232 先生へオンラインゲームの相談
232 先生へ、オンラインゲームの相談
オンラインまで自由にやらせていいのか?と相談すると、先生からは、
「まだ、子どもをコントロールしているのですか?」
「なんでも、子供の好きにやらせて下さい」
「どうなろうと、本人の問題です」
「ほっといて、自分で報いを受ける」
「転ばぬ先の杖が、1番人間をダメにします」
「ありがとう活動をきちんと続けて、愛と絆の確信を得られていった先は、ちゃんと、自分で決めて頑張れる子になります」
「親がとやかく決めて、言うことを聞かせて、あー、いい子だなぁ、よかったよかった、って、そんな事やってばかりいるから、ろくな事が起きないんです」
「子供には、【ありがとう】を伝え、愛情とスキンシップを沢山与えて下さい」
と言われました。
そう言われても、私は、9歳で昼夜逆転している子に、オンラインを規制せず、約束も一切なしにするのは不安と恐怖がありました。
私にとっては、脳が震えるほどの恐怖でした。その事を伝えると、
「お母さんは、不登校児には、どんなルールが必要で、守らせたいと考えますか?」
「不登校は、どうやったら治ると考えますか?」
「ゲームをやめ、生活のリズムができると、不登校は終わると思いますか?」
「ルールをきちんと決め、厳密に守らせ、守られなければ罰を与えて、学校復帰を目指すのですか?」
と聞かれました。私は、
・不登校が終わるのは、心が、今の自分のままで良いのだと、本人が、自分自身に自信を持てた時だと思っている事
・生活リズムも、無理矢理起こしても無駄な事
・そんな思いから、この1年ずっと、長男を自由にさせてきた事
・先生に言われるまでは、ありがとう作戦はしていなかった事
・ただただ好きにさせて、頼まれた事を快諾していた事
・長男の不登校の原因は、次男が生まれてから母親に見捨てられるのではないか、母親は僕を嫌いなのではないか、という不安から。不登校解決は、その不安を取り除く事だろう。
と答えました。
先生が、
「僕もそう思います、不登校の原因はそのことだけ、と決めましょう」
「愛されていないのではないか、という不安を取り除き、安心したら、どんなにオンラインが楽しくても自制します」
「安心感を得て、自分自身に自信がつけば、他にもやりたい事がたくさん出てきます」
「不登校の原因を、親子関係の問題と捉えて、しっかりフォローして下さい」
「親子関係は改善しますし、行動性もかなり変化してきます」
「小さい子でも、きちんと信頼してあげれば、それに答えようとします」
「子どもは、信頼された時に、成長します」
「子供が、親にとって、耳の痛いことを言っているときは、親自身が、自分を振り返るチャンスです」
「子供は、お母さんに、しっかり愛してもらって、抱きしめてもらって、信頼してもらって」
「人として、すっごく大切な、安心感、安らぎを体験すると、本来の良さが、どんどん引き出されてきます」
「ゲームしか楽しみがない子になったら、どうしよう。と、心配する必要はありません」
「学校に行くのか、行かないのか、自分で決められます」
「自分で決めて、いろんな不安も、自分で乗り越える自信が出てきます」
「出てこないかもしれません。でも、少しずつ、少しずつ、受け入れられるようになるのです」
「自分を、受け入れてもらえた体験が、何より大事なのです」
「その体験を経て、他者も受け入れられるような器ができてきます」
「親が、自分を受け入れてくれないと思っている子は、他の仲間を受け入れられません」
・・・
それでも、なお、私が、今の長男の生活に、オンラインゲームは不安と恐怖がある事を伝えると、先生は、
「不登校も、ゲームに埋没してしまうのも、それ自体が悪いことではありません」
「お母さんは、子供を自分の思い通りしたいだけですよ」
「思い通りにコントロールできないことに不安を覚えています」
「子供に対して『私の言うとおりにしなさい!でないと、不安だ!』と思っています」
「子供は、親の言う通りになんてなりません」
「子供は、親を10,000回試します」
「痛いところばかりを攻撃してきて、親は何度も、試されます」
「親がその都度、その攻撃に対し、切れて、信頼の貯金を使い果たすのではありませんか?」
「子供の悪い面に着目するのはやめて、子供の良い面、家族への貢献に着目してください」
「やりたい放題やっていても、それが、とても熱中していたり、兄弟仲良く取り組んでいたり、こころから楽しんでいるとか、それなら、良いのです」
「それを続けていくと、子供は、自己受容感をたくさん、味わっていきます」
「理解され、受け入れられる、という体験を、たくさんできます」
「感謝されて、自分の存在の価値に気が付きます」
「割とイケてる自分を、好きになれるでしょう」
「それが、人間の本質的な強さになります」
「今まで、他の人に何か言われる度に、絶望していた生き方が、変わってくるのです」
「自分が、好きになれる」
「誰かに、本当に好きになってもらえて、はじめて、自分の良さに気がつけるんですよ」
「子供たちをとにかく抱きしめて下さい」
「心から、安心できるように、スキンシップを取ってください」
そうアドバイスをもらいました。
自分の不安を取り除くために子供をコントロールしている、と気が付き、私は長男とオンラインゲームを繋ぐ約束をしました。