36 休日の課外活動①
36 休日の野外活動①
2021年10月9(土)
この日は、以前申し込みをした9時から16時までの市の野外活動に「行く!」と言いました。
到着すると長男を見かけた友人数名が長男を読んでいたのですが、集合場所へ1人で行けませんでした。
長男は私の手を引き、自信がなさそうに小石を蹴りながら、とぼとぼと友人の方へ向かいました。
私は長男の様子が気になり、しばらくの間、車の中から長男の様子を見ていました。
少しずつ輪の中に入り、沢山の友人の中で鬼ごっこをする姿が見え、そんな長男の姿を見るのは久しぶりで、懐かしい感じがしました。
・・・
16時にお迎えに行くと、長男は笑顔で、
「楽しかったよ、明日もあるよね!明日も行く!」
と、とてもご機嫌でした。帰りにコンビニに寄ると、長男が、
「身体が全く動かない」
と言い、私がおんぶをして店内を回りました。
・・・
次男は家に長男がいない間、平和な時間を伸び伸びと満喫しているようでした。
・・・
夜、家族で外食することになり、主人と長男が乗っている車に次男が乗ろうとすると、長男が、
「お前は乗るな!絶対に来るな!狭い!」
と言い、次男が固まりました。
私は次男に、お母さんの車で一緒に行こうと誘い、次男を説得し、2台で目的地へ向かいました。
店内でも次男への暴言は止まりませんでした。 長男は何もしていない、声すら発していない次男に対し、
「目の前に座るな」
「視界に入るな、ご飯が食べれなくなる」
「横に座るな、気持ち悪い」
と言い、次男はどこに座っても徹底的に存在を否定をされていました。
長男の席から、テレビが見え、それが次男の好きな番組だったので、次男はテレビが見える席に移動しようとしました。 すると長男が、
「お前は見るな」
「絶対にダメ」
「こっちに来るな!」
「まずくなる」
と言い、最終的には次男の顔面を拳で殴りました。
長男は次男が少しでも手を触れた食べ物は「汚い」と言い、絶対に口にしませんでした。
次男は泣いていて、 長男はテレビを見ながら笑っていて、私にはとても見るのが耐え難い異常な光景でした。
両親がどんな対応をしたのかは思い出せませんが、吐き気がするほどの不快感は覚えています。
・・・
ずっとこんな感じで次男は長男にいじめられ、何もしていないのに毛嫌いされ、次男がとても可哀そうでした。
長男を可愛がらなければならない事は重々承知していましたが、どうしても、どうしても気持ち追いつきませんでした。
長男が次男をいじめている時に、私は長男の事を、
無理・・・
可愛がれない・・・
全然可愛くない
と感じてしまい、それが私の中にある、本当の気持ちでした。
就寝時、長男は次男が話す事は決して許さず、ずっと私に話しかけてきました。
一方的にずっと話していて、私はとても長い時間、長男の話を聞いていました。
23時だ・・・
もう寝てほしいな・・・
私も眠たいな・・・
・・・
野外活動で泥だらけでしたが、長男は意地でもお風呂に入らず、着替えもせず、そのまま眠りにつきました。