66 学校の対応 教頭先生との話
66 学校の対応 教頭先生との話
同じ市内に少人数制の公立小学校がありました。
全校生徒12人ほどです。
ここでもいい!
ここなら団体生活ではない。
ここなら行けるのではないか。
思い立ち、すぐに電話しました。
とても感じの良い担当者の方は、親切に、こう説明してくれました。
・現在の小学校さえよければ受け入れ可
・中学からは今の小学校の子達が通うマンモス校と合流
・わが校は、のんびりやってます
長男は【学校】=【悪】になっている。
行くだろうか?
私は、オルタナティブスクールの枠が空くまでここに行けばいいのに。
遠方に出し寮に入った方が協調性は養われるのではないか?
鍛えてもらうしかない!
そう考えていました。
その日は教頭先生と面談しました。
カツカツカツカツと、ヒールの音を立て、せかせか歩きながら教頭先生は教務主任を紹介してくれました。
教頭:
「彼がお話を聞きますから」
主任:
「不登校対応させてもらいます」
私:
「不登校児の対応は何度もされているのですか?」
主任:
「まぁ、多少は」
私:
「子供をどう動かすか、何度か経験されているのですか?」
(どんなアプローチをするのか確認したかった為)
主任:
「んー、色々な子がいるので」
私:
「今は学校の話題も出せません 荒れます」
主任:
「それなら、しばらくは無理させない方がいいです」
私:
「それしかないですよね・・・」
教頭先生は私の話を聞きましたがとても事務的でした。
話中何度も何度も時計を見ていた印象だけが残っています。
私は人の名前、顔を覚える事が得意ですが教頭先生の事は何一つ思い出せません。
話の内容も何一つ覚えていません。
それ程意味のない話合いでした。
教頭先生は明らかに興味がなさそうに
「初めて聞くのでね、そうゆう子は」
「んー、どうしていきましょうね」
と、また、時計を見ながら言いました。
復学する際に勉強が分からないと長男が辛いと思った私は教頭先生にお願いをしました。
私:
「4年生に向けて、万が一「行く」と言った場合、学力で困らない様 絶対に外せない学習課題のプリントだけいただけませんか?」
教頭:
「あ、はい。そうですよね、担任に伝えておきます」
解決策を提示される事もなく、私の気持ちを聞いてくれるでもなく、
また時計を見て
教頭「あ、はい、時間です」
私 「お時間いただきありがとうございました」
・・・
ただただ無意味だな。と思いながら帰宅しました。
娘の預かり場所を苦労して探してまで聞くべき話ではないな。
その後何日経っても課題のプリントは届きませんでした。
どうせ、やらないし、いいんだけど。
でも、なんかな・・・。