ブログ

200 機嫌のよい日が増えているように見える

200 機嫌のよい日が増えているように見える 

 

2022年7月前半 

 

長男が朝6時に起き、機嫌がよく、娘と外で遊んでいました。 

 

次男にも優しく、長男に優しくされている事が嬉しい次男は、 

 

「学校へは行かない、長男と遊ぶ」 

 

と言いだしました。 

 

私が次男をなんとか促し集合場所へ向かわせようとした時に、長男が、テレビをつけてゲームを始めました。 

 

次男が反応しました。 

 

ようやく集合場所へ向かいかけていた足を止め、テレビ画面に釘付けになっています。 

 

私はそれを見て、長男に、 

 

「ちょっと今はやめて。学校に行こうとしている子がいるのに」 

 

と言いました。長男はそれを聞いて、 

 

「あ・・・」 

 

と言い、テレビを消しました。 

 

・・・

 

次男を送りながら、私は、 

 

「あー、また余計な一言を言ってしまった」 

 

「『学校に行こうとしている子がいるのに』は明らかに嫌味に聞こえる、言わなければよかったな・・・」 

 

「帰ったら、長男機嫌悪いんだろうな」 

 

「折角元気に朝起きてきたのに、また不機嫌になっちゃうな・・・」 

 

と思いながら帰ると、長男は私に向かって、 

 

「お母さん、さっきの言い方はちょっと酷くない?」 

 

と冗談交じりに、怒らずに伝えてくれました。私が、 

 

「そうだよね、嫌だったよね」 

 

「長男、お母さんに嫌って伝えれるようになったね」 

 

「前はあまり言わなかったよね」 

 

と言うと、長男は、 

 

「そうだね」 

 

と言い、機嫌が良さそうでした。 

 

そんな風に落ち着いており、何となく回復してきているな・・・ 

 

小さい頃から難しい子と思い込んで育ててきたけど、本当はとても優しい子なのだろうなぁ・・・ 

 

と思っていました。 

 

・・・

 

長男が落ち着いていて、元気で明るいと、我が家の全員が元気になりました。 

 

私も、次男も娘もです。 

 

私と次男は長男の不機嫌時の攻撃対象なため、特に影響を受けました。 

 

次男は長男の攻撃にあうと、黙り、無表情になり、その後私に当たる事が多かったです。 

 

私は長男に、 

 

「長男が元気でみんなに優しくしてくれると、家の中が明るくなる」 

 

「ありがとうね」 

 

と言っていました。長男は、 

 

「僕は関係ないでしょ、でも、そうなのかな・・・僕って凄いね!」 

 

と笑いながら返してきたり、 

 

「いや、いや、僕は関係ないよ、お母さんのお陰だよ」 

 

という事もありました。 

 

・・・

 

そんな穏やかな日もありますが、日によって長男は、次男への否定的な発言、態度が酷い日がありました。 

 

原因は分かりません。 

 

ここ最近は落ち着いており、行き渋りの時のように次男を酷く否定する事はほとんどありませんでした。 

 

・・・

 

2022年7月1日 

 

この日はなぜか、長男は次男にとても酷く当たりました。 

 

ギリギリ学校に行けている感じの次男の不安定さを心配していた私は、励ましのつもりで次男の頑張りを認める発言をよくしていました。 

 

長男は基本的にはずっとリビングにいるので、私が次男を褒めている空間にはいつも長男がいました。私が次男に、 

 

「足し算始まったんだね」 

 

「楽しい?」 

 

「頑張ってるね」 

 

「今日も1日お疲れ様」 

 

そんな普通の会話です。 

 

それ以外にも、私が次男の担任の先生から聞いた頑張った事を次男に話すと、長男は敏感に反応し、 

 

「こんなんで褒められるの?」 

 

「クソバカでもできるし」 

 

「こんなバカ褒める意味ない」 

 

「無駄」 

 

そんな事を次男に言い続けます。 

 

とにかく言い方が酷いのです。 

 

そんな長男の姿を見ると私の頭の中に児童精神科の先生の言葉がよぎるのです。

 

「お兄ちゃん、異常だよ、どう見たって異常、薬を飲ませなさい」

 

安定している時は、何でそんな事言うの!酷い!と思えるのに、酷く不安定になると、

 

「やっぱり、おかしいの?」

 

「この子は異常なの?」

 

「薬を飲ませるべきなの?」

 

と私の心は揺れてしまうのです。

 

・・・

 

幼少期からずっと長男は次男が褒められたり、認められたりすることが不快なようでした。 

 

自分以上に次男が注目される事もとても嫌がりました。 

 

この日長男は、次男に攻撃する以外、他の家族とはとても穏やかに関わっていました。