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不登校復活の道(ブログ)

17 完全不登校までの42日間の事⑤

 17 完全不登校までの42日間の事⑤

 

長男は、2021年9月13日~17日は通常通りに学校へは行きましたが習い事のそろばんやサッカーには行かなくなりました。 

 

学校には行くものの、元気はなく起きている間中、学校の文句ばかりを言っていました。 

 

次男も長男の影響を受けてなのか元気がなく、幼稚園をお休みしたので私は次男を公園に連れて行きました。 

 

・・・

 

9月18.19.20(休日)

 

この日、長男と次男が些細なきっかけで激しく喧嘩をしましたが、長男が両親に大きな反発をする事はなく、家族で公園に行き、友人と遊び、庭でサッカーをし元気に過ごしていました。 

 

とても元気そうに見えましたが、夜になり明日は学校だから寝ようね、と言っても長男は寝ようとはしませんでした。

 

2021年9月21日

 

次の日、朝起こすと長男は、

 

「眠い、疲れた、今日は休む」

 

と言い、私が長男に昨晩早く寝ないから朝起きられないのだよ、と指摘をすると長男は、

 

「そんなの関係ない!今日は行かない!」

 

と言い、通学団の集合時間10分前になってもリビングに持ち込んだ布団にくるまり動こうとしませんでした。

 

出発時刻の5分前、私は大きな人形を着替えさせるかのように長男を着替えさせていると、通学団の団長さんが迎えに来てくれました。 私は長男に、

 

「もう時間だよ、団長さんが来てくれているよ」

 

と伝えても、長男は、 

 

「え?今ご飯食べてるじゃん」

 

と言い、集合時間に間に合わせようとする私の頭がおかしい、とでも言わんばかりの言い方で、急ぐ素振りも見せず、マイペースにテレビを見ながら朝食を食べ続けました。 

 

私は時間通りに集まっている通学団の子たちに迷惑をかけている事、家まで呼びに来させてしまった事、そして何よりも長男が人を思いやれない事がとても嫌でした。 

 

その日は結局長男は15分遅れで学校へ行き私は教室まで付いて行きました。 

 

どんな顔をして帰ってくるのかな、と心配していましたが長男は近所の友達と楽しそうに帰ってきたので、私はほっと一安心していました。

 

次男は何とか幼稚園には行き、帰りは公園で遊びましたが、腹痛、吐き気があり元気がありませんでした。 

 

・・・

 

2021年9月22日 

 

長男は出発10分前まで魂が抜けたかのように「ぼーーーー」っとしていましたが、特に何も言わずに学校へ行きました。

 

帰宅後、我が家から60キロほど離れた祖父母の家に遊びに行く予定でしたが、次男の体調不良が気になり、今回は見合わせる事にしました。すると祖父母宅に行くのを楽しみにしていた長男が次男に向かって、

 

「うぜー、死ね、バカ、役立たず」

 

「お前なんか消えろ」

 

「お前1人で待っていろ」 

 

と感情を一切込めずにただ淡々と次男に向かって呟きました。 

 

その言葉を聞いていた次男はただ無表情で固まっていました。 

 

長男がしつこく祖父母宅へ行きたがり、次男の体調も回復したので結局祖父母宅へ向かう事になり長男はとても喜んでいました。そんな長男の姿を見て私は、

 

この子は自分の願いさえ叶えばご機嫌なのだな・・・と喜ぶ姿がとても不快でした。

 

・・・

 

2021年9月25日(休日) 

 

長男と次男とのチャンネル争いで長男が次男の顔面を、繰り返し繰り返し、繰り返し繰り返し、蹴っていました。 

私がいくら止めても長男は次男の顔面を蹴り続け、次男は泣き叫んでいました。 

 

その日のお昼ご飯の時はご機嫌でしたが、下2人に対しては、不快な言葉を言い続けていました。 もう無意識に口から言葉が出ているかのように淡々と、

 

「バカ、死ね、うざい、気持ち悪い、あっちに行け、生きている意味がない、わがままなやつ」

 

聞いているこちらの頭がおかしくなりそうな言葉ばかりを並べて言い続けていました。

 

私がもし、やめるよう注意をすると、より一層次男に暴言を言い出すので、何も言わずに黙っていました。

 

その日の夕食時、全員が食卓についても長男はなかなか食卓にきませんでした。私が、

 

「なくなっちゃうよ!」 

 

と言うと少ししてから食卓につき、 

 

「無くなる食べ物なんてないじゃないか!嘘つき!ご飯なんていらん!」 

 

と文句を言い、夕食の雰囲気はいっきにどんよりしました。 

 

・・・

 

夜は険しい顔で、私に、

 

「宿題の用意をしろ!」

 

と命令し次男の些細な行動に文句をつけ次男を蹴り始めました。私は、

 

「あなたはどうしてそんなふうなの?」

 

と長男に聞いても、こちらを馬鹿にするかのように、

 

「さー、どうしてでしょうねぇぇぇぇぇ」

 

と話にならない返事しか返ってきませんでした。

 

・・・・・ 
 

2021.9.26(休日) 

 

寝る前になると長男が

 

「今日何曜日?」 

 

と私に話しかけてきました。私が日曜日と答えると、長男は、

 

「じゃー明日休む!」 

 

と言い、私は行った方が良いと思うよ、と諭しましたが、長男は絶対に行かないと言っていました。

 

しばらくし私がお風呂に入るようお願いをすると、長男が、
 

 「お風呂入れって言うなら学校行かない。」 

 

と言い出したので、私はお風呂に入らなくても良いから学校に行くといいよ、と伝えましたが、長男は、

 

「僕朝から喉痛い、体調不良なのに行けって言うのか!明日は休む!」

 

と言い、22時になるといつも通りに寝室で大きな声を出して漫画を読み始めました。

 

そしてこの日23時を過ぎると長男は皆の寝ている寝室でボール遊びを始めました。

 

長男が寝室の電気を消してくれないので23時過ぎても下の子供たちが眠れておらず、次男と娘を寝かしつけなくてはいけないのに・・・ 何この地獄、 もう本当に勘弁してよ!と私は心の中で思っていました。 

 

長男はしばらくの間、異常なテンションで一人でボール遊びをしながら騒いでいましたが、両親はもう、何も言いませんでした。 

 

・・・ 

 

私は姉に、長男がまた明日も休むと言っている事、 行く行かないは自分で決めると思っている事、 次男も幼稚園に行かないと言う日が多く、毎朝とても大変であることを話していました。

 

姉は、もしかしたら長男君負けず嫌いだからテストが嫌とかない?苦手な教科あるの? 学校は行きたくなかったら行かなくていい場所と思っていたら困るよね、と心配してくれていました。

 

長男は休み明けの月曜日に学校に行きたがらない事が多く、私は勝手に土日が楽で楽しいから、休み明けの学校に行きたくないんだろうな」

 

と思っていました。 

 

姉は、休み癖は良くないよね、このまま中学生とかになったら困るから今のうちにちゃんと教えておこうよ、 でもコロナ後、楽しいイベントが減って不登校児増えているみたいだよ!

 

と教えてくれました。 

 

私は、原因が分からないな・・・ 

 

接し方も分からないな・・・ 

 

次男と娘の生活リズムが崩れ、次男と娘に全然時間がさけず、私は誰か的確なアドバイスをしてくれる人はいないのかな・・・と思っていました。

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