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220 できない事はできないと言って良いの?

220 できない事はできないと言って良いの? 

 

2022年8月2日 

 

ラインで相談依頼をして以来、先生が毎日子育てのヒントを私に伝授してくれていました。 

 

「子育てにはコツがあります」 

 

「ツボを気持ちよく抑えると、いろんな事が同時に好転していきます」 

 

「生まれ持った、本来の良さを発揮してくれるようになります」 

 

「 みんな、それぞれの良い特徴を持っています」 

 

「大人のせいで、その良さを封印してしまうのです」 

 

「今、子供は自信を失っているだけ」 

 

「今までの子育てを謝って、お詫びして、いい子になってもらいましょう」 

 

と教えてくれました。 

 

・・・ 

 

その日も私は、長男と上手く接する事ができませんでした。23時に長男に、 

 

「ご飯を食べたい」 

 

と言われ、弟妹も遅い時間なのになかなか寝付かず、イライラしていた私は、長男にご飯をささっと作り、無言でその場を去りました。 

 

無言で去っていく私に、長男が、 

 

「おいしそう、ありがとう」 

 

と言いました。

 

私は振り返らずに、無言で寝室へ戻りました。 

 

「言う事聞いてるでしょ!」 

 

「なんか文句あるの!」 

 

そんな気持ちでご飯を作り、その感情を態度に出し、長男に食事を渡したような気がします。 

 

・・・ 

 

長男がどん底にいる時には優しく対応できていたのに、今はできない。 

 

と先生に相談すると、先生は、 

 

「お母さんはね、疲れすぎ」 

 

 「『ごめんね』と謝って、『できないよー』と弱音吐いて良いのです」 

 

「何でもやろうなんて、無理!」 

 

「出来ることを、出来る範囲で」 

 

そうアドバイスをくれました。 

 

何か言われたら、全て答えなければいけない! 

 

そう思っていました。 

 

優しい気持ちで長男のお世話をできない自分自身にイライラしていた私は、 

 

「え・・・やらなくていいんだ」 

 

「頼まれたこと、全部やらなくていいんだ!」 

 

と思いました。 

 

・・・

 

他にも、 

 

「育ち盛りの9歳の子が、23時から食事をする事も健康面で心配だ」 

 

と言うと、 

 

「人間は、そう簡単には故障しません」 

 

「腹が減ったら食べるし、腹減ってなかったら、食べません」 

 

と言い、私が、 

 

「子供の要望に、どこまで答えて、どこから断って良いのか、落とし所が分からないんです」 

 

と言うと、 

 

「やりたくない時は、やらない!」 

 

「これで良いんです」 

 

「諦めが肝心」 

 

「自分でやってもらって、自分で作ってくれたらその事を感謝し、『ありがとう』を伝えて下さい」 

 

と先生は言っていました。 

 

・・・ 

 

他にも、 

 

「長男はすでに、ゲームは無制限ですが、7歳の次男も無制限で良いのか?」 

 

の質問には、 

 

「ゲーム楽しいんだね!よく集中できるね、凄いねー、と褒めておいて下さい」 

 

と言いました、私は、 

 

「えーーーーーー!」 

 

「制限しなくていいんだ!」 

 

「制限しなくても、この子達が将来おかしくならないなら、気持ちが楽だ!」 

 

と思いました。 

 

「夏休みでゲーム時間が無限にあるので、長男も次男も1日中、ゲームをしています」 

 

「長男は今に始まった事ではありませんが、次男はまだ7歳の小学1年生です」 

 

「1日15時間以上、毎日毎日ノンストップでゲームをしているのですが、制限しなくて大丈夫なのですか?」 

 

と、私が聞いても、先生は迷うことなく、 

 

「大丈夫!」 

 

と返事をくれました。 

 

この先生は、いつも、必ず言い切ります。 

 

迷いを見せず、言い切る。 

 

その指導方法が、私にはとても合っていました。 

 

影響されやすい性格の私は、言い切ってもらう事で、自信をもって好き放題にさせる事ができたのです。 

 

先生は私に、 

 

「子供たちの事は、一切注意せず、当面褒め殺ししといてね!」 

 

と言い、私は、注意しなくていいんだ!褒め殺しを頑張ろう!と思ったのでした。