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247 プールにて

247 プールにて 

 

2022年8月夏休み後半、家族でプールへ行きました。

 

家から10分ほどの距離にある市営の小さなプールで、夕方6時ごろに行くといつもガラガラで貸し切りでした。 

 

人に会う事を嫌がる長男に、プールに人が全然いない事を話すと長男は、 

 

「それなら、僕もついて行こうかな!」 

 

とプールに一緒に行くと言い出しました。 

 

・・・

 

長男は昔からプールが大好きで、入る時にきらっきらな笑顔になるので、主人はいつも、 

 

「長男がプールに入る瞬間の、本当に嬉しそうな顔が大好き」 

 

と言っていました。 

 

・・・

 

長男は不登校以来、誘ってもプールに全然行きたがりませんでした。 

 

私は、長男がプールに行きたいな!と思ってくれた事が凄く嬉しかった事を覚えています。 

 

・・・

 

夕方はいつも空いているのですが、その日は4時ごろに行く事になりました。 

 

プールに着くと夏休みで、同じくらいの年齢の子達が沢山おり普段は行われていないプール教室が開催されていました。 

 

家を出る時は、プールを楽しみにしていて、着いてからもしばらくは楽しそうに泳いでいた長男ですが、人が増えるにつれて落ち着きがなくなり、無表情になり、様子がおかしくなりました。 

 

着いたばかりで次男と娘は楽しく遊んでいました。 

 

長男はそのままプールにいる事は難しく、私と長男だけ先に帰りました。 

 

私にいてほしい、と言う下の子達を置いて帰るのは心苦しかったです。 

 

・・・

 

プールの帰り道、私は長男に、 

 

「夏休み明け学校どうしたい?」 

 

と聞くと、 

 

「少しずつ行きたいなーとは思ってるけど・・・」 

 

「あくまでも・・・予定・・・」 

 

「行くかは決めてない・・・」 

 

「給食のデザートのじゃんけんはしない」 

 

と下を向きながら、元気なく私に言いました。 

 

・・・

 

それでも、長男は基本的に家庭内ではとても元気でした。 

 

・・・

 

その日の私の日記には、 

 

今から1年焦らずにいこう 

 

ひたすらありがとう、助かったを伝えよう 

 

大好き、素晴らしいを伝えよう 

 

スキンシップを沢山していこう 

 

と書いてありました。