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2024年1月の記事一覧

177 GW明け、次男の様子

177 GW明け、次男の様子 
 
 

2022年5月GW明け 

 

連休明けは不登校になる子が多いと聞いていたので、次男はどうなるかな?と心配していました。

 

この頃の次男はゲームの時以外、ずっと無気力で無表情でした。

 

注意をすれば、暴言が返ってくる。

 

こちらの要求は一切聞かない。

 

お風呂に呼んでも、返事もせず、30分経っても来ない。

 

待ちくたびれて、諦めてお風呂から上がると、なぜか来て、お風呂の扉をバンバン叩きながら地団太を踏んで、

 

「出るな!」

 

「一人で入れるわけないだろ!」

 

「そんな事も分からんのか!」

 

と、泣きながら癇癪を起しました。

 

毎日、そうでした。

 

・・・

 

GW明けに、次男の担任の先生との面談がありました。 

 

入学から1か月ほど経ちますが、立ち歩きは相変わらずのようです。 

 

担任の先生は、 

 

「自分の目の届く場所にいれば、見捨てている感じにならないよう、次男さんに気配りしながらも、『好きにしとけよー』『俺は忙しいから、やる事やっとけよー』と接しています」 

 

「毎日嫌がらずに学校に来れているので、花丸だと思います」 

 

と言っていました。 

 

・・・

 

次男は入学から1か月経っても、連絡帳は一度も書いて来ず、宿題も一度も提出していませんでした。 

 

私はその事を次男に指摘しておらず、宿題に関しても、

 

「今は学校に毎日行くだけで良いので、提出するよう強く指導しないでほしい」

 

と先生にお願いしていました。 

 

・・・

 

1か月経っても、次男は入学時と変わらず誰とも会話をしていないようでした。

 

「学校に行きたくない」とは言いません。 

 

担任の先生に、

 

「支度や、教室移動は一番最後で、とても行動が遅いです」 

 

「間に合わないので『先生が入れておくからね』と僕が全てランドセルに詰め込んでいます」 

 

「通学団は並ぶようになりました」 

 

と連絡を受けました。

 

・・・

 

先生から、立ち歩きの時に廊下で寝っ転がっていると聞いたので、次男に理由を聞くと、 

 

「ひんやりして気持ちいい」 

 

「椅子に座っている時のおしりの温かい感触が嫌だ」 

 

と彼なりの理由がありました。 

 

・・・

 

担任の先生は、次男の立ち歩きや宿題未提出などに対しては特に何も言いませんでしたが、今のまま立ち歩きが続くと授業を聞いていない事で、学習についていけなくなるのではないか、と心配していました。

 

・・・ 

 

問題行動はありますが、この日次男は、入学後初めて黒板の字をノートに写したそうです。

 

私はその話を聞き、次男は他の子供たちよりもゆっくりなペースで、少しずつ環境に適応している!と思いました。 

 

・・・

 

次男とお風呂に入った時に、 

 

「今日も歩いちゃったの?」 

 

と聞くと、堂々と、 

 

「当たり前だろ」 

 

「座ってる訳がない」 

 

「座っている意味がない」 

 

と言っていました。 

 

 

 
 
 
 

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176 GW明け、不安定な長男の様子

176 GW明け、不安定な長男の様子 
 
 
2022年5月9日 

長男がまた支離滅裂な事を言い始めました。 

 

「お母さんが僕を無視した」 

 

「僕はお母さんに嫌われているんだ」 

 

そんなことを突然言い出し怒っています。 

 

私が、 

 

「え?何の話?」 

 

と聞くと、長男は、 

 

「今僕が話しかけたのに返事をしなった」 

 

と言います。 

 

普通の言い方ではありません。 

 

捲し立てるように、こちらの気分を最大限に逆なでする言い方で私を責めてきます。 

 

長男はリビングにいる間、ずっと独り言のように何かを呟いたり、弟と話したりしながらゲームをしています。 

 

どうやら、その合間に私に話しかけていたようでした。 

 

私は長男が絶え間なく話し続けているのが常なため、話しかけられている事に気が付いていませんでした。 

 

私が、 

 

「独り言だと思ってた、無視なんてしてないよ」 

 

と不思議そうに言うと、長男は、 

 

「ほら、そうやって怒る!」 

 

と突っかかってきます。 

 

私は心の中で、 

 

「はーーー、何?いっつも独り言言ってるから気が付けない!どの言葉が私宛なのか全然わからない!」

 

と思っていました。 

 

きっと、気分の悪そうな顔になってしまっていたのだと思います。 

 

それを見ていた主人が、 

 

「長男の心理状態はあなたの鏡だよね」 

 

「今、あなたは明らかに長男の事が嫌そうな態度をとっているよね」 

 

「それが、俺にも伝わってくるんだけど」 

 

と言われました。 

 

・・・ 

 

そうなのです。 

 

4月の入学式前日、長男が感情を吐き出し、学校へ行きたい、友人と遊びたい、と前向きな発言をした日くらいから、私の中で、【任務完了】の指令が下ったかのように、長男に寄り添えなくなっていました。 

 

疲れ果てていても、何とか感情的にならないようにと踏ん張っていましたが、糸が切れてしまったかのようにイライラしてしまうのです。 

 

頑張ろう、頑張ろう、と思っていても、一度切れた寄り添うスイッチが中々入りませんでした。 

 

一番の原因は長男の次男への態度です。 

 

長男は機嫌が悪くなると次男に酷い言葉を浴びせるのです。 

 

 

次男が今、とても頑張って学校生活を送っていることを知っている私は、長男が次男を馬鹿にしたり、酷い言葉を浴びせると、不快な気持ちを抑えられませんでした。 

 

次男は頑張ってるのに、お前がとやかく言うなよ! 

 

家ではノンストレスで過ごさせたいのに!邪魔しないでよ! 

 

そんな気分になってしまうのです。 

 

そして、そんな気持ちが顔や態度に出て、長男が私に突っかかってくる、という負のループでした。 

 

姉に相談すると、私は真面目過ぎるから、話半分で聞いていればよいのでは?とアドバイスされましたが、長男は人の気持ちを察する能力が高く、話を半分で聞いていると、 

 

「ほら聞いてない」 

 

「ほら、やっぱり無視してる」 

 

「ちゃんと聞かないんだ!」 

 

「酷いよね」 

 

と捲し立てる 

 

「僕の話を聞いてない!」 

 

と言い、声を上げてわんわんと号泣する・・・ 

 

悲しいとしくしく泣いて訴える、と言うよりは攻撃的に反発し、相手を責めながら訴えてくるため、平常心で接することは、私には困難でした。 

 

何度も何度も、長男に優しく接しよう、と頑張るのですが、その頃の私はどうしてもそれをする事ができませんでした。 

 

毎日毎日繰り返される、長男、次男からの暴言と無理難題、毎食作り直させられる食事。

 

長男と次男は食の好みが真逆で、娘はアレルギーがある為、毎食3人分、別メニューで好きなものを作り、作れば文句を言われる、そんな毎日にとても疲れていました。 

 

いつまで続くんだ、こんな生活・・・ 

 

この時期、長男は遊びに来る友人にも、 

 

「僕にとって一番の親友だよ」 

 

「僕のこと好き?」 

 

とやたらと聞いたり、玄関をウロウロしながら帰宅前の友人に、 

 

「また来てね」 

 

「明日は来れる?」 

 

「また、僕と遊んでね」 

 

といつも不安そうでした。 

 

 

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175 次男の児童精神科受診

175 次男の児童精神科受診

 

2022年5月7日 

 
次男の児童精神科受診日です。 

 

家から30分ほどの場所にあり、予約に5か月待ちの、この辺りではまぁまぁ有名な個人病院を予約しました。

 

この時期、次男は何かをしたり、どこかへ行くためにゲームを中断する事をとても嫌がりました。

 

食事でも、お風呂でもです。 

 

「うるせー」「なんだよ!」「関係ねーだろ」

 

などと反発し、一向に動きません。 

 

この日も、そうなるであろう事を予想し、私は出発30分前から声をかけ続けました。 

 

次男は無反応です。

 

ただただ私を完全に無視し、ゲームに夢中になっています。 

 

だんだん病院の予約時間に間に合うためのタイムリミットが迫ってきました。 

 

私はイライラし、言い方はどんどんキツくなり、 

 

「ねー、早くしてって!」 

 

「どれだけ待たせるの?」 

 

「ねー、聞こえてる?」 

 

「間に合わないって!」 

 

「本当にゲームしてると何にもできないよね!」 

 

と立て続けに言うと、次男は、 

 

「あーーーー、もーーーー、うるせーーーなーーー」 

 

と泣き出し、物に当たり始めました。 

 

私は【行かない】という選択肢など持っていないのに、 

 

「もう、いい!行くのやめよ」 

 

「行かなくていいわ」 

 

「疲れる」 

 

と言うと、なぜか次男は、 

 

「行くって言ってるだろうが!勝手に決めるな!」 

 

と泣いて、扉という扉を「バン!バン!」と全て乱暴に開け閉めし、文句を叫びながら車に乗り込みました。 

 

もう気分は最悪です。 

 

今から児精神科で精神状態を見てもらうのに、絶対穏やかに行きたかったのに、あー、もう最悪。

 

車の中では、次男は後部座席に寝っ転がり、意地でもシートベルトを締めず、永遠に文句を叫び続けています。 

 

私も完全に頭に血が上っており、 

 

「あーーーー、もーーーーうるさいなーーーー、お母さんだって、病院になんて行きたくないわ!病院に行かなくていいならどんなにいいかって思ってるわ!」 

 

と余計な事を言ってしまう。 

 

あーーーー、もーーーー、到着前から嫌すぎる。 

 

病院に着くと、とても感じの良い看護婦さんが次男についての問診をしてくれました。 

 

次男が横にいるので、困りごとを次男に聞かせてはいけないと思い、全ての事を話せなかった事を覚えています。 

 

主治医の先生は40代前半であろう、飾りっ気のない髪の短い女性でした。 

 

診察室に入ると、次男は、目につく扉という扉に近づき、覗いたり、扉を開けようとしたりしました。 

 

その後、私の横に用意された次男用の椅子には座らず、診察室にある、診察用のベッドの下に潜り込み、仰向けで寝っ転がり、地面を掃除するかのように寝っ転がったまま左右の足の裏で交互に地面を蹴って体を動かし移動し続けました。 

 

その姿を、主治医の先生は、「あー、なるほどね」と言わんばかりに『うんうん』と頷きながら、見ていました。 

 

その後、次男は臨床心理士のいる部屋に移動しました。 

 

次男がいなくなると、主治医の先生が私に向かって、 

 

「発達検査をした方が良いと思いますが、まぁ検査するまでもありませんよね」 

 

「自閉、ADHDは絶対持ってますね」 

 

「体幹も弱いんじゃないかな、その発達障害も持っているね」 

 

「だから、座れないんでしょ」 

 

「姿勢保持ができないんですよ、要するに」 

 

「薬を飲んだ方が良いですよ」 

 

「薬で落ち着かせ、できる事を増やしましょう」 

 

「本人が楽になるし、副作用、だるさも全くありませんよ」 

 

「個性がかなり、強いと思いますよ」 

 

「息子さん今、支援クラス?」

 

私は、長男の事も話しており、その影響で次男が落ち着かないのではないのか?と次男の今までの発育環境を先生に話しましたが、先生は次男を間違いなく発達障害児、と診断しました。 

 

私は先生からの問いかけに対し、 

 

「支援クラスではありません」 

 

「薬は本当にだるくならないのですか?」 

 

「いつまで飲み続けるんですか?」 

 

「一生ですか?」 

 

「環境に慣れるまでに時間がかかる時がありますが、慣れると割と何でもできるのですが・・・」 

 

「それでも発達障害児なのですか?」 

 

と、薬、診断に対して抵抗感をみせると、先生は、 

 

「逆に、薬を一生飲んでる子なんて、見たことない、息子さん酷いですよね、飲ませてあげて、楽にしてあげたら落ち着いて、できる事が増えますよ」 

 

「本人も楽なんじゃないの?」 

 

「発達検査も受けれるかなぁ?今日の様子見てると、難しそうだよね」 

 

と言われました。 
 
 
・・・

 

先生の話を聞きながら、長男の事、先ほどの次男の落ち着かない態度、先生から醸し出される『検査するまでもないよね、間違いなく健常児ではありませんよ』という事を半笑いに伝えてくる雰囲気、私が無言になり、静かに涙を流すと、先生は、 

 

「お母さん、相当苦労してきていますよね」 

 

「薬を飲ませて、お母さんも息子さんも楽になっていいんじゃない?」 

 

と言われました。 

 

心のどこかで、「この子は環境に慣れれば大丈夫ですよ」 と、言われることを期待していた私は、『あー、長男も次男も発達障害児なんだ』しかも次男に関しては、先生は疑う余地なし、という言い方だった。 

 

病院が言うのだから、そうなんだろうな。 

 

私はこれから、どうこの子たちを育てていけばいいのかな・・・ 

 

と、ただただ途方に暮れていました。

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174 4月末(長男4年、次男1年)

174 4月末(長男4年、次男1年) 

 

4月末、長男が、

 

「学校の先生ってオンラインでスマブラできないのかな?」

 

と言い出しました。 

 

「うちに来てもらう事ができるか、相談してみる?」

 

と聞くと否定はせず、返事もしませんでした。 

 

先生と何とか関わりたいと思っているのかな?と思い担任の先生に、 

 

「長男がゲームで先生と関われないか、と言っています」 

 

と話しましたが、

 

「それは出来ません」

 

と返答がきました。 

 

・・・

 

この時期、長男はずっと弟には貸せなかったゲームの課金キャラを弟に貸せるようになっていました。 

 

・・・

 

次男は少しずつ、集団下校などには慣れてきているように見えましたが、 

 

・布団を頭まで被らないと怖くて寝れない 

 

・部屋に1人で居る事が出来ない 

 

・カーテンを見て「怖い、怖い」と指を指して泣く 

 

・少しでも扉が開いていると「怖い、閉めて」と泣く 

 

・「怖い」と言ってトイレに1人で行けず、お漏らしをしてしまう 

 

など、やたらと空間を怖がるようになっていました。 

  

 
  

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173 長男の真面目すぎる思考

173 長男の真面目すぎる思考 
 
 
【外食】 

外食へ行きました。

 

娘がおにぎりを食べ残し、持って帰りたいと言いました。

 

長男は、

 

「え、持って帰っていいの?」 

 

「ダメじゃない?」 

 

「持ち帰っていいか、だめか、必ず確認してよ」 

 

「ダメなら、絶対に持ち帰らないでよ」 

 

「絶対だよ」 

 

・・・

 

レジに行くと、 

 

「お母さん、聞かないと!」 

 

「ちゃんと聞いて!」 
 
 
・・・

 

食べ放題のお店でも、残すと追加料金がかかると聞くと、小指の第一関節程度残っていても「ダメ、ダメ」と嫌がりました。 
 
 
・・・ 
 
  
【買い物】 

私が車で待っていて、娘と長男とで買い物に行ってもらいました。 

 

長男が、 

 

「僕、レタス買いたかったけど買えなかった」 

 

と言うので、私が、 

 

「何で?」

 

と聞くと、 

 

「妹がキャベツを指先で触ったから、だからキャベツを買った」と言います。 

 

私は、 

 

「え、何で?」 

 

「ちょっと触っただけなんて気にしなくていいのに」 

 

とびっくりしていると、長男は、 

 

「ダメにきまってるじゃん!妹が指先で触ったキャベツ買う人が可哀そう」 

 

「僕、そうゆうの大嫌い、絶対ダメだよ」 

 

と言いました。 

 

私は「買ってきてくれてありがとう」と言い、それ以上何もいいませんでしたが、真面目を通り過ぎていないか? 

 

世間一般的な人が、全く気にならないような事をこの子は凄く気にするのだろうな。 

 

疲れそうだな。 

 

 

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