2024年1月の記事一覧
163 4月前半、次男の下校時の様子
163 4月前半、次男の下校時の様子
次男は集団生活が困難な様子でした。
例えば下校時・・・
次男が、「授業後迎えに来てほしい」と言うので、私は毎日迎えに行きました。
次男は必ず、通学団が並んでいる集団の中にはおらず、下駄箱付近の日陰に1人でいました。
黄色い帽子を、前が見えないほどに目深くかぶり、ぺちゃんこ座りをしています。
遠くから見ても表情が一切ない事が分かります。
次男は自分のランドセルを背負っておらず、支援員さんがランドセルを持っていました。
周りでは元気いっぱいの新一年生たちが楽しそうに話しています。
・・・
通学団が出発すると、次男は列の最終尾につき、自分のペースで歩いてついていきます。
前の子と距離が離れ、副団長さんが声をかけてくれますが、声をかけられればかけられるほど、次男はランドセルの背負い紐をギューッと握り締め、小石を蹴りながら、頑なに自分の歩くペースを崩しませんでした。
私はその事については何も言わず、次男に、
「ねー、どうして下駄箱の所に座っているの?何でランドセルを背負ってないの?」
と聞くと、次男は、
「だって、太陽が眩しい、ランドセルは重たい」
と、前を向いたまま単調に答えました。
・・・
通学団の子たちが右側を歩いているのに、一人だけわざと左側を歩く、細い道で車も通るため私が、
「車来るから危ないよ、車の人にも迷惑だよ、団長さん困ってるよ」
「こっち歩こ、ねー、こっちを歩くんだよ!」
と強く言っても、体を固め動かないこともありました。
・・・
皆がスムーズにできる事が出来ない。
入学してから、全ての行動がそんなふうに困難でした。
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