262 不安とは
262 不安とは
私の目には長男も次男もとても不安が強い子に見えていました。その事をM先生に伝え、
「我が子達は、不安が強いせいで学校生活が辛いのではないか?」
と質問しました。先生は、
大人でも、子供でも、皆何をするにしても、新しい事を始めるのには、不安が先立つのです。
それが人間というものなのです。
子供は特に、自信がないので、不安が強いのです。
親は、
『どんな時でも、どんなことでも大丈夫!お母さんが付いてるからね』
『あなたなら絶対にできるよ』
と、後ろから何回でも声を掛けて励ましてあげて下さい。
子供に、
あー、失敗しても、死ぬわけじゃないな。
どんな失敗も、お母さんは受け止めてくれるんだ!
と思わせてください。
そんな温かい経験を沢山して、子供は心が強くなります。
どんな事にも興味を持って、取り敢えずやってみる、という生き方ができるようになります。
・・・
生まれたばかりの赤ちゃんは、皆恐れを知らず、何にでも興味を持って、自由にやっています。
それなのに親が、あれはだめ、これはだめ、ああしろ、こうしろ、危ない!あなたには無理!と言い、子供が失敗したら失敗した事を責め、親の思い通りにしていないと罰を与える。
そんなまずい育て方のせいで、子供たちは不安の強い、自信のない子になってしまうのですよ。
不登校は、子供が勇気をくじかれている状態と考えましょう。
子供の心を育み【失敗は成功のもと】を合言葉にして励まし続ける必要があります。
子供は親の愛情が心の奥にまでしっかり届いていれば、失敗を恐れずに、色々な事に進んで挑戦していくようになります。
家庭が楽しい雰囲気である事、それが何よりも大切です。
とにかく子供を愛してください。
愛される経験、【失敗は成功のもと】と思える事が失敗を恐れない精神を生むのです。
と教えていただきました。