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218 コミュニケーション能力の低い次男

218 コミュニケーション能力の低い次男 

 

2022年夏休み 

 

次男にどんなに優しく接していても、暴言をスルーし続けても、次男が私に反抗的に泣き叫ぶ事が頻繁にありました。 

 

気に入らない事があり、癇癪のスイッチが入ると、次男は私を何度も何度も叩きました。 

 

「思春期になったら家庭内暴力になるのではないか?」 

 

と私は恐怖を感じていました。 

 

・・・

 

次男はこの頃、主人と行くプールを楽しみにしていました。 

 

楽しみにしていても、 

 

「僕はどうせ泳げない」 

 

という、マイナス思考のスタンスは変わりませんでした。 

 

とにかく前向きな発言をしませんでした。 

 

何に対しても、活発に何かに取り組むことをしませんでした。 

 

・・・

 

長男の夏休み登校に付いて行く時も、必ず次男が一通り激しく文句を言いました。 

 

「送迎に付いて行きたくない」 

 

「でも家で一人では待てない」 

 

と地団駄を踏んで怒っています。 

 

長男が「今から学校へ行く」という事に緊張しているため、出発前に次男の要望に向き合う時間はありませんでした。 

 

・・・

 

夏休み前からの次男の様子は、誰から見ても明らかに酷く不安定で、子供らしさは欠落していました。 

 

そんな次男の様子から私は次男は夏休み明け、8割、9割の確率で不登校になるのだろう、と感じていました。 

 

新学期に次男が少しでも緊張しない様に、 

 

夏休み中、担任の先生と会う機会をつくろう! 

 

と夏休み前から担任の先生と相談していました。 

 

・・・

 

長男が学校へ行くと、校庭で1人で待っている次男に担任の先生が会いに来てくれました。 

 

きっと、長男の担任の先生が次男の先生に、次男が来ている事を伝えてくれたのだと思います。 

 

・・・

 

次男は夏休み前、学校にいる間、担任の先生にべったりでした。 

 

放課も先生に寄って行き、一言二言会話をする様になってきたと聞いていました。 

 

・・・

 

その日次男は、担任の先生が話しかけても無反応でした。 

 

日陰でしゃがみ込み、石でずっと地面に字を書いていました。 

 

先生は自転車に乗ってみたり、サッカーをしてみたり、次男と交流を図ろうと、色々試していましたが、次男は最後まで先生と一切関わりませんでした。 

 

私はその姿を、長男が学習する4階の校舎から見ており、 

 

「あ・・・次男は本当にコミュニケーション能力がないんだな・・・」 

 

と思っていました。