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163 4月前半、次男の下校時の様子

163  4月前半、次男の下校時の様子

 

 

次男は集団生活が困難な様子でした。

 

例えば下校時・・・

 

次男が、「授業後迎えに来てほしい」と言うので、私は毎日迎えに行きました。

 

次男は必ず、通学団が並んでいる集団の中にはおらず、下駄箱付近の日陰に1人でいました。

 

黄色い帽子を、前が見えないほどに目深くかぶり、ぺちゃんこ座りをしています。

 

遠くから見ても表情が一切ない事が分かります。

 

次男は自分のランドセルを背負っておらず、支援員さんがランドセルを持っていました。

 

周りでは元気いっぱいの新一年生たちが楽しそうに話しています。

 

・・・

 

通学団が出発すると、次男は列の最終尾につき、自分のペースで歩いてついていきます。

 

前の子と距離が離れ、副団長さんが声をかけてくれますが、声をかけられればかけられるほど、次男はランドセルの背負い紐をギューッと握り締め、小石を蹴りながら、頑なに自分の歩くペースを崩しませんでした。

 

私はその事については何も言わず、次男に、

 

「ねー、どうして下駄箱の所に座っているの?何でランドセルを背負ってないの?」

 

と聞くと、次男は、

 

「だって、太陽が眩しい、ランドセルは重たい」

 

と、前を向いたまま単調に答えました。

 

・・・

 

通学団の子たちが右側を歩いているのに、一人だけわざと左側を歩く、細い道で車も通るため私が、

 

「車来るから危ないよ、車の人にも迷惑だよ、団長さん困ってるよ」

 

「こっち歩こ、ねー、こっちを歩くんだよ!」

 

と強く言っても、体を固め動かないこともありました。

 

・・・

 

皆がスムーズにできる事が出来ない。

 

入学してから、全ての行動がそんなふうに困難でした。

 

 

 

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