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283 捉え方

283 捉え方 

 

2022年9月 

 

完全不登校以来「家のお風呂は卒業します」という宣言と共に我が家のお風呂に入らない長男をできる限り2週間に1回は近くの銭湯へ連れて行くようにしていました。 

 

その日は銭湯に誘うと長男は「行く」と言いついてきたのですが、着いてお風呂に入り終わるとすぐに帰りたがりました。

 

その事を私は、残念そうにM先生に報告していると、 

 

「お母さんは気が付いていないかもしれませんが、その【すぐに帰りたがった】事に着目する思考がダメです」 

 

「『銭湯に誘ったら、なんと一緒に来てくれた!嬉しい!』そんなふうに、良かった事に着目する癖をつけて下さい」 

 

「『早く帰りたがったんです』は悪い面への着目ですからね」 

 

と言われ、私は、そうか、私はやっぱりまだ、出来ていない事、心配な事ばかりに目がいくな・・・と再認識しました。 

 

・・・ 

 

そんなふうに何度も先生に【良い面に着目するように】と言われていても、昼夜逆転し、ゲームか動画を片時も手から離さず無気力にずっと布団の中にいる9歳の息子を見ると、どうしてもこの先、この子はどうなるのだろう?と思ってしまう自分がいました。