ブログ

不登校復活の道(ブログ)

317 良い傾向

317 良い傾向 

 

2022年10月 

 

長男にも次男にも注意をせず、暴言を吐いても、まずは聴く事を心がけ、次男が、学校に遅刻したり、時間に遅れそうな時でも、とにかく話を聴くことを優先するようにしていました。 

 

子供のペースに合わせ【待つ】事が大前提なので、効率重視で、せっかちな私には、なかなか難しい時もありましたが、【ちゃんとする】という感覚を捨てると、割と楽に出来るようになっていきました。 

 

そんなふうに子供たちに接していると、長男からも次男からも優しい言葉が出る事が増えていきました。 

 

長男は、ゲームで知りたい事があり、主人に聞きたかった様子でしたが、 

 

「お父さんのお休みの日でいいよっ、おやすみー」 

 

と言い、夜中に親を叩き起こしてでも自分の要求を伝えていた子が、相手を思いやる発言をする様になりました。 

 

こだわりが強く、自分の持ち物を誰かに触られる事を極端に嫌がる子でしたが、先日は、私に一番お気に入りのゲームのコントローラーを貸してくれて、自分はやりにくいコントローラーでゲームをしてくれていました。 

 

私が【こだわり行動だ】【面倒臭い】と思っていた長男の振る舞いは、【こだわり】と言うよりも、何事も、いい加減にやらない、一生懸命な子なのではないか、と思うようになりました。 

 

次男は主人に対しても、あまりニコニコと話す事はありませんでしたが、その日、主人が帰宅すると、 

 

「お父さん、お帰り!お仕事お疲れ様。働いてきてくれてありがとう」

 

と言っていました。 

 

今までとは、声のトーンが全然違うのです。

 

朝も、朝食を残すと、 

 

「お母ちゃん、残してすみません!」 

 

と面白おかしく、ふざけながら私に言い、笑っていました。 

 

子供たちが明らかに良い方向に向かい出している、という確信が私にはありました。

 

0