139 子供たちの様子
139 子供たちの様子
2022.2月
4月に小学生になる次男の事が心配でした。
次男は、学校がどんな場所かを全く知りません。
親は楽しみになるよう声がけした方が良いのでしょうが、兄がすでに、学校が、いかに地獄か、を永遠と次男に話していました。
話すだけではなく、自分自身の精神が崩壊するほどに、嫌な場所なのだと、彼を見ていれば、次男は感じたはずです。
長男は先日、学校からの、誕生日カードを見ただけで、部屋から出て来なくなりました。
それほど、【学校】に対して、敏感に反応を示していました。
大体、小学生が帰宅する時間に長男は起きてきます。
宿題をする弟に、どんな声をかけるのだろう?
絶対に何か言いそう・・・
「そんなの意味がない」
「地獄へ行って来たのか」
そんな否定的な声を掛け続けられたら、私は、両者が不快にならないように、上手に対応できるのだろうか?
長男は、私が少しでも疲れた感じを出したり、眠そうにしたり、永遠に続くゲームの相手を、「休憩させて!」と断るだけで、敏感に反応し、「もーいい!」と部屋に引きこもりました。
この頃長男はやたらと、無意味に泣いていました。突然泣き出すのです。
同じ頃、次男も難しい行動が多く、家中で動き続ける多動傾向もどんどん強くなっていきました。
指示が通らず、逆なでするような言い方で相手を威嚇する。
幼稚園後に公園に行っても、ずっと私にへばりつき、遊ばず、友人が誘ってくれても入れない。
おやつをくれても受け取れない、人が来ると走って逃げて木陰にうずくまっている。
とにかく、人と関わりませんでした。
2歳の娘も、ずっと「おかあさん、遊ぼ」「あれやって、これやって」と言う時期なので、相手をしながら過ごしていました。
以前はストレスが溜まれば
「あーーーー、もーーーー、うるさーーーーい!」
と感情を出してストレス発散していました。
今日読んだ本にも、まずは、お母さんが元気になりましょう、そうすると、自然と子供が回復します、と書いてあったな。
じゃあ、この子が回復しないのは私のせいってことだな。
その言葉はとても、プレッシャーで、どんどん私を追い込みました。
精神をやられてる不登校児の長男と、不登校予備軍で人と関われなくなっている次男、ただでさえ手のかかる2歳児の娘、平日、全然帰って来ない主人。
どこをどーやったら、私が明るく楽しく過ごせるのか、教えてよ!
そんな気分でした。
明るくして、感情を出さないようにして頑張っているつもりでも、私が少し息を抜けばすぐに荒れ出す。
心は疲弊していました。
子供は回復しない。
全然良くならない。
今している事に何の意味があるのか分からない。
何の光も見えない。
例えば、こんな会話でも長男は反応を示し、私に攻撃してきます。
ゲームで課金しキャラが2人増えました。私が、
「良かったねー、増やしたの2つだけ?」
と言うと、
長男は、
「だけ?だけって何?酷いよね、だけってさ、ほんと酷いよね、お母さん酷い!!!」
あ・・・そっち。
そうゆう捉え方なんだ。
全てを否定的に捉え、私に向けて怒りを爆発させる。
「ごめんごめん、良かったね!楽しいといいね!」
と言っても、しばらく機嫌は直らず、言葉の攻撃が続く、家庭の空気が悪くなる。
そんな毎日でした。