23 心療内科と言う選択肢
23 心療内科と言う選択肢
不登校気味の長男が、家庭内では情緒がとても不安定である事を学校に話すと、学校側に心療内科を薦められました。
学校の先生は、心療内科医はプロなので、原因を引き出してくれるのではないか?と言っていました。
私は、今の状態の長男を心療内科に連れて行けば、「僕を信用していない!僕は病気じゃない!」という気持ちから親への不信感で、より心を閉ざしてしまうのではないかと心配していました。
主任の先生は、私に、
「本人にだらけ癖がつくので、学校を休ませても課題を与え、絶対にストレスフリーにさせないように」
と言い、
「家にいるのが楽になり益々行かなくなるのは怖いですから!」
と言われました。
・・・
2021.9月末
長男が私に、
「1時間目の音楽はお休やすみして、その後学校へ行くのはどう?」
と提案をしてきました。私は長男に、
「音楽嫌なんだね、でも他の子も嫌でも頑張っているんじゃないの?」
と長男の提案には乗りませんでした。
・・・
その日、担任の先生から電話があり、長男が3年生になってから初めて手を挙げて質問したと聞き、波はあるけれど、 少しずつ良い方向に向いてきているのかな? と私は安心したのです。
そんな嬉しい報告を聞いていたのに、長男は、
「クソつまらんかった」
と不貞腐れながら帰宅しました。
・・・
夜は長男の機嫌が悪く、長時間次男にテレビを譲りませんでした。
次男は、
「僕もテレビ見たい!長男見過ぎ!ずるい!」
と怒っていましたが、 長男はわざと2時間の番組を選択し、
「は、は、は、これ終わったらどうぞ!って言ってますよね!」
「ねぇねぇ聞こえませんか?聞こえないか!バカだから」
とまた次男に暴言を吐いたのです。
そんな長男のわがままな振る舞いに対し私は、
今は耐えるしかないのか、 叱る人がいないとエスカレートしてしまわないか、反抗期なのか、 私が可愛がって育てた子は、【こうゆう子】なのだろうか?
と、とても悲しい気持ちになりました。
気持ちの浮き沈みの激しい長男は、常に「怠い、怠い」と、言っていたので、私はこの子は鬱なのかな・・・と心配になる事もありました。
ネットで調べた情報に照らし合わせ、もしかしたらこの子は発達障害かもしれない!と思った事もあり、むしろ発達障害であってほしい!発達障害と診断された方が今までの子育ての困難さの説明がつく!
この子は育てるのが難し過ぎる、と思っていたのです。