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30 激しくなる暴言

30 激しくなる暴言 

 

2021月10月7日 
 
 
この日長男は朝「夢の中でウザイ女殺した」と淡々と言いながら起きてきました。

 

しばらくの間、うざい、うざい、殺す、殺す、と、ずっと呟いていました。

 

私は「そっか・・・」以外の言葉は出ず、 黙っていると、長男が「だるい、お腹痛い」とうずくまっていました。 

 

長男の暴言は日に日に激しくなり、私にはとても正常な精神状態には見えませんでした。

 

長男の口に出す言葉は常に、

 

「殺したい、うざい」

 

「学校やめたい、くそつまらん」

 

 そればかりで、私はこの子は精神病なのではないか・・・と思うようになりました。


 目がうつろに据わっており、いつか、本当に、何かしてしまうのではないかと学校に行かないのとは別の心配をするようになりました。 

 

精神病院を調べると、小児を診ている心療内科はとても少なく、早くても4か月後の1月末の受診です、と言われました。  
 

心配した私は「もう、休んでいいよ」と言うと長男は「今日は行く」と言ったのですが出発時間が近づくと「やっぱり今はいけない」と言いました。 

 

私は学校への連絡があるので、行くか休むかだけ教えてほしいと伝えると、少し考えるね、と言っていました。


次男を幼稚園に連れて行く支度をしている間中、長男は次男と娘の前で悲観的な言葉を繰り返し呟き続けていました。 

 

学校に、長男が遅刻か欠席か決め兼ねている、と連絡していると、長男は私が誰かと電話で話をしている事に過剰に反応し、

 

「携帯で何しているの?」 

 

「どこに?何話しているの?」 

 

「何を話しているのか内容を教えて」 
 

としつこく聞いてきました。

 

長男は私が少しの間部屋からいなくなるだけで探し回り、ストーカーのようについて回りました。 

 

・・・

 

もう自分ではどうしていいのか分からない私は、担任の先生にスクールカウンセラーの予約を頼みましたが、混雑しているようで、6週間後なら予約が取れる、と言われました。 
 

担任は対応にとても困っていると相談しても「様子を見ましょう」 としか言わず、私ではどうしたら良いのか分からず、誰に相談したらいいのだろう・・・と相談先を探していました。 

 

・・・

 

朝、次男の方が出発が遅い為、長男がいると次男は幼稚園を休みたがりました。 

 

長男の不登校、暴言は悪化していましたが、私が以前よりも否定せずに話を聞くからか、私に気持ちを伝えてくれる事も多くなり、長男の話をじっくり聞きたい気持ちがありましたが、この時期は次男の無気力、私への執着も酷く、次男も娘もずっと私に張り付いているので物理的に長男の話をゆっくり聞いてあげる事はとても難しかったです。

 

私は平日に1人で子育てする事に限界をかんじていましたが、解決策も見つけられず、どうしたらいいのだろう? と途方に暮れていました。