199 2022年7月、夏休み前の長男の様子
199 2022年7月、夏休み前の長男の様子
2022年7月7日
長男が次男の通う発達凸凹の子専門の塾に「行ってみたい」と言うので連れて行きました。
その塾は完全個別指導です。
繊細で人と関わる事が苦手な子が多いため、生徒が安心して塾に来れるよう、2階建ての民家風の建物の中には先生1人と生徒1人だけだと言っていました。
塾はとても人気でした。
体験はすぐにできるのですが、通いたくても席が空くまで3年待ちでした。
不登校枠は半年ほど待てば空く、との事でした。
次男は単発で空きが出た時に行っていました。
この日は長男の体験の日です。
新しい場所、知らない事をする事に強く抵抗する長男は、塾へ行く前そわそわし、とても緊張していました。
塾へ行ってからも、私の手を離さず、同じ室内にいるよう要求しました。
長男は先生と少し話すと、私と離れ1人で教室に残ることが出来ました。
緊張していましたが、次男のように部屋に入れないなどはなく、先生の穏やかで大らかな雰囲気で安心している様子でした。
帰宅すると長男は、
「あの先生、僕好き」
「凄いねっていっぱいいってくれた」
「通おうかな」
と言いました。
先生からの指導報告書には
・とても素直
・算数が好き
・工作や絵が好き(特に模写)
・社会・理科・英語が嫌い
・深く話をしていくと、教科と言うよりも書くことが嫌い
・言葉のチョイスが極端
・とにかく素直でエネルギーのある子
・パソコンに興味あり
と書いてありました。
・・・
5月末から週に1,2回のペースで何度も担任の先生が家庭訪問をして下さり、長男もそれを喜んでいるように見えました。
7月になり夏休みが近づくと、担任の先生が、
「夏休みは学校に足が向くことを目標にしましょう」
「僕以外の、教頭先生などにもさり気なく会えるといいなと思います」
「夏休みの頑張り目標を長男さん主体で決めましょう」
「その前の、7月13日に家庭訪問に行きます」
「長男さんからリクエストのあった、夏休み日誌も持っていきますね」
と話してくれました。
・・・
長男は穏やかに過ごしているものの、現状維持、という感じでした。
以前のように
「学校へ行きたい」
という事はなく、学校へ行く意欲は下がってきているのかな、という印象です。
・・・
2022年7月13日
先生が家庭訪問に来ました。
夏休みの宿題計画表を2人で作成したようでした。長男は、
「漢字ドリルを頑張りたい」
「夏休みはまず、週に1回は学校へ行けるように頑張りたい」
と言っていたそうです。
夏休み、7月26日に学校へ行く約束をしたようでした。
先生が帰宅すると長男は顔が晴れ、嬉しそうにしていました。