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2024年3月の記事一覧

242 声掛け

242 声掛け 

 

長男の不登校前まで、私は子供に注意ばかりしていました。 

 

姉に紹介してもらった先生から指導を受け、少しずつ意識を変え、良い面に着目するようになってから、子供にかけていた言葉の一例です。 

 

・・・

 

ゲームしかしない長男と次男にかけていた言葉 

 

「思う存分、納得いくまでゲームできるといいね」 

 

「集中力凄いね」 

 

「楽しい?何やってるの?」 

 

と子供のしている事に興味を示す。 

 

・・・

 

ゲームが得意な長男には、 

 

「お母さん、ゲームが苦手だから弟に教えてもらえると、嬉しい」 

 

「お兄ちゃん、上手いもんね!」 

 

「助かる!」 

 

と頼る。 

 

・・・

 

ゲームのクリア方法で、助けを求められても、面倒くさそうに反応したり、相手にしていなかったり、お母さんに聞かないでよ、と嫌そうにあしらっていた事に、 

 

「お母さんに聞いてくれるの?」 

 

「ありがとう!」 

 

「うれしー!」 

 

と快く助ける。 

 

・・・

 

次男が、映画を観に行って、すぐに、不機嫌になり、 

 

「帰りたい!帰りたい!」 

 

と言っても、 

 

「映画きてくれて嬉しかった!」 

 

「一緒に出かけられて楽しかった!」 

 

「ありがとう」 

 

と言い続ける。  

 

・・・

 

キャンプ中、ずっと室内でゲームばかりしていても、 

 

「家族でキャンプに行けて嬉しかった、ありがとうね」 

 

と言い続ける。 

 

・・・

 

長男、次男が暴言を吐いていたり、下の子をいじめても、 

 

「今までされてきて嫌だったんだね」 

 

「よく我慢してくれたね」 

 

「凄い子だね」 

 

と言い続ける。 

 

・・・

 

子供たちが、 

 

「お母さんの言葉が嬉しい!大切にされている!」 

 

と感じるられるように接する。 

 

・・・

 

こんな当たり前の事を、私は、今まで全然できていませんでした。 

 

私自身もそんなふうにされた経験がありません。 

 

親の愛が、子供に伝わらない、などど考えた事はありませんでした。 

 

親は子供が欲しくて生んだのだから、大切に決まっている。 

 

大切だ、大好きだ、なんて、伝える必要はない。 

 

大切じゃなければ、子供の面倒なんて見ていない。 

 

私は、無意識にそう思っていたのだと思います。 

 

しかし子供は、親に本当に愛されているのかが常に不安なのだと思います。 

 

・・・

 

ある時、滅多に叱った事のない娘に、ほんの少しだけ注意をしました。 

 

確か、おにぎりを「いらない」と遠くへ投げた、とかそんな些細な理由だったと思います。私は、 

 

「食べ物を投げちゃいけないよ」 

 

と教えるために注意したのですが、言い方がきつかったのだと思います。 

 

その時、泣いた娘が、 

 

「お母さんは、〇〇ちゃんが嫌いだから、怒ったんだ」 

 

「〇〇ちゃんの事が嫌いなんだ」 

 

と泣き出しました。 

 

その時に、私は、 

 

「ずっと怒られてきた長男次男は、私が2人の事を嫌いだと、思っているかもしれない」 

 

と思ったのです。 

 

親は、大切だから、の気持ちで叱っていても、子供はそう受け止めていないのかもしれません、 

 

子供が、心底安心するまで、心温まる言葉を伝え続ける事が大切なのだと思いました。 

 

私は家族と話すときに、言葉選びや話し方の配慮が足らず、相手を傷付けているのだと思います。 

 

・・・

 

次男の暴言をスルーし続け、親切にしていると、次男は暴言を吐いた後に、上目使いに私を見て苦笑いし、 

 

「お母さん大好きー」 

 

と言い、抱き着いてくるようになりました。 

 

私が子供たちに対する、接し方、発言を変えると、子供たちも言動が変わっていったのです。 

 

・・・

 

少し前まで、暴言ばかりで、無表情だった次男がどんどん明るくなり、私に手紙をくれました。 

 

ごはんつくってくれて、ありがと 

 

と書いてありました。 

 

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