、厚生労働省の調査では「ネット依存」が疑われる人は成人で推定約421万人、中高生で約93万人(2017年)ネット依存の約90%はゲーム障害です。
ゲーム依存になると、親では絶対に治せません。
なるべく早く専門外来に相談しましょう。
医療センターに行く時に相談してみようかな。
克服ママが他にもアドバイスをくれていました。
・カウンセラーは理想論しか言わない
・どこに相談しても意味がない
・きれいごと、ではない
・最後は親しかいない
・実際の不登校児を毎日世話した人にしか分からない事がある
・全て本人に決めさせる
・守れないかもだけどそれでも責めずに
・その都度その都度どうしたらいいか本人に相談する
・どっぷりハマって恐怖な時期あるけどそこを抜ける
・中途半端にやると長引く
・好きにやれば心が満たされていく
・何もしていないと罪悪感、劣等感で脳が疲れる
・エネルギーが減ってしまう。ゲームで楽しければストレスが無くなり満たされる
・心が疲れない
・不登校の子は心が空っぽ、空っぽで全部投げ出した状態だよ!
・心を満タンにするしかないんだよ!
・満タンにして初めて外に目が行く!
・毎回恐怖の賭けだけど やるしかないよ!
話の内容は凄く理解しています。
それでも。私の不安は消えません。
抜け出せるの?飽きるの?
最長1日3時間を守らせたいな。
親が決めたら意味がないって言っていたな。
姉はあまりゲームに賛成ではありませんでした。
「息子の友達、ゲームで引き籠り、親に暴力の子沢山いるよ!」
え・・・
怖いな・・・
賭けか・・・
どうしよう・・・
まさかの展開だな・・・
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうしようーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
81 次男を満たしてみる
81 次男を満たしてみる
次男まで本格的に幼稚園に行かないと言い出しました。
幼稚園では毎日楽しく過ごしてるのに行きません。
長男がその頃夜寝ず次男の就寝時間も遅くなっていました。
悪循環すぎる。
次男を起しても意地でも起きません。
起きないという決心をして布団にしがみ付いています。
布団から出てこないのです。
無理やりは引きずり出せませんでした。
頑固だな。
起こそうとすると、次男は、
「うるせーーーー!」
と、睨みつけてきます。
やっと起きた!
次は、朝食の文句を叫んでいます。
食卓に用意した朝食を見て次男は、
「ベーコンエッグのベーコン少ない!」(激怒)
「黄色い部分いらない!」 (机をバンバン叩いている)
「米!」
「やっぱパン!」
「やっぱ米!」
起こす事から始まり、ひたすら感じの悪い次男にイライラしていました。
イライラする感情を抑え込み、次男に
「わかったー。」
「ベーコン沢山で新しいの作るね。」
「黄色い所、お母さん食べたい!ちょうだい!」
「教えてくれて、ありがとう。」
次男はキョトンとしていました。
拍子抜けしている様でした。
次男:
「・・・」
「新しいのはいらない!これでいい!」(怒るのが少し緩まる)
私:
「パンとお米両方置いておくから好きな方食べてね。」
次男:
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「今日、僕、1番で、幼稚園、行こうかな・・・」(普通)
と自分で服を着替え、支度を始めました。
不登校克服ママに言われた満たす。
【言う事を聞く】を次男に実践してみました。
あー、この方が楽。
でもこれでいいのかな?
楽だけどわがままにならないの?
大丈夫かな?
80 ゲーム依存症について(ネット情報)
80 ゲーム依存症について(ネット情報)
ゲーム依存症について調べました。
【ネット情報引用】
最近のゲームはとても面白い。これは、不登校とか関係なく、そもそもネットゲーム全般、とくにマインクラフトなどのヒット作はめちゃくちゃ楽しい。子どもたちはあっという間にハマってしまう。
ゲームがつまらないものであれば、子どもは自然とゲームに飽き辞める。そうならないようにゲーム会社(有能な大人たち)が嗜好を凝らして、飽きない製品を次々と開発し続けている。ゲームを好きになった子どもたちはなかなか辞められない状況が必然的に続く。
この時、学校に行かず不登校で、自宅で何のルールもなく、無制限にゲームをやれる環境にあれば、依存は必然といっても良い。
2018年に大ヒットしたゲームの一つに、「マインクラフト(通称、マイクラ)」というゲームがある。
このゲームは本当によくできている。ずっと家にいる子どもには魔性のゲームといっても過言ではない。
映像だけ見れば、荒いポリゴンみたいな感じ。いかにも普通のゲームだが、実はかなり自由性の高いゲームになっている。
ゲームをあまりやらない大人がパッと見ただけでは、「いかにもゲームじゃん。何が面白いの?」と感じるかもしれない、実際にプレーしている子どもたちにとっては、彼らの欲望を満たしてくれる仕掛けがたくさんある。結果病みつきになる。
実際にハマっている子どもたちの中には、寝食を忘れ、徹夜でゲームの中の建築業に打ち込むほど熱中できるゲームシステムになっている。(徹夜は一人でなく、友達と一緒に夜通しで建築でき、スゴイ世界になっている。)
そういったネットを通じての楽しい時間を、ゲーム友達たちと昼夜一緒に過ごし、彼らはかけがえのない充実感を得ている。
マインクラフトを例にした時のゲームで得られる充実感
・達成感
・仲間意識
・皆で一緒に感情を爆発させられる
・自尊心
⇒本来、これらの欲求は現実社会でのみ満たされるもの。しかし、これがゲームだけで満たされてしまう。余計に現実社会に戻りたくなくなる。(まるで充実した部活動に所属して活動しているかのような感覚が得られる。)
このように、最近のゲームというのは、昔のゲームのように「終わり」が設定されていないことが多い。ネットを介して全国の同じ趣味を持つ人たちと交流しながら取り組むことができ、学校に行けず、外にコミュニティを持たない不登校・ひきこもりの子にとっては依存する要素しかない。
依存する要素しかないって書いてある!
マイクラも!
どうしよー!
長男はもう頭がゲームの事しかありません。
79 公園にて
79 公園にて
今日は公園に来ました。
公園に行くと幼稚園時代のママと長男の同級生の女の子がいました。
私:
「あれ?学校休み」
ママ:
「違うよ、~ちゃん、学校行けてないの、GW明けから」
私:
「えーー、うちの子もだよ」
ママ:
「そうなんだ!」
私:
「~ちゃんは元気なの?」
ママ:
「元気になってきたよ」
「前は全く笑わなかった」
「それでも私は手を引っ張ってでも連れて行こうとしてたよ」
「無理やり裸足で車に押し込んでた」
「そんな事を繰り返してたら、全く笑わなくなって、最後は食事中に顔面蒼白して吐いちゃったの」
私:
「・・・そっか」
ママ:
「それで、あ、もう駄目だ、これ以上は無理しちゃだめだって」
「旦那さんも、行かせるな!って」
「旦那さん今海外だから、電話でしか状況話せないんだけど」
「そこから全く行ってない」
私:
「じゃー、もう半年くらいだね」
ママ:
「そう、どこに相談行っても何にも解決しないから、今は私とゆっくり過ごしてる」
私:
「そうなんだね。暴れたりしなかったの?」
ママ:
「全く」
「ただただ無」
「本当に無」
「固まってるって感じになっちゃった」
「表情が全くない」
私:
「心配だよね」
ママ:
「そうだね、、、慣れてきたけど、たまにうぅぅぅって気分になる」
私:
「わかりすぎる・・・」
ママ:
「でも、~ちゃん昔から私から離れられないんだよね」
「幼稚園後の公園でもいつも私と遊ぶんだよね」
「長男君滅茶苦茶皆と走り回ってたことない?」
「なんで、この子は友達と遊ばないんだろうって凄い思ってた」
「今は担任と合わないみたい」
「なんか、発表があって、その発表の順番が来る、順番がくる、嫌だ!みたいなのがスタートみたいなんだけど」
「発表終わっても行けないよね」
「友達に会えないとかは全然ないんだよ」
「でも、遊ぶ元気がないかな・・・」
不登校結構いるんだな・・・。
帰り道に長男は私に
「俺は今ずっとズル休みしてるから」
と、呟きました。
ずる休みと思っているんだ・・・。
公園に居る間、長男は全然笑いませんでした。
表情がキツく、柔らかさがありません。
知り合いに会うのを嫌がるので、遠方の公園に行きました。
夕方頃同年代の別の学校の子供たちが元気に遊び始めました。
長男の顔つきがかわり
「ウザい」「うるさい」等言い出しました。
昔はあの中に当たり前に長男の姿があったのにな・・・。
78 ゲームを与える選択肢
78 ゲームを与える選択肢
主人もゲームを今与える事に抵抗がありました。
何か別の方法はないか?とオンライン授業のプログラミングを探していました。
ゲームを与える事への主人の意見はこうです。
・オンラインプログラミングなら時間決まっており、良いのではないか?
・長男は自分(主人)の脳と似ているので、危険
・はまってしまう
主人がゲームの話をすると長男はゲームの質問しかしなくなりました。
ずっとゲームの話を続けています。
私はこんな不安こ抱えていました。
・今始めるのは怖い
・ゲーム依存になったら大変
・学校行っていたらいいけど
・一日中ゲームはありえない
・長男の頭の中はゲームだらけだ
・引き籠り加速してしまう
・与えなきゃ回復しないのだろうか
・家にずっといる、ゲームを買ったら依存になるのではないか
・どうしたらいいのだろう。難しい
覚悟が出来ません。
次男にゲームを与えるのかも悩みの種でした。
・次男も話題に入れない思いをするのはよくない
・次男にも与えるべき?
・本人が買ってと言うまで買わなくていいのではないか?
・買ってと言ってくるだろうか?
・次男はまだ年長さんだ
・早い気がする
・長男と同じ思いをさせたくない
・欲しいと言われたら考えればいいのか?
もう、どうしよう。
どうしたらいいんだろう?
ゲームが欲しいか次男に聞いてみました。
次男:
「あー、まー、やりたいかな」
姉は反対していました。
「ゲームで不登校の子、今めっちゃいるよ」
「今与えたら危険すぎない?」
「せめて時間制限したら?」
「8歳だから、流石に無制限はやばくない?」
えーーーーーーーーーー。
ゲームしたくて不登校になっちゃうのーーー!
このタイミングでゲーム渡したら不登校克服できなくない?
でも、渡さなかったら克服してもまた話題に入れない!
もーーー、どうしよーーーーーーーーー。
77 遠足
77 遠足
明日は遠足です。
2人で中華料理屋さんでご飯を食べていました。
私は恐る恐る長男に聞いてみました。
私:
「遠足どーする。」
長男:
「行きたいな。」
私:
「バス、仲良しの子の隣にしてくれたらしいよ。」
長男:
「でも皆んなに何て言おう。」
「おばあちゃん家に行ってたって言おうかな。」
私:
「じゃおやつ買いに行く?」
長男:
「、、、」
「無駄になっちゃうかもだから。」
私:
「無駄になってもいいんだよ。」
長男:
「買いに行かない。」
私:
「そっか。」
結局おやつは買いに行きませんでした。
遠足の日もお休みしました。
その日の夜中、長男は突然泣き出しました。
長男:
「遠足行きたかった、遠足行きたかった、」(号泣)
怒りをぶつける様にウーウー唸りながら泣いています。
布団をグーで叩き涙がぽたぽたぽたぽた布団に落ちていました。
長男:
「人生なんて何にも楽しくない。」
「もう嫌だ、死にたい。」
そんな事を叫びながら1時間程泣き続けました。
言葉が見つかりません。
背中をさすりながら私は、
「そっか。」
「行きたかったね。」
しか言えませんでした。
十分泣き、落ち着くと長男は、
「ゲーム買えば楽しいかも。」
と泣き腫らした顔で言いました。
ん?それを伝えたかったかな?
私:
「そうだね!」
学校に行かなくなったタイミングでゲームを始めるのは怖いけど、買うしかないかな・・・。
76 壊れ行く夫婦関係
壊れ行く夫婦関係
長男を友人の家まで迎えに行かなくちゃ。
お泊りしたからお礼にお昼ご飯買って持って行こう。
あーお洗濯もまだだ。
サッカー観戦のお弁当を作らなきゃいけないな。
えっとー、DVDも返さなきゃいけないーーー。
娘が遊んでって纏わりついてるな。
遊べないなーーー。
あー、お迎えに間に合わない。
急がなきゃ!
主人は奥で寝てる?
スマホ?
頼んでみよっかな。
私は言葉を選びながら主人にお願いしました。
「お迎え行かなきゃだから、洗濯やってもらっちゃおっかなー♡」
「もし返せたらでいいけどDVDって返しにいける?」
主人が明らかにむっとしたのが分かりました。
私:
「あ・・・、まぁいいや、自分で行くわーー。」
「でも、娘ちゃんと遊んでてもらっていい?」
「長男迎えに行かなきゃいけなくて!」
返事は無く、明らかに嫌そうに娘の前に座りました。
その日はサッカー観戦に行きましたが、主人と話した記憶はありません。
次の日の朝、不機嫌そうな主人に尋ねました。
私:
「何か言いたい事あったら言ってよ。」
「夫婦なんだから、話さないと分からない事があると思う。」
主人:
「言って意味があると思わないから、俺は言わない。」
私:
「そぅかなぁ?」
「歩み寄れる事もない?」
主人:
「・・・じゃー言わせてもらうけど。」
明らかに表情が険しくなりました。
「お前昨日、俺にDVD返してこいって言ったよな!」
「人を顎で使いやがって!!」
「人に頼むなよ!!!」
主人の借りてきたDVDは、いつも私が何も言わずに返却していました。
私:
「あ・・・でもさ、昨日長男のお迎え、お礼にお昼ご飯の買い出し、サッカー観戦のお弁当造り、家事も終わってなかったし、主人は寝てたから返してくれたら助かるなって感じで、出来たら返してきてって言ったつもりなんだけど、感じ悪かった?」
主人:
「俺は俺のタイミングでやりたい。」
「DVDなんて今日だろ。」
「俺を使うなよ!」
私:
「え・・・、そんなに怒る事?」
「本当に理解が出来ないんだけど。」
「返せないよ、とかで良くない?」
「何もしてなかったじゃん。」
主人:
「お前軸かよ全て。」
私:
「え・・・私軸じゃなくて子供軸だよ。」
「私のやりたい事なんて何一つしてない。」
「・・・何なのこんな生活、あー、逃げ出したい。」
主人:
「逃げ出せば。」
「まず、自分のアンガーマネジメントしてこいよ。」
「不登校を何かのせいにしてんじゃねーよ。」
「要するに、お前のせいだろ!!!」
主人は無言で扉を大きな音で閉めて会社に行きました。
あ・・・無理。 本当に無理。無理。無理。無理。
自分の中で、怒って話している感覚が全くありませんでした。
相手がどう捉えていたかは分かりません。
争いが嫌だから、原因を取り除こう!
何でこんなに機嫌が悪いのだろう?
と話掛けていました。
相手に文句を言おう!と思っていませんでした。
それでも話合いは出来ない。
無理だ。
何とも言えない絶望感がありました。
歩み寄っても受け止められない。
子供3人の面倒を見ながらフル稼働で動いて、少しのお願いでもダメなんだ。
全て自分でやるしかないんだ。
あー、この先ずっとこうなのかな。
嫌だな・・・
私は常日頃から主人にこんな不満を抱いていました。
・私の意見をこれほど受け入れられないって、どういう事なの?
・自分のペースが絶対過ぎる
・家族なのに協力出来ない
・頼みごとが出来ない
・自分1人で考え、自分1人で動いている
・長男の思考回路は完全に主人のコピーだ!
姉に愚痴ると、
「普段めちゃくちゃ優しいじゃん!ストレスがマックスになって、ぶちまけたくなったんじゃない?本心じゃないと思うよ」
そうなのかな?
主人は不登校について私とは違う風に捉えていました。
・そこまで心配していない
・心配したって事態は変わらない
・あなた程心配していない
・特別何かしようとも思わない
そう言って不登校の事を調べたり、相談機関に行く事は一切していませんでした。
75 インターホン
75 インターホン
2021.10.下旬
長男はこの日1日中テレビを見てダラダラしていました。
我が家はリビングが南道路に面しており誰がインターホンを押したのか見えます。
学校に来ない事を心配した同級生がインターホンを押しました。
長男は目を吊り上げソファをジャンプして1番玄関から遠い部屋の片隅へ逃げて行きました。
その部屋で頭から布団を被り震えていました。
ストレスを感じたのか人相が変わり妹に暴力を振るいました。
長男は私に向かって、
「おい!ばばあ!!!」
「あれやれよ!それやれよ!」
暴言を吐き命令しています。
こちらのお願いは一切聞きません。
その様子を見ていた姉が、
「もう、娘ちゃん、無理だね。」
「一緒は危険だよ。」
「可哀そうだし、連れて行くね。」
と言って、実家に連れ帰ってくれました。
夜、長男は部屋のブロックで遊び始めました。
楽しそうに遊びながら
「妹がいないと清々する。」
と、ブロックの散らばった床を見ながら呟きました。
娘は長男にひどい扱いをされる為、しばらく実家に預ける事にしました。
次男はとても不安定でした。
私と離れる事ができず、そのまま私と暮らす事にしました。
長男がこのまま暴れ続けたら、私は娘と暮らせないのかな?
小さいのに。
嫌だな・・・
74 不登校克服ママへの相談
74 不登校克服ママへの相談
2021/10/27(水)
長男の不登校後、調べた相談所へは迷わず行きました。
どこへ行っても解決策を教えてもらえませんでした。
姉の友人で息子さんを不登校から克服させたママがいました。
私は姉に頼み連絡先を教えてもらいました。
私:
「長男が不登校で悩んでて、相談乗ってもらっても良いかな?」
ママ:
「私で良ければ!」
「何歳?」
私:
「小3」
「~(ママの名前)ちゃんちは何歳からだった?」
ママ:
「うちは中1。」
私:
「え、、、うち早いよね。」
ママ:
「早い方が早く学校行くようになる子が多いよ。」
私:
「小学生の時は普通だった?」
「5年の時に怪しかったよ。担任が嫌で行き渋った。」
「校長先生がたまたま、息子を理解してくれて担任を指導して、6年まで行けたよ。」
「でも、力尽きて中1の3日目から不登校。」
私:
「1年とかは覚悟だよね。」
ママ:
「そうだねーそれ位の時間かかる子多いよ。」
私:
「そのまま行けない子もいる?」
ママ:
「いるよ。」
私:
「えー、、、」
ママ:
「でもまだ小3でしょ。」
「どんな感じか分からないけど、とにかく過干渉にならず過保護になる。」
私:
「うちは大人びてる」
・感受性強い
・プライド高い
・完璧主義
・マイペース度合い半端ない
・集団では合わせる
「で、私がガミガミ人格否定した。」
ママ:
「向こうからの要求にはちゃんと応えて、こっちからはあーだこーだ言わない方が良いよ。」
私:
「過保護になるといいのかな?」
ママ:
「うちの不登校だった子にそっくり!」
私:
「今までは真逆にしてた。」
「だった子!!!!過去になったのーーーー!!!」
ママ:
「過保護は向こうからの要求は全部飲む。」
私:
「物も?」
ママ:
「うちは買ってたよ。」
「え?って思うでしょ。」
私:
「うん。」
「エスカレートしないかとか心配だったり。」
「うちまだゲーム持ってなくて。」
「このタイミングで買うのは、、、」
「引きこもり加速させるかなって。」
ママ:
「でも買う事で心が満たされるから。」
私:
「えー。」
「今2人で居るけどめちゃくちゃ優しくていい子だよ。」
ママ:
「引き籠りに一度はなると覚悟した方が意外と早く治る子多いよ。」
私:
「めちゃくちゃ学校嫌ってても?」
ママ:
「2人でいる時は心が休まってるからだよ、きっと。」
私:
「学校爆破するとかだった?」
ママ:
「言う言う。」
私:
「そーなんだ、、、」
「ゲームもやりたい放題やらせるって感じ?」
ママ:
「やってたよ。」
「昼夜逆転する。」
私:
「依存症とかになっちゃわないかな〜とか。」
「特にゼロ、100ってタイプの子だから。」
ママ:
「うちの子もだよ。」
私:
「えー。」
「うちまだ下が2歳6歳だから。」
「今は全く元気になったのかな。」
ママ:
「何で学校爆破したいんだろ。」
私:
「不登校開始が小3で早くてよかったねって感じ?」
「女子がうざい、授業つまらん、体操座りやだ、時間のむだ。」
ママ:
「友達の子とか、友達の友達の子とか…結構沢山話聞いて来たけど早ければ早いほど立ち直るのも早いよ。」
私:
「心病んだのは長男が反抗する時私が暴言、暴力だったのが原因じゃないかな?」
「とにかく自由にさせるんだよね?」
私:
「今は長く休んでるから、何で休んだのって言われるのが嫌みたい。」
「心も学校行ける感じじゃ無い。」
「夏休み明けから行き渋りで10/12から完全に行かなくなったよ。」
ママ:
「過保護になれば治りそうな気がする。」
私:
「過保護ってどんなー。」
ママ:
「何で休んだの?って言われるのヤダよねー。」
「わかるわ。でも慣れる。」
私:
「気も小さい。」
「超絶繊細。」
ママ:
「まさしくうちの子と同じ!」
「過保護は要求を飲む。」
「交換条件を出さない。」
私:
「夏休みめちゃくちゃ切れて怒っちゃって。」
「旦那まで巻き込んで旦那とも怒鳴り合いになったんだよね。」
「で、私も息子にお前のせいだとか言っちゃったり。」
「この子だけなら聞けるけど、、、」
「立ち直り何年かかった?」
「つらいよね。」
ママ:
「旦那さんは家族だから巻き込めばいいんだよ!」
「何かを買った時はお金の大切さは話した方が良いよ。」
「うちは2年かかった。」
私:
「ゲーム欲しがってるけど。」
「引き籠りのタイミングで与えていいのか、凄い悩む。」
ママ:
「今は大学目指して頑張ってるよ。」
私:
「がんばったね!!!」
ママ:
「うちは不登校中に40万の犬買ったり、20万のゲーミングPC買ったりしたよ。」
私:
「わおー。」
「フリースクールとかは考えなかった?」
ママ:
「本人が行く気無かった。」
私:
「うちは自由が好きだからフリースクールでもいいなって思ってる。」
ママ:
「まだ、なり初めだから。」
「長い人生のほんのわずかな時間だから。大丈夫!」
私:
「対応間違いたく無くて。」
ママ:
「私が合ってるかどうかわからないけど…」
私:
「ずっと息子責めて。」
「わがままだの、こだわり強いだの。」
「お前なんかお前なんかって言ってた気がする、、、」
ママ:
「私も言ってたよ。」
「親だからちゃんとした大人になって欲しいから言っちゃうよね。」
私:
「うん。」
「とにかく躾けようとしない事だね。」
「不登校めっちゃ奥深いよね。」
「今は息子さんわがままとかじゃ無く普通に元気?」
ママ:
「躾なきゃいけない事もあるけど、基本子供が自分ファーストでいられる事が大事かな。」
「わがままは言うけど、普通に誰でも言う程度のわがままかな。」
「普通に元気だよ!」
私:
「じゃー、やりたい放題やらせてエスカレートとかも無いんだね。」
「あとは子供信じるしか無いかね。」
「小3でなった子も知ってる?」
ママ:
「やりたい放題やる時期は、親がかなりのストレスだし、もしかしてお金もかかるかもしれない。」
「エスカレートする子もいるけどそんな長い間じゃない子ばかりだよ。」
「小3はいないけど小5はいた。」
私:
「早いよね、、、」
ママ:
「今学校に行かせる事が大事ではなくて、大人になった時自立している事が大事だから 今無理矢理学校行かせて心が病んで大人になっても引き籠りで仕事もしない親のスネかじりになったら一番困るから。」
「子供のペースで行けるようになるといいよね。」
私:
「うん。」
「うちはチョット精神病入ってる雰囲気もあるよ。」
「暴れたり。」
「休む様になって落ち着いたけど。」
「たまに感情コントロール出来なくなるみたい。」
「暴言、暴力あったかなー?」
ママ:
「うちの子も暴れてたよ、行き渋りから行かなくなる直前がかなりやばかったよ。」
「一緒だね。」
私:
「やっぱり?」
「暴れたり、暴言、暴力も同じだね休み出したら治ったけど。」
ママ:
「そうだよ同じく。」
私:
「で、たまに、不安だか劣等感だか。多分辛くて学校話題がストレスで妹殴ったり。」
ママ:
「学校の話はしない方がいいね。」
私:
「了解!」
「もうしてないよ。」
今まで聞いてきた相談機関より全然役に立つ情報でした。
でも、うちはまだゲームが無い。
学校に行かないタイミングでゲームをあげるの?
今まで全くゲームを与えていなかった私にはとても恐怖の選択です。
考えても考えても覚悟が出来ませんでした。
掛けに出るしかないのかな・・・