122 2022年のお正月 次男
122 2022年のお正月 次男
当時、次男は多動性がとても激しくなっていました。
・ずっと頭を振って走り回り、人にぶつかる
・一秒も止まることなく体を大きく動かし続ける
・家の中でも壁から壁へぶつかり続ける
・笑わず、表情が乏しい
とにかく動くのです。
家中の物に当たり、物が倒れたり、壊れたりしていました。
絶対に普通ではない、発達障害と呼ばれるような動きが沢山出ていました。
主人と私は、
「もう!止まってよ!」
と、叱ってしまう事が何度もありました。
次男は爪を全て噛み、10円禿ができ、祖父母とのコミュニケーションもあまりとれませんでした。
実家の近くに住んでいる、姉には懐いていて、一緒にパン屋さんへ行ったり、楽しそうに過ごす事もありましたが、基本的には部屋の隅にいて、自信なさそうに周りを見ている子でした。
私に異常に執着しており、私の作った物しか食べない、人が次男の食事のお皿に触ると癇癪を起こし、もう食べない、私が空間に居なければ、不安で探し回る、返事をするまで叫び続ける、そんな状況でした。
長男にも次男にもとても手が掛かり、神経を使う、更に、2歳の娘は普通にまだ手がかかる。
あー、疲れたな。
どうして我が子たちは、こんなに手がかかるのだろうか?
そして、どれ程周りに、頑張っている、普通は精神持たないよ、と言われても、私の中に刻み込まれている、いつもの考えに辿り着く、
「あー、私は頑張れない、子育てなんて向いてない、辛すぎる、上手に子供を育てられない、やっぱり、私は良いお母さんではないし、良いお母さんになんてなれない、もう、嫌だ!」
それでも、逃げることはできない。やるしかない。私の居場所はここにしかない。
いつか、こんな日があったね、と思える日がくるのだろうか・・・