212 2022年、長男が4年生の夏休み
212 2022年、長男が4年生の夏休み
夏休みに長男が誰もいない校舎へ行くと言いました。
夏休み前の最後の家庭訪問の時に、担任の先生と約束をしたようでした。
次男、娘も夏休みで家にいるため、全員連れていく事になりました。
・・・
長男は夏休み期間中
7月26日
7月27日
8月3日
8月4日
8月18日
8月31日
の計6回、誰もいない校舎へ、1時間ほど行く事ができました。
家庭学習や担任の先生との関わりの中で、長男は夏休み日誌を全て終わらせることができました。
私には、長男が前向きに学習に取り組んでいるように見えました。
不安定な日があるものの、学校の敷地内に入ることが出来たことを嬉しそうにしていました。
7月28日
8月19日
8月30日
は先生と約束していましたが、直前になり、
「今日は行きたくない・・・」
と言い、行く事をやめました。
・・・
まず、7月26日
長男に、
「今日学校行く日だよー、どうしたいー」
と言うと、うろうろと落ち着かない雰囲気を醸し出しながらも、下を向いたまま、
「うん、行く」
と言いました。
出発時刻になっても、長男はなかなか支度をせず、ウロウロと落ち着かない様子でした。
私は内心、
「この子、行けるのかな」
「どうするのかな」
とドキドキしていました。
しばらくすると長男は車に乗り込みました。
学校へ着くまでの間、長男は下を向いてずっとゲーム画面を見ていました。
・・・
学校に着くと、先生が入り口で待っていてくれました。
長男はすぐに車から降りる事は出来ませんでしたが、自らダッシュボードにゲームをしまい、伸び切った前髪とマスクで顔を隠すかのように下を向き、先生の方へ向かいました。
私の方を何度も振り返り、
「お母さんも来て」
と言うので、妹を連れて校舎の中へ入りました。
次男は学校に付いて行くことを嫌がっていた為、
「行きたくない!車で待ってる!」
と怒っており、真夏の車内で待つことは不可能なため、
「車から降りて、日陰で待っていてね」
と言い、先生、長男、私、娘で教室に向かいました。
1時間ほどの学習を終え家に帰ると長男は安定しているように見えました。私が、
「明日も先生と約束してるんだっけ?」
と聞くと、
「うん・・・明日も行く」
と答えました。
担任の先生からは、
「今日は、まず教室に慣れる事から始めました」
「後半少し学習をしました」
「教えた部分の学習はすんなりと理解しています」
「理解力があるので復学しても学習面は取り戻せると思います」
と言われました。