2023年11月の記事一覧
78 ゲームを与える選択肢
78 ゲームを与える選択肢
主人もゲームを今与える事に抵抗がありました。
何か別の方法はないか?とオンライン授業のプログラミングを探していました。
ゲームを与える事への主人の意見はこうです。
・オンラインプログラミングなら時間決まっており、良いのではないか?
・長男は自分(主人)の脳と似ているので、危険
・はまってしまう
主人がゲームの話をすると長男はゲームの質問しかしなくなりました。
ずっとゲームの話を続けています。
私はこんな不安こ抱えていました。
・今始めるのは怖い
・ゲーム依存になったら大変
・学校行っていたらいいけど
・一日中ゲームはありえない
・長男の頭の中はゲームだらけだ
・引き籠り加速してしまう
・与えなきゃ回復しないのだろうか
・家にずっといる、ゲームを買ったら依存になるのではないか
・どうしたらいいのだろう。難しい
覚悟が出来ません。
次男にゲームを与えるのかも悩みの種でした。
・次男も話題に入れない思いをするのはよくない
・次男にも与えるべき?
・本人が買ってと言うまで買わなくていいのではないか?
・買ってと言ってくるだろうか?
・次男はまだ年長さんだ
・早い気がする
・長男と同じ思いをさせたくない
・欲しいと言われたら考えればいいのか?
もう、どうしよう。
どうしたらいいんだろう?
ゲームが欲しいか次男に聞いてみました。
次男:
「あー、まー、やりたいかな」
姉は反対していました。
「ゲームで不登校の子、今めっちゃいるよ」
「今与えたら危険すぎない?」
「せめて時間制限したら?」
「8歳だから、流石に無制限はやばくない?」
えーーーーーーーーーー。
ゲームしたくて不登校になっちゃうのーーー!
このタイミングでゲーム渡したら不登校克服できなくない?
でも、渡さなかったら克服してもまた話題に入れない!
もーーー、どうしよーーーーーーーーー。
77 遠足
77 遠足
明日は遠足です。
2人で中華料理屋さんでご飯を食べていました。
私は恐る恐る長男に聞いてみました。
私:
「遠足どーする。」
長男:
「行きたいな。」
私:
「バス、仲良しの子の隣にしてくれたらしいよ。」
長男:
「でも皆んなに何て言おう。」
「おばあちゃん家に行ってたって言おうかな。」
私:
「じゃおやつ買いに行く?」
長男:
「、、、」
「無駄になっちゃうかもだから。」
私:
「無駄になってもいいんだよ。」
長男:
「買いに行かない。」
私:
「そっか。」
結局おやつは買いに行きませんでした。
遠足の日もお休みしました。
その日の夜中、長男は突然泣き出しました。
長男:
「遠足行きたかった、遠足行きたかった、」(号泣)
怒りをぶつける様にウーウー唸りながら泣いています。
布団をグーで叩き涙がぽたぽたぽたぽた布団に落ちていました。
長男:
「人生なんて何にも楽しくない。」
「もう嫌だ、死にたい。」
そんな事を叫びながら1時間程泣き続けました。
言葉が見つかりません。
背中をさすりながら私は、
「そっか。」
「行きたかったね。」
しか言えませんでした。
十分泣き、落ち着くと長男は、
「ゲーム買えば楽しいかも。」
と泣き腫らした顔で言いました。
ん?それを伝えたかったかな?
私:
「そうだね!」
学校に行かなくなったタイミングでゲームを始めるのは怖いけど、買うしかないかな・・・。
76 壊れ行く夫婦関係
壊れ行く夫婦関係
長男を友人の家まで迎えに行かなくちゃ。
お泊りしたからお礼にお昼ご飯買って持って行こう。
あーお洗濯もまだだ。
サッカー観戦のお弁当を作らなきゃいけないな。
えっとー、DVDも返さなきゃいけないーーー。
娘が遊んでって纏わりついてるな。
遊べないなーーー。
あー、お迎えに間に合わない。
急がなきゃ!
主人は奥で寝てる?
スマホ?
頼んでみよっかな。
私は言葉を選びながら主人にお願いしました。
「お迎え行かなきゃだから、洗濯やってもらっちゃおっかなー♡」
「もし返せたらでいいけどDVDって返しにいける?」
主人が明らかにむっとしたのが分かりました。
私:
「あ・・・、まぁいいや、自分で行くわーー。」
「でも、娘ちゃんと遊んでてもらっていい?」
「長男迎えに行かなきゃいけなくて!」
返事は無く、明らかに嫌そうに娘の前に座りました。
その日はサッカー観戦に行きましたが、主人と話した記憶はありません。
次の日の朝、不機嫌そうな主人に尋ねました。
私:
「何か言いたい事あったら言ってよ。」
「夫婦なんだから、話さないと分からない事があると思う。」
主人:
「言って意味があると思わないから、俺は言わない。」
私:
「そぅかなぁ?」
「歩み寄れる事もない?」
主人:
「・・・じゃー言わせてもらうけど。」
明らかに表情が険しくなりました。
「お前昨日、俺にDVD返してこいって言ったよな!」
「人を顎で使いやがって!!」
「人に頼むなよ!!!」
主人の借りてきたDVDは、いつも私が何も言わずに返却していました。
私:
「あ・・・でもさ、昨日長男のお迎え、お礼にお昼ご飯の買い出し、サッカー観戦のお弁当造り、家事も終わってなかったし、主人は寝てたから返してくれたら助かるなって感じで、出来たら返してきてって言ったつもりなんだけど、感じ悪かった?」
主人:
「俺は俺のタイミングでやりたい。」
「DVDなんて今日だろ。」
「俺を使うなよ!」
私:
「え・・・、そんなに怒る事?」
「本当に理解が出来ないんだけど。」
「返せないよ、とかで良くない?」
「何もしてなかったじゃん。」
主人:
「お前軸かよ全て。」
私:
「え・・・私軸じゃなくて子供軸だよ。」
「私のやりたい事なんて何一つしてない。」
「・・・何なのこんな生活、あー、逃げ出したい。」
主人:
「逃げ出せば。」
「まず、自分のアンガーマネジメントしてこいよ。」
「不登校を何かのせいにしてんじゃねーよ。」
「要するに、お前のせいだろ!!!」
主人は無言で扉を大きな音で閉めて会社に行きました。
あ・・・無理。 本当に無理。無理。無理。無理。
自分の中で、怒って話している感覚が全くありませんでした。
相手がどう捉えていたかは分かりません。
争いが嫌だから、原因を取り除こう!
何でこんなに機嫌が悪いのだろう?
と話掛けていました。
相手に文句を言おう!と思っていませんでした。
それでも話合いは出来ない。
無理だ。
何とも言えない絶望感がありました。
歩み寄っても受け止められない。
子供3人の面倒を見ながらフル稼働で動いて、少しのお願いでもダメなんだ。
全て自分でやるしかないんだ。
あー、この先ずっとこうなのかな。
嫌だな・・・
私は常日頃から主人にこんな不満を抱いていました。
・私の意見をこれほど受け入れられないって、どういう事なの?
・自分のペースが絶対過ぎる
・家族なのに協力出来ない
・頼みごとが出来ない
・自分1人で考え、自分1人で動いている
・長男の思考回路は完全に主人のコピーだ!
姉に愚痴ると、
「普段めちゃくちゃ優しいじゃん!ストレスがマックスになって、ぶちまけたくなったんじゃない?本心じゃないと思うよ」
そうなのかな?
主人は不登校について私とは違う風に捉えていました。
・そこまで心配していない
・心配したって事態は変わらない
・あなた程心配していない
・特別何かしようとも思わない
そう言って不登校の事を調べたり、相談機関に行く事は一切していませんでした。
75 インターホン
75 インターホン
2021.10.下旬
長男はこの日1日中テレビを見てダラダラしていました。
我が家はリビングが南道路に面しており誰がインターホンを押したのか見えます。
学校に来ない事を心配した同級生がインターホンを押しました。
長男は目を吊り上げソファをジャンプして1番玄関から遠い部屋の片隅へ逃げて行きました。
その部屋で頭から布団を被り震えていました。
ストレスを感じたのか人相が変わり妹に暴力を振るいました。
長男は私に向かって、
「おい!ばばあ!!!」
「あれやれよ!それやれよ!」
暴言を吐き命令しています。
こちらのお願いは一切聞きません。
その様子を見ていた姉が、
「もう、娘ちゃん、無理だね。」
「一緒は危険だよ。」
「可哀そうだし、連れて行くね。」
と言って、実家に連れ帰ってくれました。
夜、長男は部屋のブロックで遊び始めました。
楽しそうに遊びながら
「妹がいないと清々する。」
と、ブロックの散らばった床を見ながら呟きました。
娘は長男にひどい扱いをされる為、しばらく実家に預ける事にしました。
次男はとても不安定でした。
私と離れる事ができず、そのまま私と暮らす事にしました。
長男がこのまま暴れ続けたら、私は娘と暮らせないのかな?
小さいのに。
嫌だな・・・
74 不登校克服ママへの相談
74 不登校克服ママへの相談
2021/10/27(水)
長男の不登校後、調べた相談所へは迷わず行きました。
どこへ行っても解決策を教えてもらえませんでした。
姉の友人で息子さんを不登校から克服させたママがいました。
私は姉に頼み連絡先を教えてもらいました。
私:
「長男が不登校で悩んでて、相談乗ってもらっても良いかな?」
ママ:
「私で良ければ!」
「何歳?」
私:
「小3」
「~(ママの名前)ちゃんちは何歳からだった?」
ママ:
「うちは中1。」
私:
「え、、、うち早いよね。」
ママ:
「早い方が早く学校行くようになる子が多いよ。」
私:
「小学生の時は普通だった?」
「5年の時に怪しかったよ。担任が嫌で行き渋った。」
「校長先生がたまたま、息子を理解してくれて担任を指導して、6年まで行けたよ。」
「でも、力尽きて中1の3日目から不登校。」
私:
「1年とかは覚悟だよね。」
ママ:
「そうだねーそれ位の時間かかる子多いよ。」
私:
「そのまま行けない子もいる?」
ママ:
「いるよ。」
私:
「えー、、、」
ママ:
「でもまだ小3でしょ。」
「どんな感じか分からないけど、とにかく過干渉にならず過保護になる。」
私:
「うちは大人びてる」
・感受性強い
・プライド高い
・完璧主義
・マイペース度合い半端ない
・集団では合わせる
「で、私がガミガミ人格否定した。」
ママ:
「向こうからの要求にはちゃんと応えて、こっちからはあーだこーだ言わない方が良いよ。」
私:
「過保護になるといいのかな?」
ママ:
「うちの不登校だった子にそっくり!」
私:
「今までは真逆にしてた。」
「だった子!!!!過去になったのーーーー!!!」
ママ:
「過保護は向こうからの要求は全部飲む。」
私:
「物も?」
ママ:
「うちは買ってたよ。」
「え?って思うでしょ。」
私:
「うん。」
「エスカレートしないかとか心配だったり。」
「うちまだゲーム持ってなくて。」
「このタイミングで買うのは、、、」
「引きこもり加速させるかなって。」
ママ:
「でも買う事で心が満たされるから。」
私:
「えー。」
「今2人で居るけどめちゃくちゃ優しくていい子だよ。」
ママ:
「引き籠りに一度はなると覚悟した方が意外と早く治る子多いよ。」
私:
「めちゃくちゃ学校嫌ってても?」
ママ:
「2人でいる時は心が休まってるからだよ、きっと。」
私:
「学校爆破するとかだった?」
ママ:
「言う言う。」
私:
「そーなんだ、、、」
「ゲームもやりたい放題やらせるって感じ?」
ママ:
「やってたよ。」
「昼夜逆転する。」
私:
「依存症とかになっちゃわないかな〜とか。」
「特にゼロ、100ってタイプの子だから。」
ママ:
「うちの子もだよ。」
私:
「えー。」
「うちまだ下が2歳6歳だから。」
「今は全く元気になったのかな。」
ママ:
「何で学校爆破したいんだろ。」
私:
「不登校開始が小3で早くてよかったねって感じ?」
「女子がうざい、授業つまらん、体操座りやだ、時間のむだ。」
ママ:
「友達の子とか、友達の友達の子とか…結構沢山話聞いて来たけど早ければ早いほど立ち直るのも早いよ。」
私:
「心病んだのは長男が反抗する時私が暴言、暴力だったのが原因じゃないかな?」
「とにかく自由にさせるんだよね?」
私:
「今は長く休んでるから、何で休んだのって言われるのが嫌みたい。」
「心も学校行ける感じじゃ無い。」
「夏休み明けから行き渋りで10/12から完全に行かなくなったよ。」
ママ:
「過保護になれば治りそうな気がする。」
私:
「過保護ってどんなー。」
ママ:
「何で休んだの?って言われるのヤダよねー。」
「わかるわ。でも慣れる。」
私:
「気も小さい。」
「超絶繊細。」
ママ:
「まさしくうちの子と同じ!」
「過保護は要求を飲む。」
「交換条件を出さない。」
私:
「夏休みめちゃくちゃ切れて怒っちゃって。」
「旦那まで巻き込んで旦那とも怒鳴り合いになったんだよね。」
「で、私も息子にお前のせいだとか言っちゃったり。」
「この子だけなら聞けるけど、、、」
「立ち直り何年かかった?」
「つらいよね。」
ママ:
「旦那さんは家族だから巻き込めばいいんだよ!」
「何かを買った時はお金の大切さは話した方が良いよ。」
「うちは2年かかった。」
私:
「ゲーム欲しがってるけど。」
「引き籠りのタイミングで与えていいのか、凄い悩む。」
ママ:
「今は大学目指して頑張ってるよ。」
私:
「がんばったね!!!」
ママ:
「うちは不登校中に40万の犬買ったり、20万のゲーミングPC買ったりしたよ。」
私:
「わおー。」
「フリースクールとかは考えなかった?」
ママ:
「本人が行く気無かった。」
私:
「うちは自由が好きだからフリースクールでもいいなって思ってる。」
ママ:
「まだ、なり初めだから。」
「長い人生のほんのわずかな時間だから。大丈夫!」
私:
「対応間違いたく無くて。」
ママ:
「私が合ってるかどうかわからないけど…」
私:
「ずっと息子責めて。」
「わがままだの、こだわり強いだの。」
「お前なんかお前なんかって言ってた気がする、、、」
ママ:
「私も言ってたよ。」
「親だからちゃんとした大人になって欲しいから言っちゃうよね。」
私:
「うん。」
「とにかく躾けようとしない事だね。」
「不登校めっちゃ奥深いよね。」
「今は息子さんわがままとかじゃ無く普通に元気?」
ママ:
「躾なきゃいけない事もあるけど、基本子供が自分ファーストでいられる事が大事かな。」
「わがままは言うけど、普通に誰でも言う程度のわがままかな。」
「普通に元気だよ!」
私:
「じゃー、やりたい放題やらせてエスカレートとかも無いんだね。」
「あとは子供信じるしか無いかね。」
「小3でなった子も知ってる?」
ママ:
「やりたい放題やる時期は、親がかなりのストレスだし、もしかしてお金もかかるかもしれない。」
「エスカレートする子もいるけどそんな長い間じゃない子ばかりだよ。」
「小3はいないけど小5はいた。」
私:
「早いよね、、、」
ママ:
「今学校に行かせる事が大事ではなくて、大人になった時自立している事が大事だから 今無理矢理学校行かせて心が病んで大人になっても引き籠りで仕事もしない親のスネかじりになったら一番困るから。」
「子供のペースで行けるようになるといいよね。」
私:
「うん。」
「うちはチョット精神病入ってる雰囲気もあるよ。」
「暴れたり。」
「休む様になって落ち着いたけど。」
「たまに感情コントロール出来なくなるみたい。」
「暴言、暴力あったかなー?」
ママ:
「うちの子も暴れてたよ、行き渋りから行かなくなる直前がかなりやばかったよ。」
「一緒だね。」
私:
「やっぱり?」
「暴れたり、暴言、暴力も同じだね休み出したら治ったけど。」
ママ:
「そうだよ同じく。」
私:
「で、たまに、不安だか劣等感だか。多分辛くて学校話題がストレスで妹殴ったり。」
ママ:
「学校の話はしない方がいいね。」
私:
「了解!」
「もうしてないよ。」
今まで聞いてきた相談機関より全然役に立つ情報でした。
でも、うちはまだゲームが無い。
学校に行かないタイミングでゲームをあげるの?
今まで全くゲームを与えていなかった私にはとても恐怖の選択です。
考えても考えても覚悟が出来ませんでした。
掛けに出るしかないのかな・・・