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300 子供の心理

300 子供の心理 

 

2022年9月末 

 

この時期の次男は、朝食が気に入らず、暴言を吐いて暴れ、学校に遅刻する事がよくありました。 

 

朝ご飯を作っても、気に入るメニューじゃなければ食べず、目の前に朝食が置いてあるにも関わらず、私に向かって、 

 

「今日の朝ご飯なに?」 

 

「ねー、早くご飯ちょうだいよ」 

 

「朝ご飯なしかよ!」 

 

と神経を逆なでするような事ばかり言ってきました。 

 

・・・

 

別の日は、主人が次男にチャーハンを作ると、出来上がった食事を見もせずに、 

 

「絶対まずいから食べない」 

 

と言っていたのですが、文句を言いながらも出来上がったチャーハンを見に来たので 

 

「見るだけ見てくれたんだねー」 

 

「嬉しいなーありがと」 

 

と夫婦で言い、その後は次男に何も言いませんでした。 

 

すると次男は、何も言わず、不貞腐れたまま、チャーハンを食べ始めました。 

 

・・・

 

偏食の酷い次男の、毎日の朝食の用意がとてもストレスになり、夜のうちに、朝ご飯を決めてもらう事にすると、スムーズに朝食をとれる日が以前よりは増えました。 

 

・・・

 

この時期の次男は、朝は通学団では登校せず、起きた瞬間から不機嫌で、朝食も文句ばかり言う。 

 

遅刻をしているのに、給食を食べたら帰りたい、と言い早退をする。 

 

家に帰ってからは返事もせずにゲームばかりしている、そんな次男の姿に、この子はどうなるのだろう?と将来に不安を感じない日はありませんでした。 

 

・・・

 

私は、上手く感情を抑える事が出来る日もあれば、苛立ちが顔に出てしまう日もありましたが、何とか挑発にのらないように、と頑張っていました。 

 

内心は「ふざけんなよ!」と思いながら、なんとか耐えている事もよくありましたが、私が感情を抑え優しく対応すれば、良い事が起こる頻度も増えていきました。 

 

例えば、長男の友人におやつを作り、出そうとしていると、次男が、 

 

「ずるい、みんなにばっかり」 

 

と言い怒り出し、私が、 

 

「次男が全部食べていいんだよ」 

 

「次男が優先!次男が食べて、お腹いっぱいになって友達にもあげられるならあげたらいいよ」 

 

と言うと、「友達にあげてね」と一言も言っていないのに、自分は食べずに友人の所へおやつも持って行ってくれました。 

 

・・・

 

子どもの言動は理解不能で、予測すらできないと苛立ってばかりの日々の中で、時折、打てば響く、と感じる瞬間も、少しずつですが増えてきたように思います。

 

以前の私は、子供がどうしてほしいのか、どんな気持ちでいるのか、と子供の心に寄り添う姿勢はもてず、子供をどう納得させよう、どうやって言うことを聞かせよう、ということばかり考えていたことに気が付き始めていました。

 

そんな中、私だってコツさえつかめば、子供とうまくやれるかもしれない、という期待感が、自分の心の中に芽生えてきたようにも感じていました。