179 2022年5月 家庭の様子
179 両親の様子
2022年5月10日
主人が、ぼそっと
「子育てが大変なのは分かるけど、なんでここまで我慢ばっかりなんだろう・・・」
「何かね・・・むなしくなるよね・・・」
と言っていました。
・・・
仕事も忙しく、長男は不登校で昼夜逆転、ゲーム漬け、次男も無気力でゲームしかせず反抗的。
次男はこの時、子供らしさを一切失っており、プールに行く、外で遊ぶ、外食することですらゲームが出来なくなると叫び散らして嫌がりました。
外では一切遊ばなくなり、一切笑いませんでした。
そんな子供たちを見て、主人も疲れているようにみえました。
私はそんな環境に慣れてきていましたが、幸せな家庭ではありませんでした。
娘だけは、天真爛漫で子供らしく過ごしてくれていました。
主人は会社から帰ってくると、必ず、1時間ほど長男とゲームをしてくれていました。
長男は主人が帰ってくることを心待ちにしており、帰ってくるとすぐに、
「お父さん、ゲームしよ!」
と言いました。
私も何度も誘われ、何度もゲームの相手をするのですが、
「えー・・・」
と嫌そうな態度をしてしまったり、長男が嬉しい気持ちになるような遊び方をしてあげられませんでした。
家事や、3人の子どものお世話と、不安定な長男次男の感情に振り回される事に疲れ果てていました。
・・・
長男は家庭内の家族の会話に敏感に反応し、主人と次男が買い物に行こうとしていると、
「ぼくがいない方がいいんだ」
「ぼくは誘われない」
「ぼくは嫌いなんだ」
とすぐにいじけました。
主人は、長男を誘っても、長男が外出をする事を嫌がり、いつもついて来ないので、声をかけなかったのだと思います。
それでも、長男は主人が、あえて長男を誘わない、と捉えていました。
この時期の長男は、会話の一語一語全てに反応し、全てをマイナスにとらえ、勝手にいじけ、家族に文句を言っていました。