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252 次男の暴言への返し方

252 次男の暴言への返し方 

 

次男に【勇気づけの子育て法】を実践するようになってから、次男の様子は家庭内で見違えるように良い方へ変わっていきました。 

 

・・・

 

私は、今まで次男が暴言を吐いてきた時に、 

 

「何でそんなこと言うの!」 

 

「もー、感じ悪すぎる!」 

 

と子供が暴言をやめるまでしつこく注意していました。

 

暴言なんて許していいわけない!

 

躾けなければ!

 

という親としての思いもありましたが、ただ単純に感情的になり、

 

可愛くない!

 

イライラする!

 

と、次男を叱りつけている事もありました。 

 

・・・

 

M先生に次男の暴言の話をすると、

 

「お母さん、今後子供たちに不適切な言葉を言われたら、僕がこれから教える声掛けをしてみて下さい」

 

と言われ次男に、 

 

「次男は今までお兄ちゃんに沢山嫌な事言われてきたから、お母さんに嫌な事言っちゃうんだよね」 

 

「お兄ちゃんにも、お母さんにも嫌な事沢山言われたもんね」 

 

「嫌だったよね」 

 

「次男の気が済むまで、今まで言われてきた分の仕返しが終わるまで、お母さんに嫌な事言い続けていいからね」 

 

と私が言うと、次男は不思議そうに困った様子で、 

 

「お母さんは今までどれくらい僕を怒った?」 

 

と聞いてきました。私は、 

 

「沢山怒っちゃったよね・・・ごめんね」 

 

と謝りました。 

 

・・・

 

しばらくすると、次男が、 

 

「お母さん、学校に【言われて嬉しい言葉】と【言われて嫌な言葉】が貼ってあるんだよ」 

 

「言われて嬉しい言葉は・・」 

 

「ありがとう」 

 

「すごいね」 

 

「大好き」 

 

とか 

 

「言われて嫌な言葉は・・・」 

 

「あっちいけ」 

 

「遊んであげない」 

 

「嫌い」 

 

とか

 

「無視する」 

 

 とかなんだよ、と色々と教えてくれました。 

 

寝る前に寝室で次男と沢山話をすると、次男が、 

 

「お母さん、沢山話を聞いてくれてありがとう」 

 

と照れながら笑いました。 

 

次男から醸し出される、この1年間とは全然違う穏やかな雰囲気に、私は嬉しくて胸が熱くなりました。 

 

その日は寝室に来る前にも、長男、次男、娘の3人で30分ほど警察ごっこをしていました。

 

1年前、同じ家で暮らす事が困難だった家族とは思えないほど平和な日でした。 

 

仲良く遊ぶ3人の姿は私の心を温かくしてくれました。 

 

・・・

 

長男のオンラインゲームもエンドレスにやり続けるのではないか、と心配していました。 

 

長男はこの時期も昼夜逆転したままで、早い時間に寝る事はありませんでした。

 

没頭してしまうのではないかと、とても心配していたオンラインゲームをしていても、家族が寝室へ行く時間になると親が声をかけなくても自分でゲームを消し、一緒に寝室に行き家族のいる空間で動画を見ている事が増えました。