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106 深夜の長男との時間

106 深夜の長男との時間 
 
 
 
私は毎日、通常通り下の子のお世話をし、寝かしつけてから、また起きて、長男の話相手をする。そんな生活に心身共に、くたくたになっていました。 

 

睡眠時間が短いのもそうですが、ただ起きている、というよりは、常に、何か重い課題を投げられて、答えの見つからない答えをずっと探している感覚でした。 

 

下を寝かしつけに行く際、必ず長男は、 

「お母さん、寂しい、起きて来てよ、後で来てよ、絶対ね、絶対来てよ」 

と、毎日言います。

 

不登校前の生活だと、子供が寝てからの数時間が、唯一の自分だけの時間でした。 

「あー、今日も1日終わったな」 

と、思った後に、昼間もずっと一緒に居る長男と一通り戯れる事に、私は幸せを感じる事はできませんでした。 

 

長男は昼間も、買い物に行く事すら嫌がる程、そばに居たがりました。 
 
 
寝かしつけの後起きて行くと、 

・深夜にまた料理をするのが面倒臭い 

・感情が邪魔し優しい雰囲気で話せない 

・上手く傾聴出来ない 

・絶え間なく続く、相手からの一歩的なゲームの話に盛り上がって話せない 

・そんな態度しか取れない自分自身を心の中で責める 

・自分の態度が良くない、と分かっていても、悪い癖を抜く事が出来ない 

・私が母親では、この子は立ち直らないだろう、と落ち込む 

 

 

周りに、どれ程頑張っている、頑張り過ぎている、と言われても、どうしても、そう思えませんでした。 

 

私が頑張れているなら、長男はもっと、良い方向に行っているはず。 

 

「あー、私はやっぱり、こんな状況でも頑張れない」 

と、気持ちが沈み、その影響で、また子供に優しくなれない 

まさに負のスパイラルでした。 
 

 

唯一、私の心が少し軽くなれたのは、いつでも姉達が、瞬時に話を聞いてくれていた事でした。