2 夏休み明け前日の夜の出来事
2 夏休み明け前日の夜の出来事
2021.8.31
夏休み最終日の夜、長男は突然、
「僕、明日学校へは絶対行かない!」
と、言いだしました。
【不登校】という言葉すら知らなかった私は、
「40日間もお休みだったのに何を言ってるの?」
と、素気なく言ったような記憶があります。
・・・
長男は眠りにつく迄の10分くらい、ずっと私に、
「明日は学校へ行かない」
「絶対に行かない」
「絶対に行かないからね!」
と言い続けました。
寝室でそれを聞いていた私は、
{あー、怠け癖ー、夏休みボケー}
くらいに思ってました。
私は長男の訴えを全く重く受け止めてはいませんでした。
長男は生まれてから今まで、悲しい、辛い、苦しいと泣いて訴えることをあまりする子ではありませんでした。
威勢を張って相手を威嚇し、自分を守る、そんなタイプの子でした。
「学校を休む」
「学校を休む」
と言い続ける長男の訴えを私は、
相変わらず、本当にわがままな子だな、とイライラしながら聞いていました。
・・・
そして、一夜明けた、2021年9月1日、朝起こすと長男は、
「昨日の夜、僕行かないって言ったじゃん!」
と言い、起きてきませんでした。
私は、何甘ったれてるの?というオーラを出しながら、長男を起こし、その日はなんとか学校へ行かせました。
その日を境に長男は、行き渋る、休む、泣きわめく、暴れる等様々な異常行動を始めたのです。
そして、1か月半程過ぎた、2021年10月13日から、長男は1年半もの間、【完全不登校】になりました。
【完全不登校】になるまでの1日1日をこの後詳しく記入していきます。